KAOSS PAD QUAD 新登場


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コルグが、大好評KAOSS シリーズのニュー・モデル、KAOSS PAD QUADを発表しました。KAOSS PAD QUADは、4 つのエフェクトを指先一つで同時にコントロールし、自分だけのKAOSS エフェクトを生み出せる新製品。新設計エフェクトも搭載しています。発売は、2011年2月中旬予定とのこと。

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KAOSS PAD QUAD Dynamic Effects Processor 詳細

タッチ・パッドでエフェクトをリアルタイム・コントロールするという斬新さで、DJ/ミュージック・シーンの現場に新風を吹き込んだ、初代KAOSS PADの登場から早12年。数々のシリーズ製品発売を経て、もはや現場では定番と化したこのKAOSS PADのニュー・モデルが、エフェクト機能に特化した新たな切り口で登場します。

「QUAD」の名を冠したこのKAOSS PADは、その名の通りエフェクトを4つまで同時に使用可能。そしてそれらエフェクトをリズムよく、効果的に組み合わせることによって、曲やマイク音声などのオーディオ信号を自由自在に変形させることができます。これによって生み出される演奏表現は、もはやエフェクターではなく“楽器”の持つそれです。カラフルに光り輝き、自らの個性を強く主張するかのごときタッチ・パッドLEDも、その存在感を高めます。

ヘビー・ユーザーがテクニカルなパフォーマンスを行うことも、ライト・ユーザーがDJ気分で遊ぶこともでき、オーディエンスを含めた全ての人をエキサイトさせるKAOSS PAD QUAD。手を・指を触れただけで、刺激的なインスピレーションが全身を駆け巡り、その面白さと奥深さが伝わるはずです。

カラフルに、イルミネーションのように光るタッチ・パッドで、エフェクトを自由自在にコントロール。
従来のKAOSS PAD シリーズ同様の、直感的なインターフェイスはKAOSS PAD QUAD でも健在。タッチ・パッドを指でこすったり、タッピングする(軽く叩く)ことによって、その動きに合わせてエフェクトのパラメータが切り替わり、サウンドを強烈に、リアルタイムで変化させることができます。そして大きく生まれ変わったのが、色とりどりに激しく発光するタッチ・パッドLED です。エフェクトやタッチ・パッドの状態、BPM の設定など、プレイ中の様々な動きに合わせて光は変化。DJ ブースやステージを華やかに照らし、視覚的にプレイを盛り上げます。

4 エフェクトの同時使用で、想像を超えた演奏表現を可能に。
KAOSS PAD QUAD は、全20 種類のエフェクトを、同時に最大4 つまで使用でき、タッチ・パッドで一度にコントロールすることができます。(「Looper」「Mod」「Filter」「Delay/Rev」というカテゴリーに分かれた4 つののエフェクト・モジュールを搭載し、各エフェクト・モジュールにつき1 つのエフェクトを選択可能。)エフェクトは全てトップ・パネル上で選択できるため、その操作はこれまでのKAOSS PAD 以上に直感的であり、フィジカル。エフェクト選択の組み合わせは1,295 通りにも及ぶので、様々な組み合わせを創り出し、自分なりのKAOSS エフェクトで音の猛烈な変化を楽しむことができます。またエフェクトの同時使用で行えることはそれだけではありません。曲のリズムに合わせてエフェクトを次々に増やしていったり、タイミングよくエフェクトを差し替えたり、それらをタッチ・パッドでフレキシブルにコントロールすることで、KAOSS PAD QUAD は楽曲の構成に新たな変化=展開を加えます。つまり、たとえ単純なビートであっても、フロアを熱狂させるキラー・チューンへ変貌させるほどのポテンシャルを備えているのです。
またKAOSS PAD QUAD はプロの現場でだけではなく、ライト・ユーザーが手にとって遊ぶのにも最適です。操作方法は非常に単純かつ簡単であり、思うがままに触るだけでエフェクトをかけられるため、携帯プレーヤーなどと接続すれば、時間を忘れて夢中になってしまうことでしょう。

