DJmag Top 100 真相は?

Top 100 DJs Awards Ceremony 2017

UKのDJmagは、1991年創刊の伝統あるDJ雑誌です。創刊当初からハウス、テクノ、レイヴミュージックといったサウンドに特化していて、トップ40系コマーシャル・クラブ(これは世界中どこにでもあります)などは無視してきた硬派な雑誌です。そのDJmagが主宰するDJランキングがDJmag Top 100です。1997年に一般投票を受け付けるようになったこのランキングは、EDMブームとともに注目度を増してきました。いまでは100万票以上を集めるようになり、ここ2年はMartin Garrixが一位を獲得しています。

さて、このDJmag Top 100で上位を獲得しているDJは、なぜ上位にいるのでしょう?DJスキルによってではないことはだれの目にも明らかです。では、Laidback Lukeをはじめとする一部のDJが指摘するように、広告にどれだけお金を使ったかランキングでしょうか?
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DJを再開するよ



しばらくお休みしていたDJを再開することにしました。
というのも、Taiko RadioでずっとサポートしてきたLeandro Da Silvaが来日 & ファッション方面でずっとお世話になっている高水君が’ANOTHER FLOW’というブランドを立ち上げるという喜ばしい出来事が重なりまして、これはいつもの「おれは関係ないよ」じゃすまないかなーと笑

ダンスミュージックの世界は、ものすごい速さで動いているので、「休んだほうがいいタイミング」というのは、確実にあります。
僕はDJ歴30年近いんですがw、ここ最近だけ見ると、2012-2013年くらいのEDM上陸段階では、来日DJも少なかったし、まともなEDMスタイルでDJする人もほとんどいませんでしたから、そこはがんばるとこでした。高水君と会ったのも、この頃かな。やはりファッション関係の人は、トレンドに敏感。
2014-2015年には、オリジナル曲がそこそこ世界的に認知されたので、それがやる気につながりました。
しかし現状では、日本で行われている巨大なダンスフェスで、世界的トップDJがプレイするようになっているわけで、この段階はもはや自分が出る幕じゃないなと思ったわけです。ネットワークビジネスみたいな集客要員DJとしては、頭数にもなりませんしw

もともとディスコのハコ番とかやるほうの職業DJじゃないし、基本的にグローバル・シーンの中での活動を考えているプロデューサーなので、そういうときはプロダクションのほうに戻っているか、何か新しいことを考えています。
FUTUREGROOVE FMでのTaiko Radioは、その「新しいこと」のひとつで、ここを起点に海外アーティストやレーベルとのネットワークもできました。Leandroとも、そこで知り合っています。

EDMは、自分が思っていたような形では日本には定着しなかったけれど(たぶん)、そこを経由したから、いまの自分があるわけで、何一つ無駄にはなっていないなと思うのでした。

Leandro Da Silvaのイベントは9/2(土) CIRCUS TOKYO 22:00-05:00
ANOTHER FLOWのイベントは9/3(日)麻布十番The Sky Bar 17:30-22:00

音楽とパーティが好きなみなさんに、ぜひお会いしたいと思っています 🙂