ULTRA JAPAN 2019、日割り&フル・ラインナップを発表(2019年9月)

2019年9月14日(土)と9月15日(日)の二日間、TOKYO ODAIBA ULTRA PARK IIで開催される<ULTRA JAPAN 2019>が、日割りとフル・ラインナップを発表しました。ヘッドライナー枠で新たに追加となったのThe Return of Dash Berlin。さらにサポート枠では、Infected Mushroom (DJ Set)、KAYZO、Netsky、Snailsの出演が決定しています。

日割りでは、初日がDJ Snake、Steve Aoki、Pendulum Trinity、Netsky,Snails、二日目がAfrojack、Galantis、The Return of Dash Berlin、KAYZO、Infected Mushroomとなっています。

ULTRA JAPAN 2019の会場は新たなレイアウトとなり、アップグレードしたVIP専用のチルアウトスペース“ULTRA LOUNGE”が、メインステージエリアを見渡せる、解放感あるワンランク上のロケーションに設置されます。ここでは、専用barでスムーズにドリンクをオーダーすることができ、メインステージを見渡しながら座って休めます。VIPの特典には、ULTRA LOUNGEの他にも専用入場レーンからの入場や専用トイレの利用など、様々なサービスがあるとのこと。

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EDM総括特集第一弾~EDMの歴史

2019年は、David GuettaがEDMを本格的に始めてからちょうど10年にあたります。
この10年でEDMシーン、ダンスシーン全体は急速に発展し、いまではポップチャートでEDMを見かけることも珍しくなくなりました。

一方で、日本ではEDMが「ただのブチアゲダンスミュージック」と誤解され、代表曲を「Booyah」と勘違いしている人も少なくないのが実情です。

FUTUREGROOVEでは、この10年の節目を機会に、30年以上におよぶダンスミュージック・カルチャーと音楽の素晴らしさを、連続特集記事でご紹介していくことにいたしました。
入門編的なものから、いままで日本では語られてこなかったことまで幅広くカバーしていきますので、ご一読いただければ幸いです。
この企画が、日本のダンスミュージック・シーン再構築の一助となることを願っています。

第一弾は、「EDMとは?EDMの歴史」です

Forbesが、2019年「世界で最も稼いでいるDJランキング」を発表

Forbes誌が、毎年恒例となっている“世界で最も稼いでいるDJランキング”(The World’s Highest-Paid DJs: Electronic Cash Kings)の2019年版を発表しました。これは例年6月を境に、ここ一年のDJギグ、楽曲の売り上げ、企業タイアップまですべてを含む推定数字から割り出されています。その結果は以下の通りです。

1位 (2). The Chainsmokers (4600万ドル:約50億円)
2位 (5). Marshmello (4000万ドル)
3位 (1). Calvin Harris (3850万ドル)
4位 (4). Steve Aoki (3000万ドル)
5位 (7). Diplo (2500万ドル)
6位 (3). Tiësto (2400万ドル)
7位 (10). Martin Garrix (1900万ドル)
8位 (8). David Guetta (1800万ドル)
9位 (6). Zedd (1700万ドル)
10位. Armin van Buuren (1500万ドル)
11位 (9). Kaskade (1400万ドル)
12位. Skrillex (1300万ドル)
13位. Alesso (1250万ドル)
14位. Afrojack (1200万ドル)
15位タイ. DJ Snake (1150万ドル)
15位タイ. DJ Pauly D (1150万ドル)
15位タイ. Dimitri Vegas & Like Mike ($1150万ドル)
※()内は昨年順位

今年は、昨年まで6年連続1位をキープしていたCalvin Harrisが、このランキングが始まって以来はじめて3位となりました。なお、昨年まではトップ10ランキングでしたが、今年は15位までランキングされています。

ソース
https://www.forbes.com/sites/monicamercuri/2019/07/29/the-worlds-highest-paid-djs-of-2019/

EDM おすすめ 0722-0728 2019

2019年7/22〜7/28の最新おすすめ曲は、以下のリンクからチェックできます!

