ULTRA MUSIC FESTIVAL 2019、日本オフィシャル・レポート


1999年に米マイアミでスタートし、今年で21回目を迎えた<ULTRA MUSIC FESTIVAL>(UMF)が、2019年3月29日、30日、31日に開催された。会場がHistoric Virginia Keyに変更となり規模が拡大した今年は、広大で美しいロケーションならではの数々の試みが観られた。Martin Garrix、The Chainsmokers、ZEDD、Marshmello、David Guetta、Armin van Buuren、Carl Cox、Infected Mushroom等が出演。また、今年からULTRAが主導となり開催されたダンス・ミュージック・カンファレンス、Miami Winter Music Conference(WMC)の影響もあり、例年以上に街全体が盛り上がりを見せていた。




・音楽性と世界観が明確にわかれた二つのエリアが登場
会場は端から端まで歩くと30分ほどの大きさで、ULTRAの広大な世界に3日間で16万5千人が来場した。明確に音楽性がわかれる2つのゾーンから構成され、それぞれのエリアに8つずつ、計8つのステージが設置された。



・EDMのメインストリームが集結したMiami Marina Stadium
ULTRA MAIN STAGE、LIVE ARENA、ULTRA WORLDWIDE、UMF RADIOの4ステージが設置されたMiami Marina Stadium。EDMやトラップ、ベース・ミュージックなどがプレイされ、東京・お台場でのULTRA JAPANを彷彿とさせる会場づくりとなっていた。日本のULTRA JAPANに参加して興味をもち、本家マイアミまで来たという日本人のファンも多数見られた。世界のトップDJ達が今年も惜しみなく登場し、日本でも人気のMartin Garrix、The Chainsmokers、ZEDDなどのアーティストが会場を沸かせた。






・テクノの楽園、RESISTANCE ISLAND
RESISTANCE ISLANDと銘打たれたゾーンは、テクノを中心としたRESISTANCEならではのクールな世界を体現。Carl Cox MegaStructure、REFLECTOR、ARRIVAL、OASIAの4つのステージが登場。芝生や砂浜にステージやチルアウト・スペースが配置され、海風を感じながら心地よく過ごせる魅力的な世界として仕上がっていた。昼と夜でまったく違う表情を見せ、昼間は心地よく、夜は妖艶にRESISTANCEの音楽を盛り上げる最高のロケーションの中で、改めてRESISTANCEの存在感を見せることとなった。2日目にはCarl Cox B2B Marco Carola、Jamie Jones B2B Josheph Capriati、さらにDubfire、Nicole Moudaber、Paco OsunaによるB3Bなど、豪華面子によるコラボレーションが行われ、各所でアグレッシブなセットが展開された。



・ULTRA主導で再スタートするMiami Winter Music Conference
1985年にスタートしたMiami Winter Music Conference(WMC)が3月25日~28日にかけてマイアミ・ビーチで行われた。今年からULTRA主導となり再ローンチされたWMCは、ダンスミュージック関係者が一堂に集まり、パネルトークや、新たなテクノロジーが発表されるカンファレンスとなっており、マイアミ全体がフェスだけでなくビジネス、カルチャーとしての大きな盛り上がりを見せていた。

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ULTRA JAPAN 2019
チケット発売中
開催日程:2019年9月14日(土)、15日(日)
開演 11:00 / 終演 21:00(開場10:00)
開催場所:TOKYO ODAIBA ULTRA PARK II(お台場ULTRA JAPAN特設会場:江東区青海)
※雨天決行・荒天中止
https://ultrajapan.com

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