2012年2/18(土)と2/19(日)の2日間、東京 恵比寿ガーデンホールで開催される<Hostess Club Weekender>が、最終ラインナップとして、カナダはトロント出身の奇才、Owen Pallett(オーウェン・パレット)の来日を発表しました。
Owen Pallettは、ソロ作品のほか、アーケイド・ファイア、ベイルート、グリズリー・ベアらの作品にも参加している実力派ミュージシャン/ストリングス・アレンジャー。今回は彼にとって初となる、バンド編成でのステージになるとのことです。注目ですね。
というわけで、最終出演陣の日割りは、2/18(土)が The Horrors、Owen Pallett、WU LYF、Zulu Winter、Youth Lagoon、2/19(日)が Spiritualized、Atlas Sound、Toro Y Moi、Anna Calvi、Perfume Genius、となっています。今回発表されたOwen Pallettは、2/18(土)の出演になります。
チケットは、各プレイガイド、オフィシャルサイトなどで発売中。関東の一部CDショップでもチケットの取り扱いを順次スタートする予定となっています。
Hostess Club Weekender 公演詳細
日時:2012/2/18 (土) & 19(日) OPEN 13:00/START 14:00
会場:恵比寿ガーデンホール(東京)
出演
2/18:THE HORRORS / OWEN PALLETT / WU LYF / ZULU WINTER / YOUTH LAGOON
2/19:SPIRITUALIZED / ATLAS SOUND / TORO Y MOI / ANNA CALVI / PERFUME GENIUS
チケット
ADV:1Day ¥7,900yen(税込/1ドリンク別) / 2Days Pass ¥13,900(税込/1ドリンク別)
チケット販売
先行販売:12/1 10:00~、オフィシャルサイトにて販売開始!(12/7 24:00までの期間限定)
一般販売:12/10 10:00~、各プレイガイド、オフィシャルサイトにて販売開始!
オフィシャルサイト:www.ynos.tv/hostessclub
Hostess Clubとは
数々の素晴らしいアーティスト作品をリリースしてきた独立系音楽会社、Hostess Entertainmentが、音楽出版やライブ制作、マーチャンダイズを手掛けるYnos(イーノス)とタッグを組み本年からスタートさせたライブ公演シリーズ「Hostess Club」。2012年から開催するイベント「Weekender」シリーズでは、新人から大御所まで独自の視点でセレクトした刺激的なアーティストを多数フィーチャーします。
出演アーティスト情報
SPIRITUALIZED(スピリチュアライズド)
1990年、英ラグビーでアートカレッジの同級生とともに、スペースメン3の中心人物だったジェイソン・ピアースによって結成。’97年、20世紀の音楽史に燦然と輝く傑作『宇宙遊泳』をリリースすると、スピリチュアライズドの最高傑作と謳われるまでの代表的作品となり、各方面で高い評価を得、大絶賛を浴びる。しかし’05年に病に倒れ、一時は危篤状態までに陥り生死の狭間を行き来する。その後、奇跡的に病魔から復帰し、’08年に約5年ぶりとなるアルバム『Songs In A&E』をリリース。同年夏には、Summer Sonic、09年1月には単独ツアーを行い、大盛況のうちに終了した。
THE HORRORS(ザ・ホラーズ)
2006年、デビュー前にも関わらずNME誌の表紙を飾るなど超ド級の注目新人UKバンドとしてシーンに登場。’07年のデビューアルバム『ストレンジ・ハウス』はUKチャート37位を獲得。ポーティスヘッドのジェフ・バーロウと映像監督のクリス・カニンガムをプロデューサーに迎えた2ndアルバム『プライマリー・カラーズ』はUKチャート25位を獲得。’10年の東京での単独公演はソールドアウトし、大喝采を巻き起こした。そして’11年7月にはニューアルバム『スカイング』をリリース。NME、UNCUT、MOJO、Qなど、UKの主要音楽誌で軒並み高評価を獲得し、話題となっている。
ATLAS SOUND(アトラス・サウンド)
アトラス・サウンドは絶大な人気を誇るUSロック・バンド、ディアハンターのフロントマン、ブラッドフォード・コックスのソロ・プロジェクト。2008年にリリースしたデビューアルバム『レット・ザ・ブラインド・リード・ゾーズ・ フー・キャン・シー・バット・キャノット・フィール』と、翌年にリリースした セカンドアルバム『ロゴス』が共に、本家ディアハンターと負けず劣らぬ絶賛を受けた。’11年1月に行われた来日公演は完売。USインディー界随一の鬼才としてここ日本でもリスペクトを集めている。同年10月には、ニューアルバム『パララックス』をリリース。
