今週リリースのうち、アルバムのLUCKY SOULは、10月29日発売予定のLOUD191号にて、80KIDZはiLOUDにてピックアップいたしますので、そちらもよろしければチェックしてみてください。
ALBUMS
LUCKY SOUL/ Coming Of Age
’07年に『The Great Unwanted(恋はゴージャスに)』でデビューし、モータウンやダスティ・スプリングフィールドに代表される、王道の60’sポップを踏襲したサウンドで一躍脚光を浴びた、ブリティッシュ・ポップ・バンドの2ndアルバム。60’sポップのエッセンスを余すことなく吸収・昇華した、前作以上にピュアでパワフルなメロディーとビートが詰まった作品。
10/20リリース(POP)★★★★★★★☆☆☆
80KIDZ/ Weekend Warrior
今年からAli&とJunの2人体制となった、爆発的人気を誇るエレクトロ・ユニットの2ndアルバム。ボイス・サンプル以外は歌を一切用いず、インストのみで勝負したという作品で、ギターを前面にフィーチャーしたバンド・サウンドや、アシッド・トラック、インディー・ポップ・テイストを吸収した、前作とはひと味異なる楽曲を収録。
10/20リリース(ELECTRO)★★★★★★★☆☆☆
BRIAN ENO/ Small Craft On A Milk Sea
U2やColdplayらのプロデューサーであり、音楽シーンに多大な影響を与えてきたプロデューサーが、WARPからアルバムを発表。レオ・アブラハム、ジョン・ホプキンスとのコラボレーションから誕生した本作は、イーノが考える“風景としての音楽”の可能性、そしてエレクトロニカの可能性と自由を追求したもの。曰く、“無声映画の鏡像、つまり音のみでつくられた映画”。刺激的で美しい音世界が広がる会心作。
10/20リリース(ELECTRONICA)★★★★★★★★★☆
BRIAN FERRY/ Olympia
ブライアン・フェリーの、通算13作目となるスタジオ・アルバムは、ブライアン・イーノ、フィル・マンザネラ、アンディ・マッケイらRoxy Musicのメンバーが37年ぶりに集結。他にもPink Floydのデヴィッド・ギルモアや、Red Hot Chili Peppersのフリー、Radioheadのジョニー・グリーンウッドら豪華アーティストが参加。ジャケットのモデルはケイト・モス。
10/20リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆
GILLES PETERSON/ Heartbeat Presents One Time! Mixed By Gilles Peterson X Air
国産レーベルのHeart Beatと代官山のクラブ、AIRが送るミックスCDシリーズの第5弾に、クラブ・ジャズ・シーンをリードするUKの重鎮DJが登場。ジャズを土台に、ワールド・ミュージックやフリー・ジャズ、ビート・ミュージックまで全16曲をミックスし、ジャズの影響を感じさせる音楽も含めて全てが“ジャズ”という、新しい解釈を提示した作品。
10/20リリース(CLUB JAZZ)★★★★★★☆☆☆☆
傳田真央/ 恋愛中毒
クラシックとダンス・ミュージックを背景に持つ実力派シンガーのニュー・アルバム。恋愛をテーマにし、バラードからダンス・チューンまで、多彩なトラックに乗せ、幸せや切なさ、悲しみといった感情の揺れ動きを、ストーリー仕立てで綴った作品。現代を生きる女性に、パワーを与えてくれる一作。
10/20リリース(R&B/ POP)★★★★★★★☆☆☆
JiLL-Decoy association/ ジルデコ4
スタイリッシュかつポップなサウンドが持ち味のクラブ・ジャズ・バンドによる4thアルバム。生音の深みと厚み、ハーモニーが追求された本作には、日本語詞が独特の世界観を放つオリジナル曲に加え、須永辰緒がプロデュースを手がけた、ワーキング・ウィークのカバーも収録。
10/20リリース(CLUB JAZZ)★★★★★★☆☆☆☆
avengers in sci-fi/ dynamo
3ピースの概念にとらわれない自由なサウンドで人気を博すロック・バンドの、メジャー・デビュー作。生と死、過去と未来など、相反するものが混在する感覚をテーマに、ロック、パンク、エレクトロ等の要素を吸収した音楽性を展開。プログレの影響を受けたアレンジや、ここ数作封印していたシューゲイザー的なギター・ノイズもフィーチャー。
10/20リリース(ROCK)★★★★★★☆☆☆☆