2009年6/28-7/4の注目リリース

ALBUMS

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M83 / Saturdays=youth★★★(ROCK/ ELECTRIC)
’01年にデビューした、南仏を拠点に活動するアンソニー・ゴンザレの音楽プロジェクト。シンフォニックかつドラマチックな、シューゲイザー・エレクトロ〜ニューゲイズ・サウンドを展開。7/1リリース。

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CLAZZIQUAI PROJECT/ Mucho Musica★★(HOUSE/ ELECTRO)
プロデュサー/トラックメイカーと男女ツイン・ボーカルからなる、韓国の3ピース・ユニット。4thアルバムは、ハウス/クロスオーバー路線から一転し、ポップなエレクトロ感を打ち出した作品。7/1リリース。

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V.A./ HOUSE NATION Beach ’09★★★(HOUSE)
パーティー&コンピ連動プロジェクトの最新作。エレクトロからラテン、ディープ、テックと様々なスタイルのサマー・ハウスを、パーティーでレジデントを務めるDJ Graysがコンパイル&ミックス。7/1リリース。

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KEN ISHII/ WARRIOR ON THE DECKS★★(TECHNO)
今年、日本での活動15周年をマークした重鎮DJが、トレンドに流されない新旧の名曲群を厳選&ミックス。デトロイト、ハード、ディスコ、テック・ハウスなど多彩な楽曲をピックアップ。7/1リリース。

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JACK PENATE/ Everything Is New★★(POP/ ROCK)
ロカビリー、ソウル、スカ、レゲエの要素を巧みに取り入れたギター・ポップで人気のSSW。2ndアルバムでは、前作より大人びたメロディーと、アコースティックかつダンサブルなサウンドを展開。7/1リリース。

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TIMMY REGISFORD/ Sun Over Water★★(HOSUE)
NYハウス・シーンの重鎮DJ/プロデューサーによる3rdアルバム。ハウスをベースに、アフロ・ビート、ボサノヴァ、ブラジリアンのエッセンスを散りばめた、彼の真骨頂と呼べる楽曲を収録。6/28リリース。

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DAVID SUGAR/ Hello The Nice★★(ELECTRO)
’00年初頭にチップチューン・シーンで頭角を現したUKのDJ/プロデューサー。1stフル・アルバムではインディー・ロック、ディスコ、テクノと交差したカラフルなエレクトロを表現。7/2リリース。

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KARIZMA/ A Mind Of It’s Own V2.0★★(JAZZ/ CROSSOVER)
’06年の「Twist This」で名を馳せたDJ/プロデュサー。2ndアルバムでは、これまでのテック・ハウス路線を踏襲しつつダウンテンポにまで表現の幅を拡大。ボーカルにモニーク・ビンガムも参加。7/1リリース。

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KEENHOUSE/Civic Tra Nsit★★(ELECTRO)
フレンチ・エレクトロ集団、ヴァレリーの一員であるプロデュサーの新作。ファンキーなエレクトロ〜ディスコ・ビートと、メロディアスなシンセをミックスした80’s的サウンドを展開。7/2リリース。

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CROOKERS/ Crookers Show Case★★★(ELECTRO/ FIDGET HOUSE)
KID KUDI「Day N Night」のヒップホップやフィジェット・ハウスを融合させたリミックスで注目を浴びたエレクトロ・デュオのミニ・アルバム。リミックス作品やオリジナル曲を収録し、HMV独占で7/1リリース。

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ORBITAL/ Orbital 20★★(TECHNO)
今年活動再開を宣言したテクノ・ユニットの、結成20周年を記念した2枚組ベスト。2枚組の収録時間を生かしたロング・トラックや初出のライヴ・バージョン、リミックスを含む、全20曲を収録。6/30リリース。

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V.A./ Bikini Night 2009★★(HOUSE)
人気ハウス・パーティーと有名フォトグラファー米原康正のコラボCD。BIKINI HOUSEのオーガナイザーであるMITOMI TOKOTOが、アゲなビッグ・ハウス・アンセム12曲をミックス。7/1リリース。

SINGLES

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BOOM BOOM SATELLITES/Back On My Feet★★★(ROCK/ ELECTRIC)
’97年にデビューし、ロックとエレクトロニック・サウンドの融合をいち早く成し遂げたユニットのマキシ・シングル。エモーショナルなメロディーと繊細なアンサンブルを追求した、荘厳なサウンドを展開。7/1リリース。

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傳田真央/泣きたくなるほど★★(POP/ R&B)
R&Bに根ざした音楽性と、心揺さぶる歌声で人気の実力派シンガーによる、活動再開後2枚目となるシングル。結婚をテーマに等身大の女性像を描き出した、メロウかつダンサブルな楽曲。7/1リリース。

