David Guetta – Hey Mama (ft. Nicki Minaj, Afrojack & Bebe Rexha)

David Guetta – Hey Mama (Official Video) ft Nicki Minaj, Bebe Rexha & Afrojack

David Guettaが、Nicki Minaj、Afrojack、Bebe Rexhaをフィーチャーした「Hey Mama」のPVを公開しました。「Hey Mama」は、David Guettaがリリースしたニュー・アルバム『Listen』収録曲で、Afrojack、GLOWINTHEDARK、Noodles、Modern Machinesらのリミックスを収録したリミックスEPもリリース中です。

David Guettaは、9月に開催される<ULTRA JAPAN 2015>で来日が決定しています。

EDM DJの標準機材 – EDM DJ Tutorial 002

EDM DJがプレイで使っている機材で一番多いのは

Pioneer DJ用CDプレーヤー CDJ-2000NXS

Pioneer DJミキサー DJM-900NXS

の組み合わせです。というか、これはクラブでもスタンダードに設置されている機材ですね。

かなりの数のトップDJは、このセットにUSBメモリ(もしくはSDカード)を差してDJをしています。

その理由としては、PC DJのように配線する必要がないこと(常設されてますから)、トラブルが発生する確率が最も低いことが挙げられるでしょう。

あとはヘッドフォンと、マイクがあれば完璧です。

もちろんこのセットを個人で買って家で練習できれば最高です。
でも、ちょっと手が出ないなーっていう人も多いでしょう。
そこで最初は、まずはPC DJ、もしくはPIONEER製のもうちょっとお手ごろな機材で練習をはじめるわけです。

Zedd、8/15 & 8/16 SUMMER SONIC 2015に出演決定

Zedd

Zeddが、8/15(土)と8/16(日)に東京 QVC マリンフィールド&幕張メッセ、大阪 舞洲サマーソニック大阪特設会場で開催される<SUMMER SONIC 2015>に出演することになりました。東京は8/16のマリンステージ、大阪は8/15のオーシャンステージです。なお、6月に開催される彼の単独公演は即日完売となっています。
http://www.summersonic.com/

beatportでEDMを買おう – EDM DJ Tutorial 001

(6・7追記:beatportでバニラVisaが使えなくなっているという情報があります)

EDM DJ Tutorialでは、ほんとに初歩の初歩からDJの始め方を解説していきます。

EDM DJを始めようと思ったら、まずは曲を買わなくちゃいけないわけですが、これは基本的にbeatportで買います。

beatportはアメリカに本社がある、世界最大のダンスミュージック配信サイトです。
EDMの新しい曲は、beatportだけで最初はリリースされることも多いので、EDM DJにとってbeatportは欠かせない存在なのです。なお、beatportでは携帯からは曲を買えないので、基本的に操作はすべてPCで行ってください。

また購入には、クレジットカードが必要です。
そんなもんもってねーよ!という方、ぜんぜん大丈夫です。
コンビニに行って、「バニラVisaオンライン」という、インターネット決済専用プリペイドカードを買ってください。5290円で5000円のカードが買えます。
このカードをまずはバニラVISAオンラインのサイトでで登録するのですが、登録の仕方は以下のサイトをご覧ください。
http://vanilla-online.jp/
で、これでカードを登録すると最後に「カード情報確認」というのができるので、ここで出てきた「カード番号、有効期限(月/年)、セキュリティコード」をカードに油性ペンでメモしておくか、携帯にメモしておきます。そうしておけば、いちいちログインして確認しなくていいので便利です(盗まれたら終わりですが)。

本題に入りましょう。beatportで曲を買うには、まずアカウント開設が必要です。
https://pro.beatport.com/
に行って、右上のLOG IN / SIGN UPをクリックすると記入欄が出てきます。
上から、すべてアルファベットで記入します。

名前

ユーザーネーム(ニックネーム、ハンドルですね。最低3文字)
パスワード(8文字以上、スペースなし、数字とアルファベットが混在していること、大文字小文字区別あり)
確認のためパスワードをもう一回
Eメールアドレス
確認のためEメールアドレスをもう一回

すべて記入しおわると、右下にCREATE ACCOUNTというのが出てくるので、そこをクリック。

これで、アカウントの開設は終了で、すでにLOGINされた状態になっていると思います。

次に右上のユーザーネームのところをクリックするとACCOUNT SETTINGSというドロップダウンメニューが出てくるので、そこを選んでください。

左にBILLING INFORMATIONというところがありますが、ここでCREDIT / DEBIT CARDというところを選んで、CARD INFOのところにまずは上から
名前

カード番号
有効期限
をアルファベットで記入してください。

続いてBILLING ADDRESSのCOUNTRYでJAPANを選んでください。
そうすると記入欄が減るので
STREET ADDRESS 1に何丁目何番何号室
STREET ADDRESS 2に市区町村から丁目の前まで
CITYに都道府県
をアルファベットで入れてください。ほんとはCITYに都道府県じゃないんですが、気にしなくていいです。

で、右下のSAVE CHANGESを押します。
登録されると「Your billing information has been updated successfully!」というメッセージが上に出ます。

