MOOGのSub PhattyとMinitaurをAbleton LiveのExternal Insttrumentで同時に使おうとすると、どちらかのUSBを認識しないという事態が発生
解決策
1.Sub Phattyのみ電源を入れて起動
2.Ableton起動
2.Sub PhattyのEditorにはVST3を使用
3.いったん終了
4.Minitaurの電源を入れる
5.MinitaurのEditorにはVST2を使用
6.両方入っているAbletonを立ち上げる
ここまでやる必要はないだろうし、VSTは2でも3でも理論的には同じと思うのだが、PC立ち上げ時には1台のみ電源を入れておき、もう1台は立ち上がってから電源を入れるのが重要そう
ベース単体で考えた場合、あきらかにMinitaurのほうがベースとして好ましい音なのだが、DecayとSustainが連動しているのはちょっと困る。DAWに取り込んでからGateでReleaseを調整するのが今のところベストな案かも。
Sub PhattyはSubが売りなのだろうが、現実問題としてサブ帯域は位相に対してデリケートなのでレイヤーは困難で、それほど力にはならない。Sub Phattyの場合、波形が連続的に可変できることと、MULTIDRIVEが飛び道具的に存在していることがむしろポイントだし、Releaseを独立して調整できるのもよい。Note SyncまたはKB Resetがないのは致命的で、サブベースシンセというよりはミッドレンジのリード的なベース用と思う。
ハウスのベースは、Ableton付属のOperatorをひとつ使うだけで実はけっこうな音になるし、John SummitとかYouTubeでそれを紹介していた。それで充分に使える曲はできる。
とはいえ、やってみるとわかるのだが、やはりアナログとデジタルではグルーヴ感に違いが出る。デジタルのクリアさも悪くはないのだが、そのぺたーんとした感じをアナログと同等にするのはほぼ不可能だ。細かな動きをランダムにつけるのはよくやる手だが、それではアナログシンセのグルーヴ感は残念ながら出ない。
生楽器の良さが、どんな大容量のサンプルパックでもあまり出せないのと同じで、アナログシンセの良さはデジタルイミュレーションではあまり出せない。