Mosimann & Djs From Mars – Somebody Call The Cops

フランスのエレクトロニク・ダンス・ミュージック・プロデューサー/DJ、Quentin Mosimannと、イタリアのデュオ、Djs From Marsが、「Somebody Call The Cops」のPVを公開しました。「Somebody Call The Cops」は、彼らがBig Fish Recordingsからリリースしたコラボレーション・シングルです。

Quentin Mosimannは、3月にArmada ZoukからTom Swoonとの「I’m Leaving」、4月にRUN DBNから「Ti89」もリリースしてますね。 Djs From Marsは、3月にBig Fishから「We Play Loud」、4月に Bonerizingから「Varanasi Ghats」をリリスしてます。

Axwell Λ IngrossoとAlessoが、カクテル・アイスキャンディー事業のクラウドファンディングを開始

Axwell Λ Ingrosso、Alessoが、N1CE社を設立、カクテル・アイスキャンディー事業のクラウドファンディングを開始しました。

商品はN1CE FROZEN COCKTAILと名づけられていて、アルコール度5%。スウェーデンの“bartender of the year”を受賞したJimmy Dymottのレシピによるマルガリータ、モヒート、ピニャコラーダ、ストロベリーダイキリの4種類。すでに昨年販売を開始、スウェーデン、デンマーク、キプロスで、最初の3ヶ月で25万本を売ったという実績です。

これはちょっとしたアイディア賞もので、ひょっとしたらフェスやクラブで大人気になるかも?
日本も交渉中になってますね?!

https://wefunder.me/n1ce

Muzzaik & Stadiumx – So Much Love

ハンガリーはブダペスト出身のエレクトロニック・ダンス・ミュージック・デュオ2組、Muzzaik(ミューザイク)とStadiumx(スタジアムエックス)が、「So Much Love」のPVを公開しました。「So Much Love」は、彼らがSPRS(Spinnin’)からリリースしたコラボレーション・シングルです。

この「So Much Love」のボーカル・ループネタは、Thomas Bangalter(Daft Punk)とDJ Falcon(Stéphane Quême)が、Together名義で2002年にRoulé Musicからリリースした「So Much Love To Give」で知られるところでしょうか。オリジナルは、The Real Thingの「Love’s Such a Wonderful Thing」(1977)です。


Risa’s EDM drop report from America / 26: Rave Crew

Risa’s EDM drop report from America
第26回:Rave Crew

突然ですが、皆さんは海外のフェス仲間事情をご存じでしょうか?
海外の野外フェスってものすごく大きくて、フェス内を迷ってしまうこともあるくらいです。
そんな野外フェスに行く時に、フェス仲間がいればなんだか安心ですよね。

そこで、今回はアメリカから“EDMの野外フェス仲間のグループ意識”、“役割”、“何故みんなグループでフェスに行くのか?”など、EDMの野外フェス仲間事情を詳しくご紹介します。

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■ Rave Crew(レイヴ・クルー)
こちらアメリカでは、大きなEDMのイベントに行く時は、ほとんどの人が、自分のフェス仲間と大人数でイベントに出向きます。EDCなどの大きな野外フェスには大人数で行く方がイイ!と言われています。理由は…

・ホテル代、ガソリン代をシェアできるから人数が多いほど良い(シャトルをチャーターすれば、駐車場の混雑を避けて、会場内にスムーズに入りやすいなど)。
・はぐれても、人数が多ければグループ内の誰かしらを見つけて、なんとか一人で会場をふらつかなくて済む。
・グループ内の中から音楽のテイストの合う人を見つけて、グループ内の一部がどこかのステージに残っても、他のテイストの合うグループ内の一部と他のステージに移動して、後からグループ全員でまた合流できる(○○さんがここのステージに残るから、あのアーティストが見れなかった!という率が少なくなる)。
・グループの人が、他のグループから友達を連れてきたり、同じ趣味の素敵なPLUR仲間を増やし、交流を深めることができる。

など、他にもたくさん理由があります。

自分のフェス仲間たちをRave Crew(レイヴ・クルー)と呼び、とても皆仲間意識が強いんです。それぞれのグループが“自分のRave Crewは最高さ”というプライドを持っています。

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■ 会場内を迷わないようにグループする
なんとEDCなどの巨大フェスでは、仲間とはぐれて泣いている女性がいたりすることもあるんです。もの凄い人数が集まり、とってもとっても広い会場なので、迷っている人を見るのも珍しくないんです。
日本の花火大会のように携帯が繋がらなかったり、とにかく電波が悪く、友達とはぐれると連絡がなかなかとれません。
そこで、グループ内ではこんなことをしたりします。

・グループで目立つ看板を作り、それを会場に持ち込み、誰かが迷ったら、その看板を目指してグループを見つける。会場内で、待ち合わせする場合にも、グループの大きな目立つ看板があると便利。
・はぐれないようにグループでオソロイの色の服を着る。
・グループでオソロイのジャージを作ったりする。
・グループメッセージを作る(チャット)。
・“もしはぐれたら○○に集合”と、会場に入る前からはぐれた場合の集合場所をマップを見て決めておく。
・ステージから他のステージに移動する時は、グループの仲間の肩に手を置いたり、腕を組んだり、手を繋ぐ(会場内は混んでいて、ステージによっては身動きがとりづらく、ここではぐれることが多い)。

このようにすることで、会場内を迷うことを防げます。

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■ グループの役割
自分のRave Crewのメンバーがはぐれないように見守ること、トイレに行く時は一緒に誰かと行くこと、誰かの喉がかわいたら飲み物をシェア(グループ内の飲み物シェアはOKだけれど、見知らぬ人の飲み物はNGです)することなど、こういったことで仲間意識や仲間の友情が深くなります。

グループ内の誰かが疲れて座る場合は、その座った人の周りを他のメンバーが円になって立ち並んで、座っている人が誰かに踏まれないように見守ります。

いかがでしたか?
素敵な仲間たちが一緒にいれば、大きな野外フェスに行っても安心ですよね。
筆者は毎年、EDCでこの素敵な自分のグループのPLUR意識を実感したり、他のグループのPLUR精神を見て感動しています。そこで、またの機会にPLUR精神の素敵な行動についてを書きます。
また逆に、PLUR精神はどこに行ってしまったの?という記事も書きたいと思います。

So stay tuned and stay plur!
Another EDM report will drop soon!!! Thank you for reading!

Avicii、ラスベガスのギグをキャンセルするも、代理人が他のギグには影響ないと明言

XS Las VegasとEncore Beach Club(ともにWynnグループ)のギグをドタキャンしたAviciiですが、他のツアーには影響ないと、代理人がBillboardに伝えました。
この記事を見る限りでは、日本公演には影響なさそうですね。

ちなみにAviciiは’The Hollywood Reporter’のインタビューに答えて「シーンは自分には合わなかった。ショウや音楽じゃなくて、そのまわりをとりまくものが、自分には自然に感じられなかった」と語っており、“EDM is Dead”騒動を仕掛け、「DJはもはや最も重要なレシピではない」と公言したWynnグループ(いまでもEDM DJをコンスタントにブッキングしています…)への不信感もあったのでは、と憶測してしまいますね。

http://www.billboard.com/articles/news/dance/7370474/avicii-cancels-all-2016-las-vegas-tour-dates
http://www.hollywoodreporter.com/news/miptv-avicii-talks-illness-fame-881510