__あなたの出世作は「Show Me Love」のリメイクだったわけですが、ずっとハウスのファンだったのでしょうか?
「Show Me Love」は、僕が初めて作ったハウスではないんだけど、最初にひきつけられたハウスチューンだったんだよね。12歳の頃、お金がなかったから父親に連れられて中古のスピーカーを買いに行ったんだけど、それを売ってくれた人がRobin Sの「Sow Me Love」を聴かせてくれたんだよ。それで、もっとこういうスタイルが聴きたいと思って、父親に「これはなんていう音楽なの?」って聞いたら「ドラムンベースだよ」って(笑)。「そうじゃない、これはハウスだ」ってわかって、それからハマっているよ
__Lucas & Steveとの「Summer On You」は、よりダンサブルな曲に仕上がっていますね。
「Summer On You」は2バージョンあるんだよ。チルなラジオやSpotify向けのと、フェスでもかけられるダンサブルなクラブ向け、二つ作れてハッピーだね。
Forbesによると、各DJのランクインにまつわる事実は次のとおり。 Avicii – この夏の終わりでツアーから引退するも、音楽は作り続けるし、VolvoやRalph Laurenとしたような好条件契約への道は開かれている。 Afrojack – 期間で50以上のギグをこなし、ライセンスやG-Star Rawとのファッション・コレクション契約のような音楽以外のベンチャーで収入を増加させている。 Dimitri Vegas & Like Mike – ヴェガスよりヨーロッパで人気だが、世界中のメジャー・フェスティバルで6桁(数千万円)のギャラを獲得している。 Kaskade – 5月にLos Angeles Convention Centerで2万人の会場をソールドアウトに。 Martin Garrix – リスト中もっとも若いが、過酷なツアースケジュールをこなし続けている。時計ブランドTag Heuerの顔にもなった。マネージャーはJustin Bieberと同じ。 Skrillex – Justin Bieberのカムバックに貢献、最新アルバム『Purpose』で5曲をプロデュース。 Diplo – 2015年夏のヒット曲「Lean On」を共作、この曲はSpotifyで8億回再生された。 Steve Aoki – ここ一年で198回のショウをこなしている。 Zedd – 一年間の収入としてはキャリア最大に。好条件のクラブ、フェスティヴァル・ギグ多数。 David Guetta – フランスで行われたEURO 2016のテーマ・ソングを制作 Tiesto – 昨年100ギグ以上をプレイ。7-Upとの推定7桁(億円クラス)の契約にサイン。 Calvin Harris – 1ギグで40万ドル(1ドル100円として4000万円)以上、ラス・ヴェガスで最もギャラが高い。
今回ニューエントリーはDimitri Vegas & Like Mike。躍進はZedd、Diploですね。5月に発表されたInternational Dance Music Summitのデータによると、ストリーミングや、中国、南米といった新しい地域での人気に支えられて、Electronic Musicシーンはまだ成長中です。これからのEDMシーンは、よりグローバルなものになっていくのかもしれません。