UK’s Top 40 DJs Poll

LOUDではDJの人気投票を毎年行っているが、その雛形になったのは、UKのDJ誌が主催していた人気投票だった。DJ誌の対象範囲は、いまやかなりワールドワイドなので、必然的にビッグルームDJが上位に来るようになってしまった。トランスDJばかりがランクインしているのは、そういう理由だろう。日本におけるユーロトランス人気は、残念ながらかなり落ちてしまったが、海外では依然としてキープされているのだ。

一方で、UKで人気のあるDJを投票で決めようという企画がある。それがUK’s Top 40 DJs Pollだ。今年の結果は、1位が二年連続でErol Alkanだった。僕はUK派なので、こっちのチャートのほうが納得がいく。

ちなみに、イビサのDJ Awardsというのもあるのだが、けっこう政治の香りがするので、個人的にはほとんど重視していない。

いずれにしても、こういう企画は余興としては面白いし、シーンの活性化につながっていると、僕は思う。

ハードロック・カフェとU2

 今日お取引先のご厚意で、ハードロック・カフェに行ってまいりました。んー、20年ぶり(笑)!

 店内はPVがかかりまくってたのですが、ボン・ジョビを筆頭にメジャー・ロック・アーティストのオンパレード。普段聴かない音を聴いて、勉強になりました。LOUD系では、モービー、キラーズ、デペッシュ・モーなんかがかかってましたね。マドンナの「Vogue」がかかったときは、思わず身体が動いてしまいましたよ。

 そこで思ったのは、ボン・ジョビには意外にダンサブルな曲と、僕にはまったく理解できないものすごい趣味の曲があるということ。そして、U2は別格なのだということ。ストーンズやピストルズもかかってましたし、もちろんボン・ジョビも(笑)かかりまくりでしたが、U2は本当に別格なんですよ。もちろん趣味の問題なんで、ストーンズやボン・ジョビより彼らが偉大だと言うつもりはありません。しかし、U2は別格に神々しかった。僕は、音楽は異界からの通信だと思っているので、そういうものに弱いのでした。現時点で最高のロック・バンドだと思います。

 ちなみに、僕はボノをトイレに案内したことがあります(笑)。あれは、たしかオーキーが一緒にツアーしてたときで、CLUB VENUSだったなぁ。もう、ここを読んでる人は、ほとんどご存知ないと思いますが、僕は’90年代前半、CLUB VENUSというパーティーのレジデントDJをしていたのです。UKのクラブサウンドは、まだまったく受け入れられていなくて、オーガナイザーのクボケンが苦労していたのを今でも覚えています。