Ultra Japan 2016が、最終ラインナップとタイムスケジュールを発表

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9月17日(土)、9月18日(日)、9月19日(月・祝)の3日間、TOKYO ODAIBA ULTRA PARKで開催される<ULTRA JAPAN 2016>が、最終ラインナップとタイムスケジュールを発表しました。

9/17:W&W / ZHU / Kygo / DJ SNAKE / deadmau5
9/18:Fedde Le Grand / Carnage / Galantis / Knife Party / Hardwell
9/19:JAUZ / marshmello / NERO / Martin Garrix / Tiësto
ですね。

最終先行先着チケットは、ただいま発売中です(受付期間:8/17 水 20:00~ 8/31 水 23:59、予定枚数に達し次第受付終了)。

http://ultrajapan.jp/
http://ultrajapan.jp/ticket

Sam Feldt 来日直前インタビュー

<Summer Sonic 2016>で、8/20(東京)にプレイが決定しているSam Feldt。いまやDeep & Tropical Houseシーンの重要アーティスとなっています。そんな彼が、Rakuten.FMで先日開催された<Tomorrowland 2016>当日、インタビューに答えてくれました。

__Bakermat & Friends ステージへの出演でしたが、いかがでしたか?

Bakermatとはいい友達なんだけど、ステージはメロディックでグルーヴィーなハウスミュージックとそれを愛するみんなでいっぱいで、とてもよかったよ。

__DJ仲間とたむろってきました?

うん。他のステージはまだ見に行ってないんだけど、Bakermatステージのみんなとは仲いいんで、会えてよかったよ。

__Tomorrowlandは、あなたにとって特別な場所ですか?

去年は、ビジターとして来て、その美しさや、幅広いスタイル、ステージの素晴らしさに驚愕したし、来年ここでDJできたらいいなって思ってたところ、実現したんで、とてもうれしいよ。

__夢が実現したんですね。

うん、今年はCoachella、Ultra Miami、Ultra Europeでもプレイできて、ほんとに夢のような年になってるよ。

__あなたの曲は、くつろいだ雰囲気を持っていますが、DJはよりエネルギッシュですよね。

そのとおりだね。僕の曲の多くはチルアウトトラックだし、一方でクラブっぽい曲もある。僕にとって、それらは全部Sam Feldt Musicだし、BPM100-128まである。遅いものから速いものまで、ラウドなものからチルなものまで、それらが自分の曲だって思ってもらえれば、僕はハッピーだよ。もちろん、DJセットでは、みんなに踊って欲しいから、よりエネルギッシュなプレイをするね。

__あなたの出世作は「Show Me Love」のリメイクだったわけですが、ずっとハウスのファンだったのでしょうか?

「Show Me Love」は、僕が初めて作ったハウスではないんだけど、最初にひきつけられたハウスチューンだったんだよね。12歳の頃、お金がなかったから父親に連れられて中古のスピーカーを買いに行ったんだけど、それを売ってくれた人がRobin Sの「Sow Me Love」を聴かせてくれたんだよ。それで、もっとこういうスタイルが聴きたいと思って、父親に「これはなんていう音楽なの?」って聞いたら「ドラムンベースだよ」って(笑)。「そうじゃない、これはハウスだ」ってわかって、それからハマっているよ

__Lucas & Steveとの「Summer On You」は、よりダンサブルな曲に仕上がっていますね。

「Summer On You」は2バージョンあるんだよ。チルなラジオやSpotify向けのと、フェスでもかけられるダンサブルなクラブ向け、二つ作れてハッピーだね。

__Tomorrowlandのメインステージもターゲットに入っていますか?

わからないなー(笑)。来年かもね。今回のステージやバイブスは気に入ったけど、どんなDJもいつかはメインステージって思ってるんじゃないかな?

__最後に日本のみんなにメッセージをください。

Summer Sonicに行くんだけど、もうお寿司屋さんは予約したよ(笑)

Sam Feldtのラジオ番組“Heartfeldt Radio”は、Futuregroove FMで毎週月曜24:00-25:00に放送中です。

interview : Tomo Hirata

Kygoが、リオ・オリンピック閉会式でプレイ

Kygoが、8/21に行われるリオ・オリンピックの閉会式でプレイすると発表しました。

Billboardが伝えるところによると、Kygoは最新シングル「Carry Me」をヴォーカリストのJulia Michaelsと披露するそうで、これは新設されるOlympic Channelで見られることになりそうです。
トロピカル・ハウス人気は、なんとこんなところにまで及んできましたね。

ちなみにKygoはファッションラインもスタートするそうです。

https://www.olympicchannel.com/

http://www.billboard.com/articles/news/dance/7476054/kygo-rio-olympics-closing-ceremony

Forbesが2016年「世界で最も稼いでいるDJランキングを発表」1位は?

