ロシア出身のトリオ、Swanky Tunes(スワンキー・チューンズ)の来日が決定しました。日程・場所は、2016年2月27日(土)東京 新木場 ageHa <Tokyo WonderNight>。2年ぶりの来日となっています。
Quintino 来日決定/2016年2月10日(水)KITSUNE KYOTO
オランダのプロデューサー/DJ、Quintinoの再来日が決定しました。日程・場所は、2016年2月10日(水)KITSUNE KYOTOとなっています。
Aviciiがコカコーラのキャンペーン・ソングをプロデュース
Aviciiが、2016年のコカコーラ・キャンペーン・ソング「Taste The Feeling」をプロデュースしました。歌っているのはKygoの名曲「Firestone」で知られている、オーストラリアのConrad Swell。
UEFA EURO 2016とRio 2016 Olympic Games用別バージョンも制作されるとのことです。
Major Lazer – Be Together (ft. Wild Belle)
Diplo(ディプロ)率いるプロジェクト、Major Lazer(メジャー・レイザー)が、「Be Together (ft. Wild Belle)」のPVを公開しました。「Be Together (ft. Wild Belle)」は、Major Lazerが昨年リリースしたニュー・アルバム『Peace Is The Mission』(ピース・イズ・ザ・ミッション)収録曲です(iTunesはコチラ:14曲収録の『Peace Is the Mission (Extended)』がリリース中です)。ビデオの監督はAlan Del Rio Ortiz。
新作『Peace Is The Mission』は、2013年の『Free the Universe』に続くサード・アルバムで、シングル「Lean On (ft. MØ & DJ Snake)」はBillboardのダンス/エレクトロニック・チャート1位、Shazamのワールドワイド・チャート1位になるなど、ビッグヒットとなりました。
Fatboy Slim、EDMの未来について語る
Fatboy Slimが、オーストラリアのRedbullのインタビューでEDMについて言及しました。
2012年にSwedish House MafiaとSven Vathが、EDMと純粋なハウスの件で口論になっているのを目撃した話から以下のように述べられています。
「そのころは、EDMがダンス業界を席巻しているのに、みんなが気づき始めたあたりだったと思うんだよね。今もそうだけど。EDMはめちゃコマーシャルだから、他の人たちがやってることをゆがめている。僕のいるところから見ると、二つの陣営があるように見える。ひとつはコマーシャルでおそろしくて、みんなのために(ハウスを)めちゃめちゃにしている。僕の個人的な観点では、それは僕ら全員を助けている。そこから、ほとんどのアンダーグラウンド純粋主義DJに滴り落ちてくる効果は感じられるよ、だって世界的にはものすごく多くの人が(ダンス)ミュージックを聴くようになったから。David GuettaやSwedish House Mafiaを聴いてるアメリカ中部の子供たちは、マイリー・サイラスを聴くようになってたかもしれないところ、かわりにダンス・ミュージックを覚えてるし、彼らのうちのある程度は最終的にEDMじゃなくテクノにハマるかもしれない。だから業界にとってはいいことだと思うんだけど、メディアがつくりあげた怪物たちを冒涜者と見る人もいるんだよね」
そして、EDMシーンの未来についてはこう語っています。
「儲からなくなったら、金のためにそこに群がっていた人たちは、どこか他へ行くよ。残るのはもともとそこにいた人たちだけだーー僕らはEDMが存在する前のいつもの仕事をするところへ戻るだけだよ。だから、たいして儲からなくなったら、ブームにのっかってた連中は、いなくなるだろうし、シーンはほんとにそこに夢中になって、愛情をもってやっている人々のところへ戻るだろう」
日本でも従来のクラブDJの中には、EDMについて良く思っていない人もいるわけですが、EDMがより多くの人にダンスミュージックへの門戸を開いて、ダンスミュージックシーンを大きくしたという点では疑いはありません。そこをFatboy Slimは肯定的にとらえています。
一方で、ブームに乗っている人たちが去ることも見据えています。これは今までにも起こってきたことですね。
EDMの中には、音楽として従来のダンスミュージックに勝るとも劣らない優れたものがたくさんあると思うのですが、一世代以上上から見ると、そこには気がつかないというのも、今まで起こってきたことと同じパターンかと。
いずれにせよ、EDMは史上最大のダンスミュージック・ムーブメントなので、金儲けのために入ってきた人たちが去っても、本当に好きな人たちが残って続いていくのは間違いありません。EDMシーンが世界中でよい方向に進むことを願っています。