カルヴィン・ハリス、新プロジェクト“Love Regenerator”始動

Calvin Harrisが、「Giant」から一年ぶりとなる2曲の新曲「ヒプナゴジック(アイ・キャント・ウェイト)」と「CP-1」を、新たなプロジェクト“Love Regenerator (ラヴ・リジェネレイター)“名義でリリースしました。この2曲は、Calvin Harrisにとって新境地となる、90年代レイヴ・ミュージックを彷彿とさせるアグレッシヴなダンス・トラック。Love RegeneratorについてCalvin Harrisは「22年前、他の人からどう思われるか気にさえもせず、初めて音楽をプロデュースし始めた、その方法を再発見したかった。純粋に楽しくて、自分にとって気持ち良いサウンドと思えるもので、冒険していた頃だね。この楽曲たちは、僕が聴きながら育った、初期のレイヴ、ブレイク、テクノ、ハウスにインスパイアされたもの。というか、1991年に埋められたタイム・カプセルに閉じ込められた音に聞こえるように、全力を尽くした、という感じだな。一つ一つの音は、全てその時代のものを使っているよ」と説明しています。アートワークも’90年代12インチの雰囲気ですね。「CP-1」は、Calvin Harris初のテクノと言えるでしょう。

これまで8曲が全英シングル・チャート1位を獲得し、常にダンス・シーンを牽引する存在でありながら、スーパー・ポップ・プロデューサーとしても圧倒的人気を誇るCalvin Harrisが、これまでとはまったく違ったアンダーグラウンドなアプローチで2020年代をスタートさせたことは、大きな話題となりそうです。4月10日と17日には、Coachellaにサブヘッドライナーとして出演しますが、そこでは“Love Regenerator”全開が期待できます。

Calvin Harrisの歴史、人気曲を知りたい方は、こちらをご覧ください。

Love Regenerator, Calvin Harris – Hypnagogic (I Can't Wait)
Love Regenerator, Calvin Harris – CP-1

Tomorrowland 2020がフルラインナップを一挙公開


2020年7月17-19、24-26の二週にわたりベルギーで行われる巨大ダンスミュージック・フェスティバル<Tomorrowland>が、総勢600組に及ぶフルラインナップを一挙公開しました。レジデントのDimitri Vegas & Like Mikeはもちろん、Marshmello、Martin Garrix、Tiesto、David Guetta、Steve Aoki、Alesso、Armin Van Buuren、Axwell、Don Diablo、Illenium、Lost FrequenciesといったEDMからMeduza、Fisher、CamelPhat、Solardo、Dom Dollaといったテックハウス、Carl Cox、Adam Beyer、Amelie Lens、Paul Kalkbrennerらテクノ、Tale Of Us、Artbat、Stephan Bodzinなどメロディックテクノ、はてはトランス、ハードスタイルにいたるまで、例年通り幅広くカバーするラインナップとなっています。Eric Prydzがふたたび’HOLOSPHERE’で参戦するのも話題ですね。Oliver Heldens vs Tchamiなんていう名前もあります。
Tomorrowland 2020 フルラインナップ・リストはこちら

Tomorrowlandは、これまでPhaseにわけてラインナップを発表するスタイルをとっていましたが、今回はCoachellaのように一挙公開となりました。

争奪が予想されるチケット発売ですが、発売日は以下の通り(いずれもヨーロッパ中央時間):
Global Journey Sale : 発売中
Belgian & Worldwide Presale : Saturday 25 January
General Ticket Sale: Saturday 1 February
Tomorrowland 2020 チケット情報はこちら
2020年からは、Tomorrowland Winter、Tomorrowland、Garden Of Madnessに参加できるMagical Year Passも発売されています。

KygoがAviciiとの共作をリリース

KygoがAvicii、Sandro Cavazzaとの共作シングル「Forever Yours (Avicii Tribute)」を2020年1月24日にリリースします。

「Forever Yours (Avicii Tribute)」は、2016年にSandro CavazzaとAviciiがデモを制作、Ultra Miamiでプレイされたものの、完成、リリースには至っていなかった一曲。それをKygoとSandro Cavazzaが完成させ、Aviciiへのトリビュートとしてリリースすることになりました。その制作過程についてのビデオも1月24日に公開されるとのこと。

KygoはかねてからAvicii に大きな影響を受けたと明言していましたし、2019年12月5日にスウェーデンのストックホルムで行われたAvicii Tribute Concertでは、KygoとSandro Cavazzaが完成させた「Forever Yours (Avicii Tribute)」をライブ・パフォーマンスしていましたから、このリリースも自然な流れですね。

Spinnin’ Records Asia 初の日本人アーティスト、Ken Takano インタビュー

Ken Takano & Patrick Moreno – Antidote (feat. Nico M) [Official Music Video]

2017年、Don Diabloに見出され、オランダのFuture House Musicからリリースした「Departure」がSpotifyで100万再生を記録、1001 Tracklistsの“Top Newcomer Tracks”で1位を記録するなど、日本人ダンスミュージック・プロデューサーの中でも突出した活躍を見せるKen Takano。
Lost Frequenciesの“Found Frequencies”レーベルからもリリースし、注目度が高まる中、YouTubeサブスクライバー2640万人を誇る、世界最大のダンス・レーベル“Spinnin’ Records”との契約を発表。そのアジア進出拠点となる“Spinnin’ Records Asia”の日本人第一弾アーティストに抜擢されました。

ここでは、“Spinnin’ Records Asia”から、「Ken Takano & Patrick Moreno – Antidote (Feat Nico M)」 をリリースし、文字通り日本を代表するダンスミュージック・アーティストとなったKen Takanoに、新作について話をききました。

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