billboardが2010年代チャートを発表

The Chainsmokers – Closer ft. Halsey (Japanese Subtitles)

billboardが、2010年代チャートを発表しました。これは2009年12月5日から2019年9月28日までの全米チャート・ポイントを集計したものです。

最重要のHOT 100 SONGSに、ダンス/エレクトロニック関連からランクインしたのは以下の通り。強豪ポップスターがひしめく中、ロングランで高順位を記録しないとここには入れないだけに、2010年代にEDMがいかに躍進したかを証明する結果と言えるでしょう。ちなみに1位はMark Ronson featuring Bruno Mars「Uptown Funk!」でした。

04. The Chainsmokers featuring Halsey – Closer (2016)
06. Rihanna featuring Calvin Harris – We Found Love (2011)
33. Marshmello & Bastille – Happier (2018)
57. Avicii – Wake Me Up! (2013)
58. The Chainsmokers featuring Daya – Don’t Let Me Down (2016)

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Billboard Danceが、アーティスト・ランキング『100 Artists of 2019』を発表

アメリカで最も権威のある音楽チャート(いわゆる全米チャート)を集計しているBillboard(ビルボード)が、ダンス/エレクトロニック・アーティスト・ランキング『Billboard Dance 100 Artists of 2019』の結果を発表しました。

今回で第二回目の実施となる、この“Billboard Dance 100”。昨年同様、世界174ヶ国からの投票と、チャート・データ(セールス、ストリーミング、ラジオ・エアプレイ)やツアー・データ(ショウの収容人員、フェスのブッキング、レギュラーのDJ)をふまえた集計となっているので、現時点で最も信頼のおけるダンス/エレクトロニック・ランキングだといえるでしょう(“DJ”ランキングではなく、“ダンス/エレクトロニック・アーティスト”としてのランキングである点がミソです)。アメリカ・メディアの企画ゆえ、今回もUSベース系がちょっと有利か…という印象はありますかね。

ちなみに昨年のトップ10は、1位:The Chainsmokers、2:Calvin Harris、3:Kygo、4:Marshmello、5:Major Lazer、6:Martin Garrix、7:Zedd。8:Tiësto、9:DJ Snake、10:ODESZA、でした。

Billboard Dance 100 Artists of 2019

01. Marshmello
02. Calvin Harris
03. The Chainsmokers
04. Zedd
05. Kygo
06. Martin Garrix
07. Diplo
08. Tiësto
09. DJ Snake
10. David Guetta

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ZEDD、SUMMER SONIC 2019で来日決定(2019年8月)

2019年 8/16(金)、8/17(土)、8/18(日)に東京:ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ、大阪:舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)で開催される<SUMMER SONIC 2019>が追加アーティスト20組を発表し、ZEDD(ゼッド)、SOFI TUKKER(ソフィ・タッカー)らの出演が決定しました。出演日は東京 8/18、大阪 8/17となっています。

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Zeddが、Katy Perryとコラボした新曲「365」を公開

Zedd, Katy Perry – 365 (Official)

Zedd(ゼッド)が、Katy Perry(ケイティ・ペリー)とコラボレーションしたニュー・シングル「365」(スリー・シックス・ファイヴ)をバレンタインデーに合わせてリリースし、そのオフィシャル・ミュージック・ビデオを公開しました。「365」は、昨年の夏からコラボがスタートし、ファンの間ではかねてから噂になっていた一曲ですね。

「365」のビデオ監督は、The WeekndやThe 1975も手がけるWarren Fu。このビデオは近未来が舞台で、Katy扮する“ロボット人間”とその“飼い主”である人間Zeddが恋に落ちる様子が描かれています。「365日、24時間、週7日、あなたのことを想っているわ」と歌うロボットと人間の間に“愛”という特別な感情は生まれるのか?

