DEATH IN VEGAS『Milk It』

知る人ぞ知るリチャード・フィアレスのプロジェクト、デス・イン・ヴェガス。昨年末リリースしたフォース・アルバム『Satan’s Circus』では、ダークでエレクトリックな、自らの原点回帰とも言うべき作風を披露していましたが、ここに来て初のベスト盤をリリース。サードまでのCONCRETE RECORDS所属時代に発表した傑作を網羅しています。イギー・ポップ、ポール・ウェラ-、プライマル・スクリームのボビー・ギレスピー、オアシスのリアム・ギャラガ-、ドット・アリソンと、こうやって見ると本当に豪華なゲスト・ヴォーカリストが参加してましたね。ちなみにディスク2はリミックス集で、トゥー・ローン・スウォーズメンやトレヴァー・ジャクソンなんていうツウ好みなメンツがズラリ。
★★★★★★★★☆☆

DEATH IN VEGAS
Milk It
(JPN) BMG / BVCP-28041~2

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VARIOUS ARTISTS『Unusual Suspects 2』

 サイケ界の至宝、サイモン・ポスフォード率いるTWISTED RECORDSの最新コンピ。彼が関わるヤンガー・ブラザーやメタル・シャロンも気になるのですが、注目はトリスタンと制作した、ハルシノジェン名義ではおそらく3年振りとなる新曲「Stretch Taste」。これはアルバム全体にも言えることなのですが、昨年末、幕張メッセで行ったライヴでも見せてくれた、ハードフロアを彷佛とさせるアシッド音が印象的なテクノよりのスタイルとなっています。スカジー率いるCHEMICAL CREWに代表される、ハード・ハウスばりのフルオン・サイケとは対極に位置するこのサウンド、今後大きなムーヴメントとなるのかどうか、興味津々です。
★★★★★★★★☆☆

VARIOUS ARTISTS
Unusual Suspects 2
(JPN) SOLSTICE MUSIC / SOLMC-047

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VARIOUS ARTISTS『Playboy: The Mansion』

“プレイボーイ”誌創刊者のヒュー・ヘフナーになりきって、邸宅でプレイメイトたちとイチャつく、という成人指定間違いなしのシミュレーション・ゲーム(日本発売は未定だそうです……)のサウンド・トラックとしてリリースされる、フィリックス・ダ・ハウスキャットのミックスCD。前作『Bugged Out』が自身のルーツをひも解くような選曲だったのに対して、今作はアーマンド・ヴァン・ヘルデン「Fly Away Love」から始まり、自身の「Do Me What I Do」でシメるという、よりふだんのプレイに近い感じ。シカゴ・ハウスの大御所DJ スニークから、マシュー・ディケイ、スティーヴ・ポーターらの最新プログレッシヴ・ハウスまでを網羅しています。

VARIOUS ARTISTS
Playboy: The Mansion
(JPN) VICTOR / VICP-62964

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VARIOUS ARTISTS『Fabric 20 John Digweed』

ロンドンのスーパークラブ、FABRICが手掛けるDJミックスCDシリーズ第20弾には、待望のジョン・ディグウィードが登場です! GUや自身のレーベルBedrockから、これ迄数多くのミックスCDをリリースし、一般的には“プログレッシヴ・ハウスDJ”というイメージが浸透しているジョン。本人いわく“FABRICでは実験的なDJプレイを試みている”とのことで、今回はひと味もふた味も違ったテイストを聴かせてくれます。前半はデトロイト・テクノ顔負けのディープ・テック・ハウス、中盤はブレイクス&アシッド・ハウス、そして終盤はビキビキのテック・ハウス&テクノで、最後の1曲だけが従来的な意味でのプログレッシヴ。DJというより、むしろ選曲家としてのセンス / 実力がうかがえる、ファンならずとも納得の好内容です。
★★★★★★★★★☆

VARIOUS ARTISTS
Fabric 20 John Digweed
(UK) FABRIC / FABRIC39J

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