Risa’s EDM drop report from America – 38:フェスの無料アイテム

Risa’s EDM drop report from America
第38回:フェスの無料アイテム

皆さん、<Nocturnal Wonderland>がいよいよ今週末に開催されるので、こちらアメリカのEDM好きな人たちはウキウキしてます。

こちらでは、EDM関連の野外フェスがたくさん行われていますが、そのフェス内で、毎回無料で貰えるお得なアイテムがあります。アメリカ人たちはそれをを家に大切に保管するか、飾ったり、色々な用途で利用したりしています。 

そこで今回は、“知っておくと得なアメリカのEDMイベントで貰うべき無料アイテム”をいくつかご紹介します。

■ ポスター

EDMの野外フェスが終る頃になると、出口の付近にそのイベントのポスターが大量に置かれます。大量と言っても数に限りがあり、会場内にいる全員分ではないので、結構すぐになくなってしまいます。

無料ですし、記念に家にこのポスターを飾りたい人たち、毎回全ての野外フェスのポスターを集めている人たちが、凄い勢いでこのポスターをつかんでいきます。

ですから、このポスター欲しさに、イベントが終る少し前にポスターが置かれるのを出口付近で待っている人も少なくありません。

たまに、次の年の分のポスターまで置かれていることもあります。ラインナップは未定でも、ポスターだけは次の年分まであったりするみたいです。

このポスターをそのまま壁に貼るのではなく、丁寧に額に入れて部屋に飾る人もいます。

thumbnail_IMG_3321

■ Kandiブレスレット

会場の出口付近では、よく無料のKandiブレスレットが配られています。

とは言っても、何かのお店の広告だったりします。例えば、“*****.com”と、ビーズの間に何か宣伝の物が入ってる感じです。

一部の人たちは、この広告ブレスレットを持ち帰って、ハサミでブレスレットを切って、使えるビーズだけを残して、そのビーズで新たに自分のKandiブレスレットを作ったりしています。

けれどこの広告には、たまに宣伝だけでなくアパレルのディスカウントコードなども入っていて、貰って得な場合もあります。

thumbnail_IMG_3334

■ 3Dメガネ

こちらの野外フェスでは、入り口付近で無料の3Dメガネを配っていることが多いです。そのイベントの公式の3Dメガネや、何かの宣伝の3Dメガネなど、種類がたくさんあります。

入り口で貰いそびれても、係りの人たちがイベント中にステージの後ろ辺りで配布したりもしています。

この3Dメガネで、イベントのライトやVJをさらに立体的に見れて楽しめることで、アメリカ人たちの間では大人気です。

ただ、イベントの終盤になると、この3Dメガネが地面に大量に捨てられている光景を見ます。

■ ディスカウントクーポン

イベントの出口付近では、どこかの服のお店やクラブ入場料、ドリンク・ディスカウントクーポンなどが配られているので、大量のディスカウントクーポンをあちらこちらから集めて、後から必要ないクーポンを捨てて、使えるクーポンだけをとって置く人がいます。

使えればお得なので、配られているクーポンを一応貰っておくのもいいかもですね。

thumbnail_IMG_3336

■ パンフレット/フライヤー

イベントの入り口付近では、そのイベントのパンフレットが置いてあるか、配られています。

それには会場マップやスケジュールなどが書いてあるので、イベント専用アプリをダウンロードしなくても、コレがあれば誰がどのステージで何時にプレイするか調べられます。

イベントの出口付近では、次のイベントのフライヤーやどこかのクラブのフライヤーが配られていて、それを参考にしてナイトアウトする人もいます。

いかがでしたか?

どこの国でも”無料”で役に立つものと聞けば、皆それに飛びつきますよね。

もしアメリカのイベントにいらっしゃる機会があれば、ポスターや3Dメガネを記念に持ち帰るのはいかがでしょうか? もしポスターが欲しい場合は、少し早めに会場出口付近に行くことをオススメします。

筆者も<Nocturnal Wonderland>に今週末行くので、イベントレポートもお楽しみに!
http://www.nocturnalwonderland.com/

So stay tuned and stay plur!
Another EDM report will drop soon!!! Thank you for reading!

