ダンスミュージック配信最大手のbeatportが、Newsコーナーで「われわれの知っているEDMは死にかけている。今年のトップ・トラックがそれを証明している」との記事を掲載しました。
beatportは、DJ陣がよりハウスな方向にシフトしていることを示唆する一方で、リスナーはBig RoomとFuture Houseをストリーミングしていると述べています。
“EDM”の盛り上がりを支えてきたSpinnin’やArmadaといったレーベルが、いずれもSpinnin’ DeepやArmada Deepといったハウスレーベルでヒットを飛ばすようになった現在、この指摘は事実として受け止められますね。もっともbeatportは「われわれの知っているEDM」と言っているわけで、EDM以降のハウス(特にFuture House)は、旧来のハウスの流れよりはEDMの延長線上にあると考えると、トレンドが変わっただけとも言えそうです。いずれにせよ音楽に“死”はないので、今回の記事は、シーンが刻々と移り変わっていることを象徴するものですね。
EDM As We Know It Is Dying and This Year’s Top Tracks Prove It
https://news.beatport.com/us/edm-as-we-know-it-is-dying-and-this-years-top-tracks-prove-it/