Dimitri Vegas & Like Mike – Stay A While

ベルギーの兄弟エレクトロニック・ダンス・ミュージック・デュオ、Dimitri Vegas & Like Mike(ディミトリ・ヴェガス&ライク・マイク)が、「Stay A While」のPVをBillboardで公開しました。「Stay A While」は、彼らが6月にSmash The House(Dim & Mikeのレーベル)からリリースしたニュー・シングルです。ビデオの監督はOliver Miller。

この「Stay A While」は、現在日本ではリリースされていませんがFirebeatz、Moguai、Magic Wand、Angemi、ATBらのリミックスもありますよ。

Bakermat – Living (ft. Alex Clare)

オランダを拠点に活動するハウス・ミュージック・プロデューサー/DJ、Bakermat(ベイカーマット/ベーカーマット)が、「Living (ft. Alex Clare)」 のPVを公開しました。「Living (ft. Alex Clare)」 は、Bakermatが Dirty Soul Musicからリリースしたニュー・シングルです。

Alex Clare(アレックス・クレア)は、Rudimental、Sub Focus、Don Diabloらとの仕事でも知られるイギリスのシンガー・ソングライターで、これまでに二作のアルバムをリリースしています。なおBakermatは、今年デビュー・アルバムのリリースが予定されています。

Merk & Kremont – CIAO

イタリアはミラノ出身のエレクトロニック・ダンス・ミュージック・デュオ、Merk & Kremont(マーク&クレモント)が、「CIAO」のPVを公開しました。「CIAO」は、Merk & KremontがMusical Freedom(Tiëstoのレーベル)からリリースしたニュー・シングルです。

Merk & Kremontは現在、Merk & Kremont vs. Sissa「Heart Of Mine (Extended Mix)」のフリー・ダウンロードも実施中です。

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01.Oliver Heldens – Flamingo

02.Ryan Blyth x Duane Harden – Back To You

03.D.O.D – Zipper

04.Chicco Secci & Cristian Marchi – Remãta

05.Hardwell & Blasterjaxx – Going Crazy

06.Albert Neve & Abel Ramos – Party

07.Timmy Trumpet & ANGEMI – Collab Bro

08.Showtek – Swipe

09.CID & Kaskade – Sweet Memories

10.DBSTF & Maurice West – Temple

SENSATION -Innerspace- レポート/Steve Angello インタビュー(9.3 SAT 2016)

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昨年日本に上陸、大きな話題となった“世界一美しい音楽フェスティバル”<SENSATION>の日本開催二回目が、9/3に幕張メッセで行われました。ドレスコードは“オール・ホワイト”ということで、会場内にはオープンから全身白の衣装を身にまとった観客が大集結しましたよ。

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今年の演目は“Innerspace”ということで、中央に設置された回転するDJブースや、デコレーションは、巨大なハスのよう。ブースには、筒状のライティングやプロジェクション・マッピングも仕込まれていましたね。特に印象的だったのは、約120個吊るされていた、直径1.8mの白い球体。それが炎やライティングと連動して様々な色に変容し、織り成す美しい空間は、まさに別次元のものでした。7つのステージ展開もあり、来場者は最初から最後まで、その素晴らしい演出に魅了されていましたよ。

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DJプレイのほうは、カウントダウンのあと、まずは看板DJのMr.Whiteがハウス寄りのサウンドを中心に、ダンスフロアを暖めてくれました。

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続くYAX.X & HiRAPARKは、ハード目のセットで、熱気を充満させていましたね。

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そして登場したのは、待望の再来日となったSteve Angello。「Rebel Nation」に始まり、「Someone Else」で終わる、1時間半におよぶ全力のセットで、リアル・ワールドクラスの実力をまざまざと見せつけてくれました。

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続くTom Staarは、持ち味のトライバル / グルーヴ系ハウスでフロアをロック。

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最後はYellow Clawが、Bass Musicの要素で新風を吹き込んでくれました。

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今回は来場者の女性比率もより高く、昨年にも増して洗練された雰囲気でしたね。絶妙のラインナップで音楽ファンも多く、バイブスの素晴らしさは日本最高レベルだったと感じました。世界的トップ・イベントが日本でも楽しめる<SENSATION>、来年の展開にも大いに期待です!

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以下、Steve Angelloが、超多忙の中、iLOUDのインタビューに答えてくれましたので、ご紹介しましょう。かなり気になるニュースもありますよ。

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Steve Angello インタビュー

__今年は、3年がかりのソロ・デビュー・アルバム『Wild Youth』を、ついにリリースしましたが、次のアルバムではどんな音が期待できますか?
「次のは、コンセプト・アルバムになると思うよ。とてもエレクトロニックで、クールで、たくさんのテンポ・チェンジ、メロディー、アティチュードが含まれていて、それでいてメロディックかつとてもエモーショナルになるね。ほんとにいい作品になるよ」

__ということは、もう制作に取り掛かっているんですね。
「もちろん」

__素晴らしい!また3年待たなきゃいけないですか?
「いやいやいや。これは、たぶん来年の第二四半期には出る」

__おぉ。誰とでもコラボレーションできるとしたら誰としますか?
「M83だね。素晴らしい作品を出している。交流も深いよ。どうなるかなぁ」

__もうコラボ済みなんですか?
「まだだよ。毎日お願いしなきゃね(笑)」

__このあとの予定はどうなっていますか?
「今年はあと10くらいショウがあるかな。ずっとスタジオにいたから、いい感じだね。来年は、もう1月からツアーが入っていて、とてもヘヴィーなスタートになる。1、2、3、4、5、6月とツアーして、7-8月に休む。普段と逆だね。とても忙しくなるのはたしかだ」

__近々にリリースはありますか?
「ああ、すぐ何か出したいとは思っているよ。ファースト・アルバムに収録できなかった曲がまだたくさんあるんだ。それを出そうと思ってるんだけど、11月か12月まで待とうかな」

__最後に、ちょっと細かいことを教えてください。なぜ、あなたはDJのとき‘I love you, guys’ではなく‘Steve Angello loves You’と言うのですか?
「もっと意味が深くなるからだね。‘I love you, guys’は、多くの人に言っている感じになるだろ。でも、僕はみんなに、僕がみんなのことを愛しているって覚えてもらいたいんだよ」

Interview : Tomo Hirata