Risa’s EDM drop report from America – 37:LEDライトファッション

Risa’s EDM drop report from America
第37回:LEDライトファッション

こちらアメリカでは、EDMのイベントに行くと、キラキラした衣装、露出度の高い服やLEDライトの物を身に着けている人がたくさんいます。
そこで今回は、EDMのイベントで男性にも女性にも役立つアメリカで売られているLEDライトの衣装や小物の紹介をします。

■ よく見かけるLEDライト商品
まず、アメリカのEDMの野外フェスやイベントでよく見かけるのが、LEDライト眼鏡です。
たくさん色々な種類があるのですが、シンプルにレインボー色でずっと光り続けているものをかけている人が多いです。

また、LEDライトシューズ人口も多いです。これを履いてシャッフルをしている人がたくさんいます。
これを履くことで、さらにシャッフルがカッコ良く見えます。

thumbnail_IMG_3152

そして寒い季節になると、ライトアップできるジャケットを着ている人もよく見かけます。
フード付きのジャケットで、キラキラとっても目立ちます。

あとは、髪の毛につけるライト、またはピン、そしてLEDライトブレスレットも定番です。

■ 小さな小物でも目立つLEDライト商品
ナイトクラブのEDMのイベントでは、ちょっとドレスアップをして、男性はクールなワイシャツにLEDライトネクタイをしている人がいます。

また、値段が高めのLEDライトシューズを購入したくない人には、ライトアップできる靴ひもの商品がオススメです。

thumbnail_IMG_3158

ネックレスやピアスだけをLEDライトで光らせている人もいます。

そして、男性、女性両方から愛されているのが、LEDライトのキャップ(帽子)です。
DJの名前や、EDMと書かれた物などが人気です。

このように、小さなLEDライトアイテムを身に着けるだけでも、少しファッションのアクセントになってカッコイイと言われています。

thumbnail_IMG_3153

■ 女性が身に着けているLEDライト商品
アメリカのEDMの野外フェスやイベントで女性の定番衣装と言えば、やはりファー(フワフワした脚につけるレッグウォーマーのようなもの)とTutuですよね。
こちらでは、これらにLEDライトがついたものが人気で、イベントでLEDライト付きのファーやTutuで踊っている女性がたくさんいます。

ヘソピアスまでLEDだったり、最近では、お尻が強調されてお尻が見えちゃうのでは?というようなショーツにリボンの形をしたLEDライトがついたものをつけることが流行っています。

露出度が高くてもOKな人には、LEDライトブラや、LEDライトPasties(胸のパーツ隠しシール)まであります。

thumbnail_IMG_3161

いかがでしたか ?
全身、頭から足元までLEDライトの衣装でイベントに訪れる人もいますが、ほんの少しLEDライトがついたアイテムを身に着けるだけでも素敵なEDMファッションになります。
皆さんもイベントにキラキラ目立って行くのはいかがですか ?

まだまだEDM関連情報がたくさんありますよん。
So stay tuned and stay plur!
Another EDM report will drop soon!!! Thank you for reading!

Risa’s EDM drop report from America – 36:PLUR精神はどこへ?

Risa’s EDM drop report from America
第36回:PLUR精神はどこへ?

これまでPLURの素敵な精神について何回も触れてきましたが、悲しいことに“PLUR!!”と言いながらも、EDMフェスでは“PLUR精神はどこへいってしまったの?”という行動を起こす人たちもいるのが現実です。
そこで、今回はアメリカの野外フェスでの“PLUR精神はどこへいってしまったの?”という人々の行動を紹介します。

■ PLURについてのおさらい
“PLUR”については何度も記事で触れていますが、PLURとは“Peace, Love, Unity & Respect”(平和、愛、団結、尊敬)のことです。EDMイベントの本来のコアな思想です。
どんな人種でも、宗教でも、男女関係なく、差別なく、皆仲良く、尊敬しながら喧嘩もなく平和に愛を持って接する、という素敵なコンセプトです。

■ PLUR精神はどこへいってしまったの?
前回に、PLUR精神溢れる素敵なストーリーについての記事を書きましたが、悲しいことに、PLUR精神が消えてしまった行動もイベントでは見かけます。