今回の「365」に関して、Zeddは“ケイティと僕は去年の夏のオーストラリア・ツアーで一緒になったんだ。ツアーの後に色々調整した後、一緒に仕事ができて「365」が具体化しはじめたんだ。ようやく形になった時、この曲は特別なものになったことがわかったよ。ケイティがこの曲をどう表現しているのかが大好きなんだ。この曲を僕たちのファンに遂に届けることができて、とても嬉しいよ”、Katy Perryは“ゼッドには、私が去年行った‘ウィットネス:ザ・ツアー’に参加してもらってすごく楽しかった。ツアーの隙間時間に一緒に音楽を作り始めたの。その産物が、この新曲よ。アーティストとしてとても才能があり、人としても地に足がついているゼッドとコラボができて嬉しい”とのコメントをだしています。

追記:ちなみにケイティ・ペリーは、このバレンタインデーにオーランド・ブルームからプロポーズされ、婚約しました(The Sun / Katy Perry instagram / Orlando Bloom instagram)。


Zedd、GQで自身の代表曲について語る

Zedd Breaks Down His Most Iconic Tracks | GQ

「The Middle」が、2019年2月に授賞式が行われる第61回グラミー賞の2部門にノミネートされたZedd(ゼッド)。彼がGQのYouTubeチャンネルで、自身の音楽的バックボーンや、自身の代表曲/ヒット曲が誕生した経緯について語りました。要約すると…

Zedd ft. Foxes / Clarity
自分のElectronic Dance Music Artistとしてのキャリアを形づくった。Matthew Komaに「Lost At Sea」のボーカルを書いてもらったんだけど、エモーショナルすぎて「Lost At Sea」には合わなかった。でもそのアカペラを「Clarity」にはめてみたら、鳥肌がたつほどよかった。しかしMatthewのボーカル・レンジからは最高音が外れていたので、ほかのシンガーを探すことになった。一時は締め切りの関係でアルバム収録をあきらめかけたんだけど、ぎりぎりでFoxesをSkypeでつかまえることができた。

Zedd ft. Hayley Williams / Stay The Night
Paramoreのファンで、Haileyと一緒にやりたいと思っていた。「Clarity」以前は、DJはDJでミュージシャンじゃないでしょ、という烙印を押されていたので、一緒に仕事をしてくれる人を見つけるのもとても難しかった。Haileyは、自分をDJ以上のものとして見てくれた。

Ariana Grande ft. Zedd / Break Free
この曲は、自分にはふさわしくないけど大好きだったから、Max Martinに送ってみた。彼はトップラインを書いて、Ariana Grandeと一緒にスタジオに入ってくれた。Arianaの大ファンだったし、一緒に仕事をする機会に恵まれて、とても感謝しているよ。

Zedd & Alessia Cara / Stay
過労で6週間休んだあと、リフレッシュして作った曲だね。

Zedd, Maren Morris & Grey / The Middle
ボーカリストを13人も試したんだ。
※以前Zeddはこの楽曲について、“僕らはこのレコードがうまくきまるまで、ほんとに一生懸命だった。Marenと仕事するのは、とても楽しかった、彼女は明らかに素晴らしいシンガーで、とても才能のあるミュージシャンだから。Greyと仕事するのも大好きなんだ、僕らは可能な限り最高の音楽をつくるようがんばれるし、その結果は信じられないくらいだ”とのコメントも出しています。

また、自身のバックボーンについては、“両親が音楽を作っていたので、音楽に興味を持った”、“4〜5歳のとき、曲を書き始めた”、“僕のファンの多くは、僕がどんなところから出てきたのか知らないんだけど、僕はDJをやるずっと前からクラシック・ピアノやドラムをやっていたんだ。だから楽器を演奏したり、オーガニックな音楽を作ることが僕の原点なんだ”、と語っています。

そしてZeddは、“音楽は、いろいろなカルチャーをひとつにできる”、とも語っています。詳しくは、GQのビデオをご覧ください。

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