http://www.georgiaunfiltered.com/2016/02/tomorrowland-spokesperson-says-belgian.html
要約すると以下のような内容です。
「Tomorrowland、Tomorrowland Brazilは混乱無く行われる。TomorrowWorldについては、現時点で具体的な計画がないが、アメリカでも未来は明るい。
SFXとは2013年からベルギー国外のTomorrowlandでコラボレートしてきたけれど、ヴィジョンもゴールも、長期戦略も異なることに気づいていた。
2013年にTomorrowlandの50%を所有していた、オランダの会社ID&TがSFXに事業売却した。Manu & Michiel Beers(注:Tomorrowlandの創設者です)は、それを買い戻していたので、実はTomorrowlandは、この二年間100%ベルギーのものだった。しかし、それで、海外でSFXとコラボレートする義理ができた。
Manu & Michiel Beersと、アントワープの若いやる気満々のスタッフは、ベルギーでも国外でも今までどおりやっていくつもりだ。
連邦倒産法第十一章は、BoomのTomorrowlandには何の結論ももたらさない。ベルギーのフェスティバルは、ベルギーのチームによって100%創造、オーガナイズされている。Tomorrowland Brazilは、ベルギー・チームのコンサルのもと、SFXとは別に動けるブラジルのチームが運営している」
これには、ちょっと衝撃の事実が含まれてます。実はベルギー本国のTomorrowlandは、すでにSFX傘下ではなく、ベルギーチームのものになっていたのです。そういわれてみると、SFXのHPにはTomorrowlandのロゴが出ていましたが、ID&TのHPにはありません。なので、今回の件でも、影響はまったくないというお話です。
さらに、SFXとは企業風土が違うことにも触れています。これは、ヨーロッパに深く根ざしているダンスカルチャーと、近年のアメリカ型ダンスミュージック・シーンの間に壁があることを示唆していると言えましょう。
何はともあれ、世界最高峰のダンスフェスには影響が無いことがわかり、よかったですね。