次世代型

 サシャの話の続きなんですが(すいません、間があきまして)、20代前半層を巻き込むには、少なくとも20代もしくは新人感のあるDJやクリエイターがシーンを盛り上げなくてはなりません。

 ベテラン勢を否定するつもりはありませんし、彼らのDJスキルがはるかに若手より優れているのは事実ですが、クラブカルチャーには「共感」が必要ですからね。

 その点で、ジャスティスをはじめとする、次世代型のアーティストには期待がかかります。

 彼らの多くはDJ出身ではないというのがおもしろいですね。

 DJカルチャーは、楽器ができない者に音楽への道を開いたという点で、革新的でした。しかし、それはもはや当たり前のこととなり、今度はスタジオを借りなくてもレコーディングができるという技術のほうに目が向き始めたから、こういうことになっているのだと思います。

 80-90年代にターンテーブルが果たした役割を、今はラップトップPCとプラグインが果たしているのです。

25歳以下ゼロって。。。

 昨日、某大型イベントの仕掛け人とお話していたのですが、気になることを聞いてしまいました。

 ロンドンの13000人も入る巨大クラブでサシャが回していたんだそうです。人はいっぱいだったようなんですが、彼が「25歳以下はゼロ、ほとんどが30-40歳だった」って言うんですよ。

 そのとき僕は「そんなわけねーだろ?」って思いませんでした。

 5年ほど前に「UKでは再びギターの売上がターンテーブルを抜いた」って聞いてましたから。

 ユース・カルチャーって、そういうものだと思うんです。ジェネレーションがあって当然なんですよ。

 いつかまた逆の現象も起こるのでしょうし、そういうサイクルがあるから世の中はオモシロイんだと思います。

TOSHIO UEKI

 今日は編集部にTOSHIO UEKI君が手伝いに来てくれました。明るいキャラが素敵な彼とは、LOUD創刊当初から、かれこれ10年以上のつきあいになります。彼も含め、福岡のボナンザ・ガイアの方々には、とてもお世話になりました。
 そこで、としおずが「GOOGLEでTOSHIO UEKIで検索すると、TOSHIO UEKIのサイトではなく、他のブログの記事が上に来ちゃうんだよね」というので、ちょっとアドバイスをしてあげました。役に立つといいなぁ。。。って、自分はSEO(検索エンジン対策)やってないんですけどね。DJ休業中なんんで。とはいえ、DJTOMO.COMをひそかにマイナーチェンジしました。とりあえず音楽制作は再開したので、一応継続しとくかって感じです。ここには書けないひとごとも書いているので、ものすごく暇だったら読んでみてください。