スコットランドはグラスゴー出身のインディー・ロック・バンド、FRIGHTENED RABBIT（フライトゥンド・ラビット）。’04年に、FAT CAT RECORDSのmp3デモ・ウェブサイトで楽曲を発表して以来、情感あふれるオーセンティックなバンド・サウンドでじわじわと人気を獲得してきた注目株です。
そんな彼らが、『The Midnight Organ Fight』（’08）に続くサード・アルバム『The Winter of Mixed Drinks（ザ・ウィンター・オブ・ミックス・ドリンク）』を、4月21日にリリースします。
日本デビューとなる本作は、マーキュリー・レヴやインター・ポールらとの仕事で知られるピーター・カーティスをプロデューサーに迎えた進展作。PV「Nothing Like You」からも明らかな通り、彼ららしいメロディー・センスはそのままに、かなりキャッチーで吹っ切れた内容となっています。既に本国UKとUSでは3月1日にリリースされ、各メディアで高評価を獲得。FMQB紙のチャートでは、初登場1位を記録しました。
ちなみに、作品のテーマについて、メンバーのスコット・ハチスン（Vo/G）は、次のコメントを出しています。
「テーマになったのは、人生で必要ないものを大事にするのではなく、実際に必要なものにフォーカスしろっていうことだ。自分を知ることから逃げるな、自分をつくり上げているものを見つけろ、そんなテーマなんだ」
バンドは、すでに長期ツアーをスタートさせており、UK、ヨーロッパ、北米…とまわって、4月のコーチェラ・フェス出演を皮切りに夏フェスに突入するとのことなので、今年は日本でも遂にその勇姿をチェックできるかもしれません!? なお、先日開催されたSXSWフェスでは、なんと8回ものギグを行ったそうですよ。
FRIGHTENED RABBIT
The Winter of Mixed Drinks
(JPN) IMPERIAL / TECI-21613
4月21日発売
(tracklistings)
1. Things
2. Swim Until You Can’t See Land
3. The Loneliness and the Scream
4. The Wrestle
5. Skip the Youth
6. Nothing Like You
7. Man/Bag of Sand
8. FootShooter
9. Not Miserable
10. Living In Colour
11. Yes I Would
12. Fun Stuff (bonus track)
13. Learned Your Name (bonus track)
14. Swim -alternate version- (bonus track)