EDM おすすめ 2019

The Chainsmokers, ILLENIUM – Takeaway (Official Video) ft. Lennon Stella

Album
DJ Snake / Carte Blanche

Single
1. The Chainsmokers & ILLENIUM – Takeaway (ft. Lennon Stella)
2. Alan Walker x A$AP Rocky – Live Fast (PUBGM)
3. Don Diablo – The Same Way (ft. KiFi)
4. David Guetta & MORTEN – Never Be Alone (ft. Aloe Blacc)
5. 3 Are Legend x W&W – Khaleesi

Tomorrowland 2019 レポート


ベルギーのボームにあるデ・スコルレ州立公園で2005年から行われている、世界最高峰のダンスミュージック・フェスティバル、Tomorrowland。オリンピックをも上回る世界200か国以上から、二週にわたり40万人を集める、世界最大級で最もインターナショナルなフェスティバルでもあります。全長1kmを超える会場には、ディズニーランドさながらの17のステージがあり、アンダーグラウンド・テクノからEDMにいたるまで、あらゆる種類のダンスミュージックが楽しめます。ほかのダンスフェスとは異なり、チケットが瞬殺で売り切れてしまうため、行きたくても行けない人が多いのも事実。そんなTomorrowlandの1週目、7/19-21に潜入してきました。

今年15周年を記念してのテーマは、Tomorrowland史上最も好評だったとされる“The Book Of Wisdom”(2012)の再来ということで、“The Book Of Wisdom – The Return”。といっても、メインステージのデコレーションには、2012年の素材はまったく使用せず、そのデザインをベースに、この15周年のテーマも織り込んで再構築していました。ステージ上を蒸気機関車が走ったり、本のタイトルの中に“In Memory Of Tim Bergling – Forever”があったのも印象的。


Tomorrowland 2019 WEEK1 DAY1 7/19

14:50にまずチェックしたのはハード・テクノ・シーンで注目の女性DJ、Amelie Lens。メインステージでCarl Coxの後に登場しましたが、終始一貫したバンギンなサウンドで、開演に湧くクラウドを盛り上げていました。

メインステージで16:50からプレイしたのは、元NBAのスーパースター、シャキール・オニール。MCを従えて、US BASSを中心にDJ DIESEL名義でのプレイでした。ノーヘッドフォンで、機材を神経質そうにチェックしながら、ときおり自身もMCを入れるスタイル。自分のセットが終わった後は、ほかのDJのセットでモッシュを楽しんだとのこと。

DJ Diesel | Tomorrowland Belgium 2019 – W1

その後は、OFF-WHITEのCEO、Louis VuittonメンズのアートディレクターとしてもおなじみVIRGIL ABLOHを見に、森の中にあるCOREステージに移動。彼は、スウェーデンでの暴行事件で拘留され、出演キャンセルになってしまったA$AP ROCKYと、Swedish House Mafiaのコラボ新曲もかけていました。

続いてCamelPhatをチェックしに、屋内のFREEDOMステージへ。代表曲「Cola」からテックハウスのイメージが強い彼らですが、かなりプログッシヴ寄りのセットに変遷してきているのがわかりました。

1kmほど歩いて、反対側にあるメインに戻ると、Don Diabloがプレイ中。最先端のフューチャー・ハウスと、ソフトなMCはさすがで、会場はウォームなバイブスに包まれていました。

Don Diablo | Tomorrowland Belgium 2019 – W1

メインステージには、続いてSteve Aokiが登場。しっかりケーキを投げまくってくれました。それにしても、この国旗の数! ブースには、プレイを終えたばかりのDon Diabloが戻ってくる一幕も。

Steve Aoki | Tomorrowland Belgium 2019 – W1

23時、おそらく今年のTomorrowlandで最大の注目を集めているEric Prydzのステージへ移動。彼は、自身の最新オーディオビジュアルセット“EPIC 6.0 Holosphere”を初公開。映像球体の中に入ってのプレイで、満員のFREEDOMステージを驚かせていました。

トリの時間帯には、Martin GarrixとThwe Chainsmokersが重なるという非常事態が発生。まずMartin Garrixを見に行くも、メイン横のLOTUSステージは超満員で、どうやっても前には行けず、かといって奥からではほとんど何も見えず、という状態だったので、すぐにあきらめてThe Chainsmokersへ。彼らは生ドラムを持ち込み、DrewはDJしつつ歌も歌うという半ライブセットで、こちらも超満員の観衆を満足させてくれました。

The Chainsmokers – Live @ Tomorrowland 2019

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