ハウス?EDM?

このところずっと下がってばかりだったポップミュージックのBPMが再び120付近まで上昇するトレンドを予想
ファッションもそうだけど90’s Revivalは、はっきりした形で出てきている
その中でHouseやRaveに注目が集まっていて、ポップとのクロスオーヴァーも起きてる
それをEDMと呼ぶかどうかは、各自の視点で違うけれど、Calvin Harrisは、「なんでEDMをプロデュースするのやめたんだ?」というファンの問いかけに「“EDM”っていう言葉に“ハウス”は入ってるよ。君が言う“EDM”が厳密にProgressive Houseだけなら、別の言葉を探さないとだね」って答えてる
アメリカでは“EDM”は、なし崩し的にClaude VonStrokeからThe Chainsmokersまで示す広義な単語になっているし、そもそも“EDM”は米語だから、それに従って広義に使うのが正解だというのが最新の風潮
ヨーロッパでは、最近は“EDM”っていう言葉自体を使わなくなってきている気がする
DisclosureはHouseなんだし、HardwellはBig Roomでしょ、っていう感じで

参考:EDMとは?ジャンルと歴史で見てみました

ジャンルの定義っていうのは音楽の変化とともに変わっていくものだ
だって、そもそもジャンルなんて存在しないんだから
それはコミュニケーションに使うために仮に作られたものにすぎない

Silk City, Dua Lipa – Electricity (Official Video) ft. Diplo, Mark Ronson
Calvin Harris, Sam Smith – Promises (Official Lyric Video)

ダンスミュージックアーティスト=’DJ’ではない

一般メディアやロック系メディアに多いのだけれど、ダンスミュージックアーティストを’DJ’と表記していることが多い。
たとえばAviciiを’世界で最も成功したDJのひとり’とか。
これは、日本でも海外でも見られる現象だ。

しかし、Aviciiは’DJ’として特別な才能があったわけでもなく、’DJ’として人気が出たわけでもない。
彼にたくさんのファンがいるのは、楽曲が素晴らしいからにほかならない。
それはCalvin Harrisでも、The Chainsmokersでも、Zeddでも同じことだ。
‘DJ’は、彼らにとってライブパフォーマンスの一手段でしかなく、メインの要素ではない。
実際、Kygoは’自分をDJだと思ったことはない’と発言しているし、Zeddも自分はミュージシャンであると言っている。

楽曲が活動の主軸になっているダンスミュージックアーティストは、ポップやロックのアーティストと同列に語られるべきで、そのパフォーマンス形態を肩書にされるのは不本意だろう。

HardwellやSteve AokiやAfrojackといったアーティストは、DJが活動の主軸で、そのDJプレイゆえに人気を獲得しているわけで、彼らを’DJ’と表記することは適切だと思うが、楽曲メインのダンスアーティストをDJと表記するのは、ロックバンドをライブパフォーマー集団と表現するくらい的外れなことだ。

DJと表記すべきかどうかは、そのアーティストがDJプレイのために曲を書いているのか、それとも自分の曲をみんなに聴いてもらうためにDJをしているのかという点で、実は容易に区別できる。特にメディアにかかわる人は、そこに注意を払ってもらいたいものだ。

photo:Drew Ressler/rukes.com

Ableton LiveのDelay Compensation問題

ホストにSYNCするタイプのプラグインで、単体使用でない場合は、その前にさしたプラグインの影響を受けて、タイミングが遅れてしまう。
10ではどうなっているか知らないが、現状まだ9を使っているので、これは毎度気にしなくてはいけない。
特にSidechain系のプラグインでは、この問題は深刻だ。
解決法は、MIDIトラックを用意して、小節頭にC3のノートを打ち込んで、それをプラグインに送る。
そのMIDIで、Beat Retriggerするというもの。
面倒だが、やらないで済む話ではない。

Ableton delay compensation problem

Cableguysの説明=Ableton側のPDCバグと断定。
たしかにLogicでは、おきないという話を聞いた。以下引用

The effects are slightly out of sync sometimes in Ableton Live, as if latency (PDC) is not being compensated.

Cableguys effects work fine in Ableton Live when being the only plugin on a track. But they can seem to show latency in other cases — this can (but does not have to) happen when there are several plugins on the track, or when used on a group or on an audio track with other tracks routed to it. This is not a problem with Cableguys plugins, but a PDC (Plugin Delay Compensation) issue within Ableton Live. Our plugins are synced to the timing information that is provided by Ableton Live. Sadly, Live does not correctly take PDC into account here and thus the timing information provided by Live can be wrong. We’ve already talked about this with Ableton in 2011, and are glad about anyone who bugs them about this issue. Ableton’s timing issues became less intensive since Live 9.5, but they have not been completely solved.

As a workaround, you can use the oscilloscope in our plugins to move the waveform to the left until timing matches again (use the arrow buttons below the waveform; SHIFT-click for precise adjustments).

A more reliable workaround is to set up a MIDI track which plays a note at the beginning of a bar, route this track to FilterShaper, VolumeShaper, PanShaper or PanCake and set the LFO to one of its “Retriggered” modes. This resulted in correct timing in all our tests.