BUFFALO DAUGHTER『Euphorica』


 1993年に活動を開始して以来、世界のオルタネティヴ・シーンと共振するサウンドをクリエイトしてきたバッファロー・ドーター。約三年ぶりのニュー・アルバムです。前作『Pshychic』までに見られたテクノ的テイストは影をひそめ、今作では歌度数が上昇。メロディックかつどこかオプティミスティックなムードが漂う内容となっています。大野由美子&シュガー吉永の女性ヴォーカル陣と、山本ムーグによる初ヴォーカルの対比も聴きどころ。ポスト・パンキッシュな熱いバンド・グルーヴからアンビエントなクール・サウンドまで、余裕と風格ある新生バッファロー・ドーター・サウンドが堪能できます。独創的な音センスはさすがですね。
★★★★★★★☆☆☆

BUFFALO DAUGHTER
Euphorica
(JPN) V2 / V2CL 10002

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