第63回グラミー賞発表/Dua Lipa, KAYTRANADA, Imanbekらが受賞

Dua Lipa Wins Best Pop Vocal Album | 2021 GRAMMY Awards Show Acceptance Speech
Imanbek Zeikenov Wins Best Remixed Recording | 2021 GRAMMY Awards Show Acceptance Speech

第63回グラミー賞の授賞式が日本時間3/15に行われました。
ダンス・ミュージック、エレクトロニック・ポップ関連の受賞者は以下のとおり。

★Best Pop Vocal Album
Dua Lipa – FUTURE NOSTALGIA

Dua Lipa – Future Nostalgia (Official Lyrics Video)

★Best Dance Recording
KAYTRANADA – 10% ft. Kali Uchis

KAYTRANADA – 10% (Official Video) ft. Kali Uchis

★Best Dance/Electronic Album
KAYTRANADA – BUBBA

DO IT

★Best Remixed Recording
SAINt JHN – ROSES (IMANBEK REMIX)

SAINt JHN – Roses (Imanbek Remix) (Official Music Video)

20年代のEDMシーンを席巻しているスラップハウスの代表格、ImanbekがBest Remixed Recordingを受賞したことには、ダンスミュージック・ファンも納得でしょう。Imanbekの驚いた顔がよいですね。

全体では主要四部門を、ビリー・アイリッシュ、テイラー・スウィフト、ハー、ミーガン・ジー・スタリオンとすべて女性アーティストが受賞したのが話題になっています。
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2021年グラミー賞(第63回)ノミネート発表

Dua Lipa reads Nominations for Dance, Country, Children's, & Historical fields | 2021 GRAMMYs

2021年1月31日(現地)に発表される第63回グラミー賞、そのノミネーションが発表されました。
ダンス/エレクトロニック系カテゴリーでは、Disclosure、Kaytranadaが複数ノミネート。Diplo & SIDEPIECEの「On My Mind」、Madeonの『Good Faith』、Saint Jhn 「Roses (Imanbek Remix)」あたりは、ダンスミュージック・ファンも納得のノミネートでしょう。

主要4部門、その他のノミネーションの全リストはコチラをご覧ください。今回の話題は、ビヨンセが計9部門にノミネートされていることでしょうか。デュア・リパも6部門で健闘。ザ・ウィークエンドがいないいのも逆に話題です。

Best Dance/Electronic Album
– Arca – Kick I
– Baauer – Planet’s Mad
– Disclosure – Energy
– Kaytranada – Bubba
– Madeon – Good Faith

Best Dance Recording
– On My Mind – Diplo & SIDEPIECE
– My High – Disclosure featuring Aminé & Slowthai
– The Difference – Flume featuring Toro y Moi
– Both of Us – Jayda G
– 10% – Kaytranada featuring Kali Uchis

Best Remixed Recording
– Phil Good – Do You Ever (Rac Mix)
– Deadmau5 – Imaginary Friends (Morgan Page Remix)
– Jasper Street Co. – Praying for You (Louie Vega Main Mix)
– Saint Jhn – Roses (Imanbek Remix)
– Bazzi – Young & Alive (Bazzi vs. Haywire Remix)

Masayoshi Iimori、2020年4月22日に1stアルバムをリリース


これまでにSkrillex (スクリレックス)、Diplo (ディプロ)、Major Lazer (メジャー・レイザー)、DJ Snake (DJ スネイク)、Yellow Claw (イエロー・クロウ)、A-Trak (A-トラック)といった名だたるトップDJが主宰するレーベルから数々の楽曲をリリースしてきたMasayoshi Iimori (マサヨシ イイモリ)。世界的に認められる実績を獲得してきた彼が、音楽制作を始めてから10周年にあたる2020年、ホームレーベルであるTREKKIE TRAX (トレッキー・トラックス)より初のフル・アルバム 『DECADE4ALL』(ディケイドフォーオール) をリリースします。
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イーロン・マスクがEDMアーティストに!

Don't Doubt ur Vibe

宇宙関連事業を手掛けるスペースX、電気自動車で有名なテスラのCEOを務めるイーロン・マスクが、自らのEmo G Recordsから2020年1月31日、ニューシングル「Don’t Doubt ur Vibe」をリリースしました。「Don’t Doubt ur Vibe」は、ふわっとした質感のEDMトラック。作詞とヴォーカルをイーロン・マスクが担当しているとのこと。アートワークに描かれているのは、昨年11月に発表された完全電動トラック“Tesla Cybertruck”と火星。

Don’t doubt ur vibe
because it’s true
Don’t doubt ur vibe
because it’s you
という歌詞は、まさにイーロン・マスクらしいものですね。

イーロン・マスクは、2019年にヒップホップ・トラックの「RIP Harambe」でミュージシャン・デビューしていますが、今回はSpotify上のアーティスト名をElon “EDM” MuskにするほどのEDMへの傾倒ぶり。これには、交際中のGrimesからの影響があるのでは?という憶測も流れていますが、スタジオで撮影された写真には彼女はおらず、SkrillexやZeddなどEDMアーティストを手掛ける敏腕エンジニアのTom Norrisとイーロン・マスクのみが写っています。

いずれにしてもイーロン・マスクの中でのトレンドは、ヒップホップからEDMに移ったと言えるでしょう。