1999年にマイアミでスタート、今年で20周年となった“ULTRA MUSIC FESTIVAL (以下UMF) ”が2018年3月23、24、25日に開催された。マイアミの高層ビルと開放的な海に面したロケーションのUMF会場には、今年もULTRA MAIN STAGE、LIVE STAGE、RESISTANCE(CARL COX MEGASTRUCTURE)、RESISTANCE(ARCADIA SPIDER)、ULTRA WORLD WIDE、UMF RADIO、THE ARRIVAL、OASISと多種多様な8つのステージが登場。世界から集まる音楽ファンやセレブが思い思いに熱狂の三日間を楽しむ様子が見られた。
■Swedish House Mafiaが奇跡の再結成
今回のUMFでは、ラインナップに関してアニバーサリーにふさわしいビッグサプライズが用意されていることが事前からアナウンスされていたが、中でも一番のビックサプライズは、Axwell、Sebastian Ingrosso、Steve Angelloからなる伝説のユニット、Swedish House Mafia5年ぶりの再結成だった。今回のUMFでの再結成は、以前からSNS上で噂され、初日のトリであるAxwell Λ Ingrossoの終演間際にも再結成を連想させる映像が流された。最終日の夜、待ちわびたファンの前についに3人が揃って登場。2013年の解散前ラストツアーのタイトルにもなった「ONE」や、代表曲「Don‘t You Worry Child」「Save The World」などをプレイすると、会場は歓喜の渦に包まれた。今後の活動については明らかになっていないが、一夜限りでも彼らを再び観ることができたファンの中には感動で涙を浮かべる人さえ見られた。
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