Risa’s EDM drop report from America / 22: Coachella (Event Report Part 1)

Risa’s EDM drop report from America
第22回:Coachella (Event Report Part 1)

Coachella(コーチェラ)1週目に3日間連続で行ってきました!!
今回は、そのレポート記事(パート1)です。

■ コーチェラ入場前について
まずは、コーチェラに入る前にリストバンド(チケット)を登録しなければいけません。
登録方法は、アプリを携帯にダウンロードして、リストバンドの番号、名前、生年月日とメールアドレスを入力します。ウェブサイトでもできるのですが、ほとんどの人はアプリを携帯にダウンロードします。スケジュールや色々な情報がゲットできて、とても便利です。
このような登録を事前にしなくてはいけないので、コーチェラに入る時はIDをチェックされません。リストバンドをスキャンされるだけです(アルコールを購入する時はIDをチェックされます)。

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■ コーチェラ駐車場と注意点
車社会のアメリカでは、やはりみんな車でコーチェラに来ます。
駐車場では、たくさんのコーチェラに関連する絵や文字のペイントが描かれた車を見ることができます。駐車場代は無料なのですが、友達が“駐車場代いくらですか?”と聞いたら、“$20”と係員に嘘をつかれ、ボラれてしまいました。
こちらアメリカの野外イベントでは、駐車場が無料の時と有料の時もあるので、事前にチェックしておかないとこのように損をすることがあります。

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駐車場からコーチェラのキャンプ場も見渡せます。駐車場からコーチェラのイベント内は結構遠いので、自転車タクシーに乗る人もいます。値段は無料なのですが、チップを必ず渡さなければいけません。実際にこれに乗ってみたら、“FAT TIPS(たくさんのチップ)を下さい”と言われました、笑(去年は有料でした)。
EDCなどと比べてセキュリティーチェックも甘く、すんなり終わり、スムーズに中に入ることができました。

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■ コーチェラの景色、記念写真を撮る場所
コーチェラで記念写真を撮るならば、観覧車の前と“BESAME MUCHO”という看板の前が有名です。みんなここの前で写真を撮ります。
空を見上げると飛行機が飛行機雲で文字を描いていたり、各ステージの前にはグループで座ってくつろぐ人の姿、日陰テントエリアで涼む人の姿の光景を見られます。
いろいろな屋台があり、スムージーやレモネードを飲む人の姿をたくさん見かけました。
アサイボールまであります。屋台についての詳細は次の記事に書きますね!

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■ 1日目のEDM アーティスト
やはり、EDM好きな人たちの間で一番盛り上がっていたのがJack Üです。
SkrillexとDiploを見るために大勢の人が彼らのステージに集まっていました。なんとサプライズでKanye Westが登場しました。数時間前にA$AP RockyのステージにもサプライズでKanye Westが登場したので、みんなKanye WestがまたサプライズゲストでJack Üのステージに登場するとは思ってもいなかったみたいです。大盛り上がりでした。
EDMの曲でよく歌手としてコラボするEllie Gouldingのステージにも、たくさんのEDM好きが集まりました。

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夜の風景も昼とはまた違った感じで素敵でしたよん。コーチェラの夜の風景をよく見たい人たちが、観覧車に乗る列にたくさん並んでいました。
踊りまくった、プラス、とっても広い会場を歩き周ったので、足が疲れました(笑)。

いかがでしたか?
以前の記事で紹介させていただきましたが、コーチェラの正式名称は“Coachella Valley Music and Arts Festival”で、音楽だけでなくアートにも力を入れている野外フェスなので、アートも素敵でした。
その詳細や、屋台、お土産売り場の話や、2日目と3日目のEDMのDJセットのお話は、次回の記事に書きます。

So stay tuned and stay wild! Another EDM report will drop soon!!!!
Thank you for reading!

MK & Becky Hill – Pieces Of Me

米デトロイト出身で現在はLAが拠点のハウス・ミュージック・プロデューサー /DJ、MK(Marc Kinchen)が、「Pieces Of Me」のPVを公開しました。「Pieces Of Me」は、MKがArea10 / Sonyからリリースした最新シングルで、ちょっと意外なことにTiëstoにサポートされています。ボーカルは、Oliver Heldens「Gecko (Overdrive)」で歌っていたイギリスの女性シンガー、Becky Hill。

MKは’90年代から活動しているベテランで(古くはNightcrawlers「Push the Feeling On」のリミックスなどが有名です)、近年は「Always (Route 94 Remix)」「Bring Me To Life」のリリースや、Lana Del Rey、Sam Smith、HAIM、Ellie Goulding、Sky Ferreira、Duke Dumont、Rudimental、RÜFÜS、Pitbullらのリミックスを通じて、世代をこえて人気を獲得してますね。


EDMイベントとParty People

音楽フェスは「無礼講のお祭り」じゃないので、知識はなくともマナーは必要です(知識は重要ではないのです。そこで新たにその音楽に触れる人もいるのですから)。
とりあえず同じ音楽が好きならば、その音楽の本質に敬意を払って遊び、楽しむのが最低限のマナーだと切に思います

現状の日本のEDMイベントには、フランス料理のお店に来て、大声で騒ぎながら食事をしているような人がたくさんいすぎると感じます。そうすると、そのフランス料理店には、本来のお客さんは行かなくなりますよね。下手すると、フランス料理はもうだめだ、ってうわさになりますよね。では、その大声で騒ぎながら食事をしていた人たちは、そのフランス料理店に行き続けてくれるでしょうか?

結果的に、そのお店はつぶれてしまうのです。

本場のParty Peopleは、とてもよく音楽を知っています。
音楽フェスには、みんなで音楽を楽しみに行きます。
車椅子の人がいたら、みんなで車椅子をリフティングしたりします。
耳の聞こえない人がいたら、なんとかしてバイブスを伝えようとしたりします。
え?って思うようなマイナーな曲をシンガロングしたりします。

だから、日本語で言うところの「パリピ」=Party Peopleではないと僕は思います。
少なくとも英語で言うParty Peopleには「若者トレンドの伝道者」なんていう意味は、まったくありません。
最高にかっこいいParty Peopleは「国籍も、人種も、性別も、年齢も超えて楽しめる音楽フェスは最高だ」と口をそろえて言うものです 🙂

Tomo Hirata (2016/04/20)

Bob Sinclar – Someone Who Needs Me

フランス出身のハウス/ダンス・ミュージック・プロデューサー/DJ、Bob Sinclar(ボブ・サンクラー)が、「Someone Who Needs Me」のPVを公開しました。「Someone Who Needs Me」は、Bob SinclarがSpinnin’ Deepからリリースしたニュー・シングルです。

昨今のフューチャー・ハウスや新ディープ・ハウス以降のテイストを吸収した、モダンなサウンドに仕上がってますね。この「Someone Who Needs Me」は、 Robbie Riveraとの「Move Right」に続く彼のSpinnin’系列からのシングルとなっています。

Morten – Body Down (Inspector Gadget)

デンマーク出身で現在はLAを拠点に活動するエレクトロニック・ダンス・ミュージック・プロデューサー/DJ、MORTEN(モルテン)が、「Body Down (Inspector Gadget)」のPVを公開しました。「Body Down (Inspector Gadget)」は、MORTENがICONS(PRMD)からリリースしたニュー・シングルです。ビデオの監督はAndrew Sandler。

前シングル「Beautiful Heartbeat」とは全く異なるサウンドのトラックですね。ちなみにICONS(PRMD)はAviciiのマネージメントが運営するレーベルです(LE7ELSレーベルの方は残念ながらストップしています)。