・割り込み
アメリカの野外フェスは、会場付近と駐車場内が混雑します。それにイラついてクラクションを鳴らして、前の車を危ないのに追い越したり、レーンがなくても少しでも前に隙があれば、勝手にレーンを作り出したり、ひどい割り込みをする車をよく見かけます。駐車所で喧嘩をする人がいたり、Peaceどころじゃありませんね。

・ゴミの山
ゴミ箱がフェス内にもあるのにも関わらず、会場が広くゴミ箱にまでに行くのが面倒臭いからと、ゴミをポイ捨てする行為が多く、イベントが終わる頃には会場内はゴミだらけになります。Respectな気持ちはどこへ行ってしまったのでしょう?

thumbnail_IMG_1139

・偽物のチケットに要注意
フェスが2日、または3日間立て続けに開催されている時に、1日目が終わると次の日のチケットをネットよりも安く道端で売る人をよく見かけます。“PLUR精神”という言葉を利用して、“売り切れのチケットを安く譲る”とうたっている人がいますが、なんとチケットが偽物の場合も多いと言われています。
実際に筆者の友達が、フェスの出口付近で2日目のイベントのチケットを購入したら、そのチケット(リストバンド)が偽物で、80ドル(約8,000)損しました。

・人にケガをさせる
野外フェス内の会場には、竹馬で歩いていたり、ユニークな衣装を着たパフォーマーたちがたくさんいます。
今年のEDCラスベガスでは、その竹馬のパフォーマーが大ケガを負ってしまったという悲しいストーリーがあります。EDCの会場内で、面白半分に竹馬のパフォーマーを思いっきり押した人がいました。たまにパフォーマーを押したり、パフォーマーにひどいことを言ったりする人たちがいるみたいです。
お酒によって人を押したり、喧嘩したりする場面を見かけることもよくあります。PLUR精神はどこへ?ですね。

・チケットなしで会場内に入ろうとする人たち
最近アメリカでは、以前よりさらに会場内に入る時のチェック(セキュリティーチェック前)が厳しくなりました。チケットがなくても、会場内に入りこもうとする人が増えているからだそうです。
筆者は実際に、ものすごい勢いでチケットチェックの場所を走り抜けて、警備員に捕まった人を見たことがあります。

thumbnail_IMG_0974

いかがでしたか?
以前の記事で紹介させて頂いたように、素晴らしいPLUR精神ストーリーもありますが、やはりPLUR、PLURと口では言いながらも、本当にPLUR精神があったら“こんなことできないのでは?”という行動を見かけたりします。

もっともっと本当のPLUR精神溢れる素敵なEDMのイベントが増えるといいですね。

Risa’s EDM drop report from America – 35:素敵なPLURストーリー

Risa’s EDM drop report from America
第35回:素敵なPLURストーリー

今まで何度もPLURについて触れていますが、今回は今年のEDCラスベガスで実際にあった、素敵なPLURスピリッドあふれる感動ストーリー記事です。

アメリカでは、EDMのイベント=楽しいポジティブなイメージだけでなく、悪いイメージを持った人も少なくありません。最近はよく、本来のPLURスピリッドを忘れているレイヴァーたちが多いとも言われています。

そんな中、こんな素敵なストーリーがあります。

アメリカで行われる一番大きなEDMのイベントの主催者と言ったら、やはりPasquale Rotellaが創設した“Insomniac”です。

そのInsomniacのファンたちは、SNSでInsomniacイベントファン専用グループを作って、実際に面識はなくても、そこのネットの中のコミュニティで、PLUR精神でレイヴを盛り上げる活動をしています。
例えば、イベントのチケットが売り切れでも、そこのグループ内でチケットが余っている場合は連絡をとりあったり、お得な情報をシェアしたりします。

そのInsomniacファンのSNS内で素敵なストーリーが生まれました。

今年のEDCラスベガス期間中に、アメリカのInsomniacのファンたちが作った“Insomniac Ravers”というFacebookのレイヴ・コミュニティのメンバーの一人が、あるカバンを拾いました。そのカバンの中には、現金572ドル、EDCのチケットやIDなどの貴重品が入っていました。
彼は真剣に、どうしたら早く持ち主にこれを届けられるのか考え、すぐに彼の所属しているInsomniac Raversに持ち主の情報を載せました。

