2011年~EDMの名曲が続々と誕生
Aviciiの「Levels」はEDMシーン最重要曲の一つ
ビッグルームの原型が生まれる
この年、Aviciiが「Levels」をリリースします。これまでのハウスミュージックとは全く異なる要素、構成を持つこの曲は、“EDM”のテイストを決定づけた最重要曲となりました。
Swedish House Mafiaは、ダンスフェスで大合唱の定番曲「Save The World」をリリースし、EDMアーティストとしては初めてNYのマディソン・スクエア・ガーデンを完売にします。
また、David Guettaは代表曲となる「Titanium」を、Calvin HarrisはRihannaと組み、全米全英No.1ヒットとなる「We Found Love」をリリースします。
後にビッグルームで大流行となるハードキックの元祖、Sandro Silva & Quintino 「Epic」がリリースされたのもこの年です。
Rihanna – We Found Love ft. Calvin Harris #UK1#US1
David Guetta ft. Sia – Titanium #UK1#US7
Avicii – Levels #UK4#US60
Swedish House Mafia ft. John Martin – Save The World #UK10
Skrillex ft. Sirah – Bangarang
Bingo Players – Rattle (2012 UK #1)
Sandro Silva & Quintino – Epic
2012年~ダンスフェスとの連動でEDM黄金期に突入
Swedish House Mafiaが絶好調の中、解散を発表
Zeddがグラミー受賞曲をリリース
ダンスフェス人気、SNSの急速な普及とも重なり、EDMシーンは爆発的に拡大、この年のTomorrowlandアフタームーヴィーは、一億再生を軽々突破。Zeddはメジャー・レコード会社のINTERSCOPEと契約、のちにグラミーを受賞する初期代表曲の「Clarity」をリリースします。
そんな中、ここまで順調に躍進を続けてきたSwedish House Mafiaが、まさかの2013年解散を発表。ラストシングルの「Don’t You Worry Child」をリリースします。この曲は、いまでもEDMファンなら誰もが歌えるシンガロング定番となっています。
Baauerの「Harlem Shake」に合わせて、ヘンなダンスをするというYouTubeバイラル現象も起き、この曲は、驚きの全米No.1になっています。
Swedish House Mafia ft. John Martin – Don’t You Worry Child #UK1#US6
Zedd ft. Foxes – Clarity #UK27#US8
Avicii vs. Nicky Romero – I Could Be The One (Nicktim) #UK1
Sebastian Ingrosso & Tommy Trash – Reload (2013 #UK3)
Porter Robinson – Language #UK9
Otto Knows – Million Voices #UK14
Sebastian Ingrosso & Alesso feat. Ryan Tedder – Calling #UK19
Madeon – Icarus #UK22
Hardwell ft. Mitch Crown – Call Me A Spaceman
Baauer – Harlem Shake #UK3#US1