アメリカのアトランタで今週末の9/25、9/26、9/27に開催される<TomorrowWorld 2015>。その模様が、今年もTomorrowWorldのオフィシャルサイトで生配信(ライブ・ストリーム)されることになりました。配信は、日本時間で9/26(土)、9/27(日)、9/28(月)の、各日午前8時から午後2時までの予定となっています(現地 September 25 – 26 – 27. from 7:00 PM till 1:00 AM EST)。
ベルギーで7/24、7/25、7/26に開催された世界最大級のダンス・ミュージック・フェスティバル、<Tomorrowland 2015>。そのアフタームーヴィーが公開されました。今年も約20分の長編となっています。毎年のお楽しみですね。サウンドトラックのリストは以下の通りとなっています。おそらく初公開のYves V vs. Dimitri Vangelis & Wyman「Daylight」、いいですね〜。
なお、Tomorrowlandは、映画『This Was Tomorrow』を12月にオフィシャルサイトでリリース予定で、それに先立ち11/26には、アントワープのSportpaleisで作品をプレミア上映するそうですよ。
+
Tracklist: 1. Dimitri Vegas and Like Mike featuring Ne-Yo – Higher Place 2. Dimitri Vegas and Like Mike featuring Ne-Yo – Higher Place (Afrojack Tomorrowland Remix) 3. Skrillex and Diplo – “Where Are Ü Now” with Justin Bieber (Dimitri Vegas & Like Mike vs W&W Remix) 4. Lost Frequencies feat. Janieck Devy – Reality w/ Yves V 5. Yves V vs Dimitri Vangelis & Wyman – Daylight 6. Armin van Buuren feat. Mr Probz – Another You 7. Dimitri Vegas & Like Mike vs W&W – ID 8. Symphony Of Unity – Café Del Mar by Energy 52 9. ID – Other Level 10. Major Lazer & DJ Snake – Lean On (feat. MØ) ( Dimitri Vegas & Like Mike Remix ) 11. Dimitri Vegas & Like Mike vs Steve Aoki & Ummet Ozcan – ID
Video production by Epic Cinema and the Tomorrowland Creative Team.
三日目。 この日のお目当ては、なんと言ってもSteve Angello。おそらくDJの間では、いま最も支持されているDJ’s DJです。今回メインステージでプレイしたDJの中では最高にアンダーグラウンド&グルーヴィーな選曲で、通なクラウドを楽しませていました。とはいえ、Tomorrowlandということでサプライズも用意されていて、途中Whitney Houston「I Wanna Dance With Somebody」がマッシュアップされましたよ。「EDMはチャラいから嫌い」という人には、一度Angelloのセットを体験してもらいたいです。
続くAfrojackは、前半けっこう四つ打ちではない曲もかけていましたが、後半は、飛ばしまくりで、「覚えてるかい?」とMCを入れて「Give Me Everything」をプレイする一幕も。注目だったのは、Dimitri Vegas & Like Mike「Higher Place(Afrojack Remix)」が初プレイされたことでした。全体に自分関連の曲を軸にしたマッシュアップが多かったですね。
満を持しての登場はHardwellの師匠とも言える御大Tiesto。Tiestoのセットは、その幅の広さが特徴ですが、前半はメロディアスなビッグルームへの傾倒ぶりがうかがえるプレイでした。セット中盤にはDon Diabloがステージに上がり「Tomorrowlandにいまいるみんなのために曲をつくったよ。「化学反応」っていう曲だ。僕らはみんな同じ人間だ。どこの国から来たとか、黒人だとか白人だとか、ゲイだとかストレートだとか、関係ない。もしダンスミュージック、エレクトロニックミュージックを愛しているなら、すべての国旗を揚げて」とMCして、コラボ曲「Chemicals」を披露するシーンもありました。DiabloはLaidback LukeのSuper You & Meステージでもプレイしていて、今回大活躍でしたね。後半はビッグルームからバウンスまでプレイしてましたが、Dezeko & Torresがセットに3曲も入っていたのは見逃せませんね。お決まりのTiestoトランス・コーナーがなくなっていたのは、時間が1時間だったからかな?
そして大トリはDimitri Vegas & Like Mike + Steve Aokiの3 Are Legends。これは、最後の力を振り絞っての大騒ぎみたいなもので、代表曲、有名曲のマッシュアップ連発。ステージにはNERVOのMimやUmmet Ozcanも登っていました。花火大炸裂。 フェスティバルの最後は、ステージに光と鼓動の演出がほどこされる中、子供のバイオリニストが先頭になって、そこからシンフォニーが流れ’Live Today,Love Tomorrow,Unite Forever,Tomorrowland.’の言葉と花火で締め。そしてメロディア王国の王が退席して終了。こうした演出、コンセプトにも、Tomorrowlandが他のダンスフェスと一線を画して王座を守り続けている理由があるなぁと再確認。