すると、ここからFacebookのシェア(共有)などで、たくさんのEDCに訪れている人たちに情報が広がりました。

友達の友達、またその友達がFacebookに持ち主を探すポストを共有し、しばらく経って、ついにこのカバンの持ち主の友人がこれを見て「このカバンの持ち主は私の友達です」というメッセージを送ったことで、持ち主は無事この貴重品の入ったカバンを見つけることができました。

そしてInsomniac Raversを作ったメンバー達は、カバンを拾い持ち主を探したこのコミュニティ・メンバーに、<Hard Summer>の2日分チケットをプレゼントしました。

plur1

この出来事は、
“カバンの中身の貴重品をきちんと全て持ち主に返そうとする心、また他人事で終わらせるのでなく、SNSの長所を利用して情報共有するみんなの気持ちも立派なPLUR精神”
“このようなPLURスピリッド溢れるストーリーは、多くの人々にポジティブなイメージやインパクトを与えて、素晴らしい本来のPLURスピリッドはまだ生きている”
などと、大好評でした。

世の中、窃盗や犯罪でイヤなニュースも多いですが、このようなPLUR精神溢れるストーリーで、EDMのイベントコミュニティだけでなく、世界がPLUR精神溢れる素敵な世の中になれば良いですね。

PLUR sprit is beautiful and still alive as demonstrated by this incident.
Hopefully the spirit of PLUR will continue to spread and make this world a better place!

Risa’s EDM drop report from America – 34:寿司ファッション

Risa’s EDM drop report from America
第34回:寿司ファッション

日本食の代表と言えば、“寿司”ですよね。
今、こちらアメリカでは日本食ブームで、寿司屋さんがたくさんあります。
そして、寿司好きのアメリカ人たちは、寿司を食べるだけでなく、寿司の商品を身に着けることにもはまっているんです。

それがEDMのイベントにまで影響しています!!
今回は、そのEDMのイベントで見かける寿司ファッションをご紹介します。

thumbnail_IMG_2239

EDCラスベガスで、“SUSHI SUSHI SUSHI”と描かれた水着のような衣装を着た女性を見かけました。なんと、男性でも寿司のネタ柄のタンクトップを着ている人がいました。

女性は寿司柄のレギンスまでレイヴの衣装が売られているお店などで販売されています。

寿司柄のバンダナやターバンも売られていて、最近よくEDMのイベントで、寿司柄の“Fanny Pack”を持ち歩いている人を見かけます。
Fanny Packとは、以前にも記事で紹介させて頂きましたが、腰の周りに巻き付けるEDMイベントでは定番のバッグです。

thumbnail_IMG_2238

なんだかユニークなスタイルだけれど、EDMのイベントで寿司柄のTシャツを着ている人たちを見かけて、筆者はテンション上がりました(笑)。

なんと、ハリウッドセレブたちからも愛されているブランド『Moschino』からも、“I LOVE SUSHI”と描かれたTシャツが販売されていたり、寿司柄ファッションが本格的に流行りだしたのかもしれません。

thumbnail_IMG_2237

いかがでしたか?
アメリカでは寿司好きが多く、寿司屋さんが増えてきました。寿司屋の中では様々な人種の方たちが寿司を握っています。寿司握る人募集中と紙がお店に貼り出されていたり、すぐ寿司職人になれてしまうとは日本ではありえないですよね(笑)。

食べるだけでなく、寿司のファッションまで人気って、なんだか面白いですよね。

寿司のネタ柄Tシャツをイベントに着ていけば、目立ちますが、さらに以前に紹介させて頂いた寿司のPasties(乳輪隠しシール)だけを着けてイベントに行ったら大注目されますね(笑)。

他にもEDM関連の面白いユニークなファッションの情報などがたくさんあります。
So stay tuned and stay fashionable!
Another EDM report will drop soon!!! Thank you for reading!