5月13日(金)にいよいよ待望のデビュー・アルバム「クラウド・ナイン」が発売となるカイゴ。
アルバム・リリースを記念して、5月11日(水)地元ノルウェーにて「デスティネーション・クラウド・ナイン」と称された、超プレミア&シークレットなアルバム・リリース記念イベント開催されました。会場全体がカイゴ一色に染め上げられ、多数ゲストも参戦したアコースティック・ライヴを含めた、超豪華なイベントとなりました。
ノルウェー/オーレスンという港町で行われた、この超プレミアムなイベントには、世界各国から100名程のファンや関係者のみが招待されました。オスロ国際空港から会場のオースレンまで向かう国内線の機内挨拶では「世界各国から、お集まりの皆様、『クラウド・ナイン』フライトへようこそ!」とまず機長がお出迎え。オースレンに到着するとアルバムのアートワークが全面にプリントされた”カイゴ仕様”のバスに迎えられホテルへ移動。このホテルの外装から内装、そしてルームキー(!!)まで全て『クラウド・ナイン』仕様となっているという徹底ぶり。まさに小さな港街全体がカイゴ一色となりました。
今回のイベントの目玉となるアコースティック・ライヴの舞台は、Ocean Sound Recordingsという海辺のトロピカル感満載のスタジオ。日がゆっくりと沈んでいく景色をバックに、全5曲のアコースティック・ライヴが行われました。カイゴは電子音を一切使用せず、グランド・ピアノの演奏とそれぞれの曲に異なるゲスト・シンガーを迎えるという贅沢な内容で構成され、練りに練った美しいメロディーで会場全体を埋め尽くしました。他のいわゆるEDMアーティストとは一線を画した素晴らしいパフォーマンスで、楽曲それぞれの真の魅力、そして“ミュージシャン”としてのカイゴの才能を全面的に表現したライヴとなりました。
まずは、新作に収録される「フォー・ワット・イッツ・ワース」、「ストール・ザ・ショウ」がマッシュアップされたピアノ・ジャムをソロで披露。次に、スペシャル・ゲストの1人となるコーダラインのVo.スティーヴが登場。スティーヴのアコースティック・ギターとヴォーカル、そしてカイゴのグランド・ピアノというシンプルな編成で、先月リリースされたばかりの「レイジング」を披露。緩やかでしっとりとしたアレンジで、オーディエンスを魅了しました。次に、メイティー・ノイエスと4人編成のストリングス隊が登場し、ヒット・シングル「ステイ」のスペシャルバージョンを披露。その後は、UKの新鋭アーティスト=ローズを迎え、アルバム収録曲「ノット・アローン」を、こちらもストリングス隊と共に演奏。いずれの楽曲も、フェスなどのDJセットでは聴く事ができないカイゴの心地よいピアノの演奏が、エモーショナルなメロディーを引き立たせました。そして最後に「僕がここまで来れたのはこの曲のおかげです」というカイゴのMCと共に始まったのが、代表曲「ファイアーストーン」。カイゴのヨーロッパ・ツアーを一緒に回っていた、ノルウェー出身の女性シンガー=アンナ・オブ・ザ・ノースがヴォーカルとして登場。オーディエンスの割れんばかりの歓声、そして延々と続く拍手の中、ショーケースは幕を閉じました。
このイベントの余韻に浸りながら、別会場で行われたアフターパーティーへ移動。当初は予定のなかったカイゴ本人も飛び入り参加でDJプレイを披露し、オーディエンスと共に盛り上がり、世界各国から招かれた約100名のファンとデビューを祝しました。
デビュー・アルバム発売前のアーティストとしては異例の豪華イベントで、“DJ/プロデューサー“そして”トロピカル・ハウス”という肩書きにとどまらず、多才な音楽性と正真正銘の本格派アーティストであることを見事に見せつけたカイゴ。
アルバムリリース後、7月には全英最大のポップ・フェスティバル<ワイヤレス・フェスティバル>への出演、8月には故郷ノルウェー、ベルゲンにて<クラウド・ナイン・フェスティバル>という自身のアルバム・タイトルを冠にした音楽フェスティバルを開催、更に9月末~10月には、世界のロック・フェスの中でもトップ・クラスにあたる<オースティン・シティ・リミッツ>に出演することも決定しており、世界中からの期待値もピークに。2016年を代表するアーティストとしていよいよ本格始動するカイゴの今後の動向から目が離せません。
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