エフェクトをより多彩にコントロールできるFREEZE ボタン。
タッチ・パッドに触れた位置情報を記憶し、指を離してもエフェクト効果を継続させるFREEZE ボタンを、各エフェクト・モジュールごとに搭載。FREEZE 中に再度タッチ・パッドに触れると、FREEZE 中ではないエフェクトのみをコントロール可能です。4 つのFREEZE ボタンと、4 つまで選択できるエフェクト・タイプ・ボタンをうまく組み合わせることで、プレイの自由度はより一層高まります。

パフォーマンスの可能性を広げる新設計エフェクト。
搭載エフェクトは、フランジャーやロー/ハイ・パス・フィルター、ディレイやリバーブといった定番エフェクトに加え、新設計となるエフェクトを各種搭載しました。
■ ループを自由自在に操る3 パターンの「LOOPER」
タッチ・パッドに指を触れると、触れた位置によって異なる拍数で曲をループします。ルーパーは3 種類搭載し、オーソドックスな「LOOPER」、ループ・フレーズを逆再生する「REV LOOPER(REVERSE LOOPER)」、そしてフレーズを細かく切り出し、好きな位置をループ再生できる「LOOP SLICER」を使い分けることが可能。これらルーパーを自在に操れば、フロアを熱狂させる起爆剤を生み出すことも難しくはありません。さらに、ループ中にタッチ・パッドをタイミングよく上下させたり、ルーパーの種類を差し替えたりすることで、即興で“ヤバイ”ビートを生み出すことも可能です。
■ ターンテーブルをシミュレートする「VINYL BREAK」
タッチ・パッドに触れて指を上下させることで、ターンテーブルをこすった時のスクラッチ・サウンドが鳴ります。さらに、タッチ・パッドに指を触れてそのまま位置を動かさないと、ターンテーブルの回転を停止させるときに特有の、徐々に再生スピードが遅くなる効果が得られます。DJ プレイの現場においても“使える”リアルなサウンドであり、またビギナーでも簡単にDJ 気分を味わうことができます。
■ オフ・ビートを際立たせプレイに変化を与える「DUCKING COMP」
今や楽曲制作のフィールドなどでは定番のエフェクトとなった、独特なコンプレッサー効果を得ることができます。キックの裏のタイミングで音が強調され、メリハリのあるサウンドに変化します。オートBPMエンジンとタップ・テンポ機能を搭載。独自のオートBPMエンジンにより、再生している曲のBPM を自動検出。ディレイなどのBPM エフェクトも、曲とずれることなく追随します。また、タップ・テンポ機能を搭載しているので、ビートの強くない・BPM を検出しづらい曲の場合でも、TAP ボタンを曲のテンポに合わせて数回押せば、そのテンポに合わせてBPM値を設定できます。また、BPMノブで微調整することも可能です。

KAOSS PAD QUAD Specifications
● エフェクト・タイプ:
Looperカテゴリ(LOOPER、REV LOOPER、LOOP SLICER、GRAIN SHIFTER、VINYL BREAK)
Modカテゴリ(DIST、DECIMATOR、DUCKING COMP、FLANGER、PHASER)
Filterカテゴリ(LPF、HPF、BPF+、JET、PITCH SHIFTER)
Delay/Revカテゴリ(1 DELAY、DELAY、TAPE ECHO、REVERB、DELAY REVERB)
● 入力端子:ライン・インプット(ステレオRCAピン・ジャック)、マイク・インプット(モノラル標準ジャック)
● 出力端子:ライン・アウトプット(ステレオRCAピン・ジャック)、ヘッドホン・アウトプット(ステレオ標準ジャック)
● サンプリング周波数:48kHz
● AD/DA:24bitリニア
● 電源:DC9V 1700mA
● 付属品:ACアダプター(KA350)、タッチ・パッド保護シート
● 外形寸法:185(W) x 213(D) x 44(H) mm(ツマミ高さ含む)
● 質量:754g
KAOSS PAD QUAD Options
● スタンド ST-MICRO
*仕様および外観は改良のため予告なく変更する場合があります。

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