今週リリースのうち、アルバムのKIMONOSは、現在発売中のLOUD191号にて、MASERATIとmiu-clipsは、11月30日発売予定のLOUD192号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。
ALBUMS
KIMONOS/ Kimonos
ナンバーガールでの活動を経て、現在はZAZEN BOYSのフロントマンとして活躍する向井秀徳と、’06年にアーティスト活動を本格的にスタートさせたシンガー・ソングライター、LEO今井による音楽プロジェクト。その1stフル・アルバムは、’80年代のドラムマシンやシンセを駆使した、ソリッドでクールなサウンドと、時にエキセントリックで、時にエモーショナルなギター、キーボード、そしてボーカルが融合した、ユニークな作品。
11/17リリース(POP/ ROCK)★★★★★★★★☆☆
MASERATI/ Pyramid Of The Sun
サイケデリックかつバンキッシュな音楽性で人気を獲得してきた、’01年結成のインスト・バンドの最新作。制作中に、LCD Soundsystemや!!!にも参加していたドラマー、ジェリー・フュークスが事故で急逝し、彼の遺志を引き継ぐ形で完成させた作品。ジェリー特有のパワフルでファンキーなドラムと、幾重にも折り重なるギターやシンセのフレーズが融合した、これまで以上にダンサブルでコズミックな楽曲を収録。
11/17リリース(ROCK)★★★★★★★★☆☆
miu-clips/ L.O.V.E.
autumn leave’sのメンバーである、阿藤芳史が’06年に始めた音楽プロジェクトの2ndアルバム。メジャー、インディペンデント、アンダーグラウンドをつなぐミュージッククリップというコンセプトのもと、ジャズやボサノヴァに影響を受けたクラブ・ミュージックを展開。Jackson 5「I Want You Back」、Maroon 5「Sunday Morning」のカバーも収録。
11/17リリース(POP)★★★★★★★☆☆☆
STEREOLAB/ Not Music
昨年4月に活動休止を発表した、’90年代~’00年代のインディー・シーンを支えてきた重要バンドの、通算11作目となるアルバム。前作『Chemical Chords』(’08)と同時期に制作された楽曲を軸に、彼らにしか生み出し得ない、デザイン的かつポップな音響芸術を展開。「Neon Beanbag (Atlas Sound Mix)」収録。
11/17リリース(POP)★★★★★★★☆☆☆
Rahze/ two
ヒップホップ・シーンの人気トラック・メイカー、DJ Deckstreamが、昨年始動させたハウス・プロジェクトの2ndアルバム。Tarantula(スポンテニア)、Arkitec(MIC BANDITZ)、jUjU Beeら、豪華シンガー / MCをゲストに迎えた本作。斬新なヒップ・ハウス、R&Bハウスが楽しめる一作。
11/17リリース(HOUSE/HIP HOP)★★★★★★★☆☆☆
EMI MARIA/ cross over
パプアニューギニア人の父と、日本人の母を持ち、作詞作曲からプロデュースまで自ら手がける実力派R&Bシンガーのミニ・アルバム。R&Bをベースに、エレクトロ・ポップ等、旬のサウンドを積極的に取り入れる感性と、類い稀な声域を持つ歌声という、彼女の長所がいかんなく発揮された意欲作。
11/17リリース(R&B/ POP)★★★★★★☆☆☆☆
NINI TOUNUMA/ Woolgathering
Spangle call Lilli lineのボーカル、大坪加奈によるソロ・プロジェクトの2ndアルバム。共同プロデューサーのSPANOVAとともに生み出した、透明感あふれるハウス~エレクトロニカ・ポップと、大坪のウィスパー・ボーカルが詰まった本作。えも言われぬ心地良さに聴き手を包み込む、アトモスフェリックな音世界を表現。
11/17リリース(POP/ ELECTRIC)★★★★★★☆☆☆☆
QUIET JAM/ spangle
Zeebra、YOUNGSHIM、EMI MARIAなどの楽曲を手がけてきた実力派プロデューサー、RYU-JAによる新プロジェクトの1stアルバム。骨太なビートと、どこか浮遊感ある上音、ピアノ、ストリングス、パーカションの繊細な音色が調和した、ディープな世界観が堪能できる、ユニークなブレイクビーツ・アルバム。
11/17リリース(BREAKBEATS)★★★★★★☆☆☆☆
FPM/ FPM boot
国内のクラブ・シーンをリードする人気DJ / プロデューサー、Tomoyuki Tanaka(FPM)の音源を使った“FPM非公認”ミックス・ベスト・アルバム。VERBAL&Ryohei、TAHITI 80、kz(livetune)の別名義RE:NDZによるリミックスや、okadadaによる、FPMの人気曲をメガ・ミックスした「FPM Best Mega Mix」、FPMが手がけたリミックス音源のメガ・ミックス「FPM Remix Works Best Mega Mix」などを収録。
11/17リリース(ELECTRIC)★★★★★★☆☆☆☆