カルヴィン・ハリス、新プロジェクト“Love Regenerator”始動

Calvin Harrisが、「Giant」から一年ぶりとなる2曲の新曲「ヒプナゴジック(アイ・キャント・ウェイト)」と「CP-1」を、新たなプロジェクト“Love Regenerator (ラヴ・リジェネレイター)“名義でリリースしました。この2曲は、Calvin Harrisにとって新境地となる、90年代レイヴ・ミュージックを彷彿とさせるアグレッシヴなダンス・トラック。Love RegeneratorについてCalvin Harrisは「22年前、他の人からどう思われるか気にさえもせず、初めて音楽をプロデュースし始めた、その方法を再発見したかった。純粋に楽しくて、自分にとって気持ち良いサウンドと思えるもので、冒険していた頃だね。この楽曲たちは、僕が聴きながら育った、初期のレイヴ、ブレイク、テクノ、ハウスにインスパイアされたもの。というか、1991年に埋められたタイム・カプセルに閉じ込められた音に聞こえるように、全力を尽くした、という感じだな。一つ一つの音は、全てその時代のものを使っているよ」と説明しています。アートワークも’90年代12インチの雰囲気ですね。「CP-1」は、Calvin Harris初のテクノと言えるでしょう。

これまで8曲が全英シングル・チャート1位を獲得し、常にダンス・シーンを牽引する存在でありながら、スーパー・ポップ・プロデューサーとしても圧倒的人気を誇るCalvin Harrisが、これまでとはまったく違ったアンダーグラウンドなアプローチで2020年代をスタートさせたことは、大きな話題となりそうです。4月10日と17日には、Coachellaにサブヘッドライナーとして出演しますが、そこでは“Love Regenerator”全開が期待できます。

Calvin Harrisの歴史、人気曲を知りたい方は、こちらをご覧ください。

Love Regenerator, Calvin Harris – Hypnagogic (I Can't Wait)
Love Regenerator, Calvin Harris – CP-1

billboardが2010年代チャートを発表

The Chainsmokers – Closer ft. Halsey (Japanese Subtitles)

billboardが、2010年代チャートを発表しました。これは2009年12月5日から2019年9月28日までの全米チャート・ポイントを集計したものです。

最重要のHOT 100 SONGSに、ダンス/エレクトロニック関連からランクインしたのは以下の通り。強豪ポップスターがひしめく中、ロングランで高順位を記録しないとここには入れないだけに、2010年代にEDMがいかに躍進したかを証明する結果と言えるでしょう。ちなみに1位はMark Ronson featuring Bruno Mars「Uptown Funk!」でした。

04. The Chainsmokers featuring Halsey – Closer (2016)
06. Rihanna featuring Calvin Harris – We Found Love (2011)
33. Marshmello & Bastille – Happier (2018)
57. Avicii – Wake Me Up! (2013)
58. The Chainsmokers featuring Daya – Don’t Let Me Down (2016)

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Forbesが、2019年「世界で最も稼いでいるDJランキング」を発表

Forbes誌が、毎年恒例となっている“世界で最も稼いでいるDJランキング”(The World’s Highest-Paid DJs: Electronic Cash Kings)の2019年版を発表しました。これは例年6月を境に、ここ一年のDJギグ、楽曲の売り上げ、企業タイアップまですべてを含む推定数字から割り出されています。その結果は以下の通りです。

1位 (2). The Chainsmokers (4600万ドル:約50億円)
2位 (5). Marshmello (4000万ドル)
3位 (1). Calvin Harris (3850万ドル)
4位 (4). Steve Aoki (3000万ドル)
5位 (7). Diplo (2500万ドル)
6位 (3). Tiësto (2400万ドル)
7位 (10). Martin Garrix (1900万ドル)
8位 (8). David Guetta (1800万ドル)
9位 (6). Zedd (1700万ドル)
10位. Armin van Buuren (1500万ドル)
11位 (9). Kaskade (1400万ドル)
12位. Skrillex (1300万ドル)
13位. Alesso (1250万ドル)
14位. Afrojack (1200万ドル)
15位タイ. DJ Snake (1150万ドル)
15位タイ. DJ Pauly D (1150万ドル)
15位タイ. Dimitri Vegas & Like Mike ($1150万ドル)
※()内は昨年順位

今年は、昨年まで6年連続1位をキープしていたCalvin Harrisが、このランキングが始まって以来はじめて3位となりました。なお、昨年まではトップ10ランキングでしたが、今年は15位までランキングされています。

ソース
https://www.forbes.com/sites/monicamercuri/2019/07/29/the-worlds-highest-paid-djs-of-2019/

Billboard Danceが、アーティスト・ランキング『100 Artists of 2019』を発表

アメリカで最も権威のある音楽チャート(いわゆる全米チャート)を集計しているBillboard(ビルボード)が、ダンス/エレクトロニック・アーティスト・ランキング『Billboard Dance 100 Artists of 2019』の結果を発表しました。

今回で第二回目の実施となる、この“Billboard Dance 100”。昨年同様、世界174ヶ国からの投票と、チャート・データ(セールス、ストリーミング、ラジオ・エアプレイ)やツアー・データ(ショウの収容人員、フェスのブッキング、レギュラーのDJ)をふまえた集計となっているので、現時点で最も信頼のおけるダンス/エレクトロニック・ランキングだといえるでしょう(“DJ”ランキングではなく、“ダンス/エレクトロニック・アーティスト”としてのランキングである点がミソです)。アメリカ・メディアの企画ゆえ、今回もUSベース系がちょっと有利か…という印象はありますかね。

ちなみに昨年のトップ10は、1位:The Chainsmokers、2:Calvin Harris、3:Kygo、4:Marshmello、5:Major Lazer、6:Martin Garrix、7:Zedd。8:Tiësto、9:DJ Snake、10:ODESZA、でした。

Billboard Dance 100 Artists of 2019

01. Marshmello
02. Calvin Harris
03. The Chainsmokers
04. Zedd
05. Kygo
06. Martin Garrix
07. Diplo
08. Tiësto
09. DJ Snake
10. David Guetta

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Calvin HarrisがBRIT AwardsでBritish Single of the Yearを受賞

Calvin Harris, Rag’n’Bone Man, Sam Smith, Dua Lipa – Giant / Promises / One Kiss (BRITs 2019)

2019年2/20に第39回の授賞式が行われた、UKで最も権威ある音楽賞’BRIT Awards’でCalvin Harrisが、最重要二部門のひとつであるBritish Single of the Yearを、Dua Lipaとの’One Kiss’で受賞しました。Calvin Harris & Dua Lipaの’One Kiss’は、2018年のUK年間チャート1位も記録していますから、これは順当勝ちですが、Calvin Harrisは過去14回もBRIT Awardsにノミネートされていながら受賞を逃しており、今回が初受賞となりました。

2019年のBRIT Awards授賞式で、Calvin Harrisは、 Rag’n’Bone Manと’Giant’、Sam Smithと’Promises’、Dua Lipaと’One Kiss’をパフォーマンス、その模様はYouTubeで見ることができます。

BRIT Awards、もうひとつの最重要部門’British Album of the Year’はTHE 1975が受賞しました。