続いて左のメニューから、AUDIO PREFERENCESというところを選びます。
MP3、WAV、AIFFと並んでいますが、ここでは普段、どのフォーマットのファイルを買うかを選んでおけます。WAVとAIFFは非圧縮で基本的に同じ音質で、WAVがWindowsの標準、AIFFがMacの標準です。MP3は、それらを圧縮して軽くしたもので、音質的には少し劣化しますが、beatportで売っているMP3は320kbpsという、MP3では最高音質のものなので、実際のDJでの使用には大きな支障はありません。ファイルがWAVやAIFFに比べて軽いことや、現場ではほとんど聞き分けられないという人も多いこと、タグ管理ができることからMP3を使っているDJも少なくありません。レーベルから送られてくるプロモーション楽曲も、ほとんどの場合、320kbps MP3です。ちなみにiTunesで売られている楽曲は、256kbps AACというフォーマットで、これもほぼ同程度の音質と言われていますが、mp3と混在すると管理が面倒だからなのか、beatportよりリリースが遅れることが多いからなのか、プロDJで使っている人はほとんど見ません。(補足:iTunesの音源の中には、エンコードの関係でCDマスタリングよりも0.3-0.7db程度レベルを下げたものがあるんだそうです。これもDJがiTunesで購入した曲を使わない理由になっていると思われます。また、ものによってはiTunes用のマスターを別に用意していることもあり、それらはクラブ仕様になっていないと推測されます)

しかし、ここではあえてWAVかAIFFをオススメしておきます。WAVやAIFFからMP3をつくることは、フリーソフトで簡単にできますが、その逆はできないのですから。

ここでSAVE CHANGESをおして、基本的な設定は終了です。

さて、実際の買い物をしてみましょう。

左上のbeatportのロゴをクリックすると、ショップのトップ画面にきます。
このトップページで見るべきは、右にあるTOP TENくらいで、あとは無視でかまいませんw

EDM DJがチェックすべきなのは、ジャンル別のチャートです。
左上のGENRESにカーソルをあわせると、ドロップダウンメニューが出てくるので、まずはそこからELECTRO HOUSEを選んでください。
続いて右側のTOP TEN TRACKSの一番下にVIEW TOP 100 TRACKSというところがあるので、それをクリックするとELECTRO HOUSEの100位までが出てきます。
順位の右横に再生ボタンがあるので、それを押してみてください。
試聴できますね!
それで気に入った曲があったら、一番右の、ピンクでドルで値段が書いてあるところをクリックするとカートにその曲が入ります。

EDM DJだったら、Progressive House、Future Houseも好きだったらHouse、Skrillexみたいなのが好きだったらDubstepやGlitch Hopも同じようにチェックしてみてください。

で、カートにお気に入りの曲が入ったら、購入に入ります。
右上のカートマークのところをクリックしてください。
お値段の画面が出てきますね。
ここでADD PROMO CODEというところに、お値引きになるコードを知っていたらコードを入力してください。
コードは、あれば以下のサイトでも発見できます。
http://www.retailmenot.com/view/beatport.com

そして、緑のCHECKOUTというボタンを押せば、クレジット決済画面が出てきます(LOGINを再度求められることもあります)。
ここでは、すでにクレジットカードの情報は登録しているので、右下のSECURITY CODEというところにセキュリティーコードを入力、その下のCOMPLETE CHECKOUTを押すだけで決済が完了します。

次の画面では、買った曲がダウンロードできるようになっているので、右のDOWNLOADというボタンを押せばダウンロードが始まります。ダウンロード先はブラウザで指定してあるところになります。

ちなみに現在の1ドルは120円くらいなので、WAVやAIFFで一曲買うと330円~390円くらいです。beatportでしか売っていない、beatport exclusiveの曲が少しお値段高めですが、そこにいい曲が多いのも事実です。

インターナショナルDJとローカルDJ

よく、日本からは国際的に活躍するEDM DJがなぜ出ないのだろう?という質問をもらいますが、これはトップEDM DJのほとんどがプロデューサー出身であることを考えると当たり前です。
日本のDJで国際的ヒット曲を持っている人はEDMシーンには一人もいません。
僕の「Taiko」がbeatport Electro House chartで27位、これが今のところ最高位と記憶しています。
またチャート順位だけじゃなくて、トップDJのラジオショウやDJセットでプレイされることが、欧米のEDMシーンで活躍するには必要条件になってきます。
これらは、いずれも現在の競争が激しいEDMシーンにおいては、ものすごくハードルが高いです。

ちなみにトコト君は総合チャートでトップ10入りという偉業をなしとげていますが、そのときの彼の曲はハウスだったので、いわゆるEDMヒットではなかったかなと思います。
シーンも、もっと健全でした。

では、日本でトップDJ扱いされている人は、国際的にはどういう評価なのだろう?という疑問が出てくると思いますが、これはローカルDJです。
要するに、日本国内(もしくはアジア圏内)で活動しているDJと認識されているということですね。

つまり、DJの種類は大きく分けて二種類あるのです。
国際的ヒットを出して、世界中をツアーしているインターナショナルDJと、自国周辺を主に守備範囲とするローカルDJですね。クラブのレジデントDJなどは、典型的なローカルDJです。
これは日本だけでなく、世界中どこにでもある区別です。
beatportチャートでブレイクを目指すか、iTunes Japanチャートでブレイクを目指すかの違いといったら、わかりやすいでしょうか。

もちろんインターナショナルDJのほうが世界的には人気もあり、出演料も高いのですが、だからといってローカルDJがダメということではありません。
特に、日本においては自国の経済の中だけでDJも職業として成立し得るので、あえてハードルの高い海外を目指すより、ローカルDJとして活動するほうが懸命な場合も多いでしょう。

また、この二種類はほぼ両立できないので、インターナショナルDJは地元ではほとんどブッキングがなく、ローカルDJは自国外ではほとんどブッキングがないという現象も起こります。

どちらを目指すかは、本人の意志しだいで、どちらもアリなわけですが、ローカルDJのほうがなりやすく、そのかわりに限界点も低いということを覚えておいたらいいと思います。

ちなみに僕はインターナショナルDJを目指していますが、ものすごく道は険しいですね(> <)