EDMイベントとParty People

音楽フェスは「無礼講のお祭り」じゃないので、知識はなくともマナーは必要です(知識は重要ではないのです。そこで新たにその音楽に触れる人もいるのですから)。
とりあえず同じ音楽が好きならば、その音楽の本質に敬意を払って遊び、楽しむのが最低限のマナーだと切に思います

現状の日本のEDMイベントには、フランス料理のお店に来て、大声で騒ぎながら食事をしているような人がたくさんいすぎると感じます。そうすると、そのフランス料理店には、本来のお客さんは行かなくなりますよね。下手すると、フランス料理はもうだめだ、ってうわさになりますよね。では、その大声で騒ぎながら食事をしていた人たちは、そのフランス料理店に行き続けてくれるでしょうか?

結果的に、そのお店はつぶれてしまうのです。

本場のParty Peopleは、とてもよく音楽を知っています。
音楽フェスには、みんなで音楽を楽しみに行きます。
車椅子の人がいたら、みんなで車椅子をリフティングしたりします。
耳の聞こえない人がいたら、なんとかしてバイブスを伝えようとしたりします。
え?って思うようなマイナーな曲をシンガロングしたりします。

だから、日本語で言うところの「パリピ」=Party Peopleではないと僕は思います。
少なくとも英語で言うParty Peopleには「若者トレンドの伝道者」なんていう意味は、まったくありません。
最高にかっこいいParty Peopleは「国籍も、人種も、性別も、年齢も超えて楽しめる音楽フェスは最高だ」と口をそろえて言うものです 🙂

Tomo Hirata (2016/04/20)

Bob Sinclar – Someone Who Needs Me

フランス出身のハウス/ダンス・ミュージック・プロデューサー/DJ、Bob Sinclar(ボブ・サンクラー)が、「Someone Who Needs Me」のPVを公開しました。「Someone Who Needs Me」は、Bob SinclarがSpinnin’ Deepからリリースしたニュー・シングルです。

昨今のフューチャー・ハウスや新ディープ・ハウス以降のテイストを吸収した、モダンなサウンドに仕上がってますね。この「Someone Who Needs Me」は、 Robbie Riveraとの「Move Right」に続く彼のSpinnin’系列からのシングルとなっています。

Morten – Body Down (Inspector Gadget)

デンマーク出身で現在はLAを拠点に活動するエレクトロニック・ダンス・ミュージック・プロデューサー/DJ、MORTEN(モルテン)が、「Body Down (Inspector Gadget)」のPVを公開しました。「Body Down (Inspector Gadget)」は、MORTENがICONS(PRMD)からリリースしたニュー・シングルです。ビデオの監督はAndrew Sandler。

前シングル「Beautiful Heartbeat」とは全く異なるサウンドのトラックですね。ちなみにICONS(PRMD)はAviciiのマネージメントが運営するレーベルです(LE7ELSレーベルの方は残念ながらストップしています)。

Firebeatz & Chocolate Puma ft. Bishøp – Lullaby

オランダを拠点に活動するエレクトロニック・ダンス・ミュージック・デュオ、Firebeatz(ファイヤービーツ)と、同じくオランダのベテラン・デュオ、Chocolate Puma(チョコレート・プーマ)が、Bishøpをフィーチャーした「Lullaby」のPVを公開しました。「Lullaby」は、彼らがSpinnin’ Recordsからリリースしたコラボレーション・シングルでです。

この「Lullaby」は、FirebeatzとしてはSchellaとの「Dat Disco Swindle」に続くシングル、Chocolate Pumaとしてはヒット作となった「Listen To The Talk」に続くシングルとなっています。Firebeatzも路線を変更中でしょうか。

Don Diablo – Silence (ft. Dave Thomas Jr.)

オランダ出身のエレクトロニック・ダンス・ミュージック・プロデューサー/DJ、Don Diablo(ドン・ディアブロ)が、イギリスのシンガー・ソングライター/プロデューサー、Dave Thomas Jr.をフィーチャーした「Silence」のPVを公開しました。「Silence (ft. Dave Thomas Jr.)」は、Don DiabloがSpinnin’ Recordsからリリースしたニュー・シングルです。ビデオの監督はPatrick van der Wal。

BPM 122の、トロビカル〜ディープ系のサウンドに仕上がってますね。

この曲についてDon Diabloは「いつもと違う方向にもって行きたかったんだよね。クラブやダンスフロアの外での僕の心境を反映させたものにしたかった、人生のより深い瞬間のためにね。ここまでの反応はすばらしいね。みんなが気に入ってくれて、人生のサウンドトラックにしてくれることを願うよ」と語っています。

アーリー・サポートは、Oliver Heldens, Sam Feldt, Michael Calfan, EDX, Pep & Rash, Sander van Doornなどなど。