OWEN PALLETT(オーウェン・パレット)
カナダ、トロント出身。大学で音楽を専攻、本格的に作曲を学び、大学卒業後は地元の様々なミュージシャン達とコラボを重ね、レコーディングを手伝うようになる。アーケイド・ファイアへの参加で一躍世に名前を広めると、ファイナル・ファンタジー名義のデビュー・アルバム『Has a Good Home』がカルト・ヒットを記録。その後、ザ・ラスト・シャドウ・パペッツ『The Age of the Understatement』のストリングス・アレンジで評価を決定付け、ペット・ショップ・ボーイズとも仕事をするまでに成長。2010年に、Dominoからアルバム『Heartland』をリリースしている。
WU LYF(ウー・ライフ)
英マンチェスター出身の若者集団。友達同士の4人を中心に結成。プロフィール等ほとんど情報がなく、地元マンチェスター以外ではほぼライブをしたことがないという状態にも関わらず、圧倒的なパフォーマンスが話題を呼び、昨年にはNME期待の新人第3位に選出。多くのレーベルからラブコールを送られる中、敢えて自主レーベルからのリリースを決断。2011年7月にデビューアルバム『Go Tell Fire To The Mountain』をリリースした後、フジロック・フェスティヴァルにて初の来日公演を行なうと、その熱いパフォーマンスで大盛況のうちに終了した。
TORO Y MOI(トロ・イ・モワ)
1986年生まれ米サウスキャロライナ州コロンビア出身、アフリカ系の父親とアジ ア系の母親を持つ若干25歳のチャズ・バンディックによるソロ・プロジェクト。 ’10年にアニマル・コレクティヴが主宰するPaw Tracksの姉妹レーベル、Carparkからデビューアルバム『Causers of This』を発表。NME、ピッチ フォークなど国内外の音楽メディアから絶賛された。そして’11年2月、 ニューアルバム『アンダーニース・ザ・パイン』をリリースすると、ピッチフォークの“ベスト・ニュー・ミュージック”を獲得。6月にはTaicoclubで初となる来日公演を行い、好評のうちに終了した。
ZULU WINTER(ズールー・ウインター)
英ロンドンを拠点に活動する5人組ロック・バンド。今年11月にデビューシングル「Never Leave/Let’s Move Back To Front」をDouble Denimからリリース。既にNMEが“今聴くべき期待の新人”リストにピックアップし、Q MAGAZINEが “今月の1曲”に「Never Leave」を選ぶなど、話題の新人として注目を浴びている。12/1にパリで行われるKitsunéのイベント「Kitsuné Maison En Vrai! #10」にTheme Park、Citizens!、Life In Film等と共に出演。来年にはデビューアルバムのリリースが噂されている彼ら、今からチェックすべき期待のニュー・バンドです。
YOUTH LAGOON(ユース・ラグーン)
米アイダホ州ボイシー出身、若干23歳のマルチ・インストゥルメンタリスト、トレバー・パワーズのソロ・プロジェクト。高校時代に様々なバンドを渡り歩く中で、ユース・ラグーンをスタート。地元で楽曲作りに勤しみ、「July」と「Cannons」という2つの楽曲を自身のBandcampページにアップすると、瞬く間にその噂は広がり、オルタード・ゾーンやピッチフォークといった海外の人気音楽サイトで紹介され、ついに米名門、Fat Possumレーベルと契約、2011年10月にファーストアルバム『ザ・イヤー・オブ・ハイバーネイション』をリリースした。
ANNA CALVI(アンナ・カルヴィ)
ロンドン出身の女性ソロシンガー。幼少よりヴァイオリンを習い、クラシックから民族音楽まで様々な音楽を聴いて育つ。2006年よりライブ活動を開始し、Dominoと契約。BBC SOUND OF 2011に選出され、デビューアルバム『アンナ・カルヴィ』を今年2月にリリースすると、European Border Breaker Awards 2012を受賞、マーキュリー・プライズ2011にもノミネートされる。アーティストからの支持も厚く、ブライアン・イーノが彼女を全面サポートしている他、アークティック・モンキーズ、インターポール、グラインダーマンのサポート・アクトに抜擢され、飛躍が期待される。
PERFUME GENIUS(パフューム・ジーニアス)
米シアトル出身のパフューム・ジーニアスことマイク・ハッドレアスによるソロ・プロジェクト。まだ20代にも関わらず、途方もない暗闇と辛酸に苦しみ続け た半生を持つ。2010年6月にリリースされたデビューアルバム『ラーニング』 はそのリアルな歌詞とガラスのような歌声で、音楽シーンに強烈な印象を残した。その評判は、ここ日本でもネットを中心にクチコミで広まり、異例のロング ヒットを記録。’12年2月、待望のセカンドアルバムをリリース予定。