Forbes誌が、毎年恒例となっている「世界で最も稼いでいるDJランキング“Electronic Cash Kings”」を2016年も発表しました。これは昨年6月から今年6月までの、DJギグ、楽曲の売り上げ、企業タイアップまですべてを含む推定数字から割り出されているとのこと。
その結果はどうだったでしょう?()内は昨年順位および、過去3年の数字

1. (1)Calvin Harris – $63 million($66 million/$66 Million/$46 million)
2. (3)Tiesto – $38 million($36 million/$28 Million/$32 million)
3. (2)David Guetta – $28 million($37 million/$30 Million/$30 million)
4. (8)Zedd – $24.5 million($17 million/$21 Million)
5. (4)Steve Aoki – $23.5 million($24 million/$23 Million/$14 million)
6. (11) Diplo – $23 million($15 million)
7. (4)Skrillex – $20 million($24 million/$16.5 Million/$16 million)
8. (7)Kaskade – $19 million($18 million/$17 Million/$16 million)
9. (8)Martin Garrix – $16 million($17 million)
10.(New) Dimitri Vegas & Like Mike – $15.5 million
11. (10)Afrojack – $15 million($16 million/$22 Million/$18 million)
12. (6)Avicii – $14.5 million($19 million/$28 Million/$20 million)

トップは4年連続でCalvin Harris。6300万ドルは、1ドル100円として約63億円ですね。初めて下降に転じましたが、2位との差はまだまだ大きいです。トップ10だけ見ると-1%で、昨年の+2.5%、おととしの+11%から見ると、さすがにもう飽和状態で、これ以上の収入増は、楽曲のスーパービッグヒットでもなければ無理という印象です。いくらなんでも、ギャラはこれ以上は上がらないってとこまで来ていますね。Steve Aokiは、ヴェガスのDJの状況を見れば、バブルはもうはじけていると言っていますが、音楽を重視しないヴェガスの成金クラブこそがバブルの温床だったというのが、近いうちに判明するかもしれません。

Forbesによると、各DJのランクインにまつわる事実は次のとおり。
Avicii – この夏の終わりでツアーから引退するも、音楽は作り続けるし、VolvoやRalph Laurenとしたような好条件契約への道は開かれている。
Afrojack – 期間で50以上のギグをこなし、ライセンスやG-Star Rawとのファッション・コレクション契約のような音楽以外のベンチャーで収入を増加させている。
Dimitri Vegas & Like Mike – ヴェガスよりヨーロッパで人気だが、世界中のメジャー・フェスティバルで6桁(数千万円)のギャラを獲得している。
Kaskade – 5月にLos Angeles Convention Centerで2万人の会場をソールドアウトに。
Martin Garrix – リスト中もっとも若いが、過酷なツアースケジュールをこなし続けている。時計ブランドTag Heuerの顔にもなった。マネージャーはJustin Bieberと同じ。
Skrillex – Justin Bieberのカムバックに貢献、最新アルバム『Purpose』で5曲をプロデュース。
Diplo – 2015年夏のヒット曲「Lean On」を共作、この曲はSpotifyで8億回再生された。
Steve Aoki – ここ一年で198回のショウをこなしている。
Zedd – 一年間の収入としてはキャリア最大に。好条件のクラブ、フェスティヴァル・ギグ多数。
David Guetta – フランスで行われたEURO 2016のテーマ・ソングを制作
Tiesto – 昨年100ギグ以上をプレイ。7-Upとの推定7桁(億円クラス)の契約にサイン。
Calvin Harris – 1ギグで40万ドル(1ドル100円として4000万円)以上、ラス・ヴェガスで最もギャラが高い。

今回ニューエントリーはDimitri Vegas & Like Mike。躍進はZedd、Diploですね。5月に発表されたInternational Dance Music Summitのデータによると、ストリーミングや、中国、南米といった新しい地域での人気に支えられて、Electronic Musicシーンはまだ成長中です。これからのEDMシーンは、よりグローバルなものになっていくのかもしれません。

ソース:http://www.forbes.com/sites/zackomalleygreenburg/2016/08/16/worlds-highest-paid-djs-electronic-cash-kings-2016/#4d25855f55ec