5月21日の土曜日、10年ぶりのX-traがLIQUID LOFTで行われました。これは、8/1に予定されている、LOUDの200号発刊を記念して、LOUDが深く関わったパーティーを一晩だけ復活させようという試みだったのですが、たくさんの方々に集まっていただけました。皆様、本当にありがとうございました。
開催企画段階では、オーガナイザーの雨宮君と僕は“100-150人くらい集まってくれれば嬉しいね”と言い合っていました。ところが、ふたを開けてみれば、その3倍の入り。こんなにもたくさんの人が、まだX-traのことを覚えていて、足を運んでくれたことが、とてつもなく嬉しかったです。DJの方々や業界関係の方々にも、たくさんお会いできて、時間はあっという間に過ぎていきました。
何より感動したのは、フロアのノリが当時のままだったことです。DJやパフォーマーとクラウド、そしてVJやPAのスタッフまでが一緒になって創り上げる、あの頃のバイブスが、そこには再現されていました。
「またやって欲しい」というご意見も、ありがたいことに数多くいただきました。僕にとってX-traは、あまりにも特別な思い出になっているので、今後のことは即答できないのですが、X-traが年一度開催でBody&SOULのような存在になれたら美しいのかなという気持ちにはなりました。’90年代のクラブ・ミュージックにしかなかったグルーヴと情感を、一種のレア・グルーヴやダンス・クラシックとして次の世代に伝えていくこと、そこに生まれるヴァイブスを絶やさないことは、意義あることかもしれないと、今は考えています。
何はともあれ、2011年のX-traは最高のパーティーになったと感じています。それは、集まってくれた皆様のおかげでした。この場を借りて、感謝の気持ちを示させていただきます。