坂本龍一『Bricolages』

 坂本龍一が約9年ぶりにポップ・フィールドへアプローチした『Chasm』(’04年発表)を、新進気鋭のクリエイターから大物ミュージシャンまで13組が再構築したリミックス・アルバム。エレクトロニカ的タッチのトラックを中心に、静かに、そして知的なムードで進行していく内容。『Chasm』で展開した斬新なサウンドを、より前衛的にしたような作品です。リミキサーは、コーネリアス、フェネス、クレイグ・アームストロング、スティーヴ・ジャンセン、アルヴァ・ノト、AOKI takamasa、テイラー・デュプリー、リチャード・ディヴァイン。坂本龍一と縁のあるアーティストも多数参加しています。なお、日本盤には細野晴臣のボーナス・トラックを収録。
ELECTRONICA ★★★★★★★★☆☆ (FT)

坂本龍一(RYUICHI SAKAMOTO)
Bricolages
(JPN) WARNER /WPCL-10315

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MARK DE CLIVE-LOWE『Face』

 オリジナル楽曲のみならず、リミックスやコラボレーション作、ライヴ音源も収録することによって、“アーティストの様々な顔を紹介する”というコンセプトで始動した新シリーズ・コンピ『Face』。その第一弾にフィーチャーされたのは、ウエスト・ロンドン・シーンを賑わす名キーボディスト、マーク・ド・クライヴ-ロウです。注目すべきは、ジャイルス・ピーターソンの番組『BBCワールド・ワイド』で放送されたライヴから4曲を収録していること。なかでも、ベンベ・セグゥウェイをボーカルに迎えてカバーした、王道ジャズ「Caravan」のブロークン・ビーツ・バージョンは、レア度高し! 数台のキーボードとサンプラーを同時にプレイする、マークの妙技は驚愕です。
JAZZY ★★★★★★★★☆☆ (SN)

MARK DE CLIVE-LOWE
Face
(JPN) COLUMBIA / COCB-5360

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CHEMICAL CREW『Chemical Playground』

 サイケデリック・トランス・シーンきってのバキアゲ集団、ケミカル・クルー。主宰者のスカジー作品を筆頭に、リリースするタイトル全てが大ヒットしています! 世界各地で日々行なわれているライヴ・ステージのパワフルさも、まさに圧巻の一言。ここで御紹介する『Chemical Playground』は、そんなケミカル・クルーによる、ファン待望のニュー・コンピレーション。スカジーとターボのコラボレーション・トラックで幕を開ける今作には、ヴォイド、エグザイル、パラノーマル・アタックら、他レーベルに移ったらトップ必然の実力者による新曲が、ズラリと10曲収録されました! クルー全員参加という気合いの入り方で、話題騒然!
PSY TRANCE ★★★★★★★★★☆ (SN)

CHEMICAL CREW
Chemical Playground
(JPN) CHEMICAL CREW / CHEMCDJ-012

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The Raconteurs 『Broken Boy Soldiers』

けっこう前からウワサがあった、ザ・ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトによる別プロジェクト、ザ・ラカンターズがデビュー・アルバムを発表しました! 中心メンバーである、ジャック・ホワイトとブレンダン・ベンソンが一緒に書いたというシングル曲「Steady. As She Goes」に代表されるような、骨太なロック満載です。70’sロックを彷彿とさせるメロディーに、エッジの効いたギターとレトロなキーボードが絡むサウンドは、ストライプスとはかなり違う印象。こうくると、ストライプスがどうなるのか気になってしまいますが、ジャック曰く「解散はしない」ということなので、今は心配せずにザ・ラカンターズを聴きましょう!
★★★★★★★★☆☆ (TK)

The Raconteurs
Broken Boy Soldiers
V2CP-275
ROCK

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