マイケル・ジャクソンさんを追悼する

6月25日、マイケル・ジャクソンさんが旅立たれました。
ダンス・ミュージックに関わる我々にとって、それはあまりにも悲しいことでした。

彼はもうこの世にはいませんが、マイケル・ジャクソンさんの残した数々の名曲は、これからも永遠に輝き続けることでしょう。

iLOUDでは、マイケル・ジャクソンさんを追悼して、この記事で代表曲のビデオをまとめてみました。’80年代のMTVブームを牽引した名作の数々から、近年の作品まで、その素晴らしさに触れてみてください。

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BT「The Rose of Jericho」

BTが「The Rose of Jericho」のビデオを公開しました。「The Rose of Jericho」は、BTの最新シングルで、ミニマル・ビートにメロディックな要素が融合した、フロア・キラーとなっています。BTはニュー・アルバムも制作中ということで、まだまだ健在ですね。

ビョーク『Voltaic』を全曲試聴

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ビョークが、『Voltaic』CD1の全曲試聴をnpr.orgで開始しました。Hear The Entire Albumというところをクリックすると聴けます。

Voltaic』は、2007年の『Volta』をベースとする作品で、CD2枚、DVD2枚の四枚組。CD1には、『Volta』収録曲などを、オリンピック・スタジオでライブ録音した音源が収められています。

DVDにあるビョークのライブ映像も迫力十分なので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

Douglas Armour「Flushed & Flamelike, Themselves」

Douglas Armour “Flushed & Flamelike, Themselves” from daft arts on Vimeo.

こちら、LAのインディー・ロッカー、Douglas Armourのニュー・ビデオです。監督はBryce Kass、手がけているのは、Daft Punkの制作会社Daft Artsでございます。

「Flushed & Flamelike, Themselves」は、Douglas Armourが昨年発表したアルバム『Light Of The Golden Day, The Arms Of The Night』収録曲です。

JAY-Zが9月にニュー・アルバムをリリース

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JAY-Zが新たに設立したレーベルRoc Nationから、ニュー・アルバム『Blueprint3』をリリースすることになりました。この『Blueprint3』は、JAY-Zがシーンで不動の地位を築くきっかけとなった’01年のアルバム『Blueprint』の続編的な作品。発売日は『Blueprint』が2001年9月11日に発売されたことににちなみ、この『Blueprint3』も同じ9月11日に世界同時リリースされます。

先行シングルとして既に発表されている「D.O.A.(デス・オブ・オートチューン)」は、昨今のオートチューン全盛のヒップホップ・シーンに対して一石を投じる衝撃的な内容の曲で、全米はもちろん、ここ日本でもネット上などで早くも話題となっています。カニエ・ウェストと盟友No I.Dがプロデュースしたこのトラックは、オートチューン的なサウンドとは一線を画し、ヒップホップの真髄といえるシンプルで力強い楽曲に仕上がっています。

CLAZZIQUAI PROJECTが日韓共同オーディションを開催

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ニュー・アルバム『Mucho MUSICA』を7月1日にリリースする韓国のダンス・ミュージック・ユニット、CLAZZIQUAI PROJECT。彼らが、日韓共同のオーディションを開催することになりました。ボーカリストとリミキサーの二部門で行われるこのオーディションは、各部門でグランプリに輝くと、’09年秋に発売されるCLAZZIQUAI PROJECTのリミックス・アルバムに参加できるというスペシャル企画。2009年6月30日からエントリーがスタートするので、ボーカリスト/クリエイターを目指している方は、CLAZZIQUAI PROJECT オーディション・サイトをチェックしてみてください。

なお、CLAZZIQUAI PROJECTは、9月18日に赤坂ブリッツでリリース・パーティーを開催。ハウスからエレクトロまで華麗にクロスオーバーする彼らの楽曲をぜひ生で体感してみてください。ライブの詳細は、続きからご覧ください。

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新鋭エレクトロ・ガール、DJ KYOKOがミックスCDをリリース

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’03年にDJ活動を本格化させて以来、エレクトロ・パーティーを中心に、年間90本に及ぶパーティーに出演しているDJ KYOKO。そのキュートなルックス&キャラクターからは想像もできないパワフルなプレイで注目を集めている彼女が、ニュー・ミックスCD『Xxx Dance Wiv Me』を7月15日にリリースすることになりました。’08年にDJ KYOKOがスタートさせたトーキョー・ガールズ・エレクトロ・パーティー、<XXX>の名を冠したこのミックスCDは、全21曲を収録。エレクトロを軸に、ヒップホップやフィジェット・ハウス、ディープ・テック・ハウスまで自在に行き来し、タフ&ディープな彼女のセンスが光る作品となっています。

なお、DJ KYOKOは現在、ケンタッキーフライドチキンで発売されている新感覚ドリンク、“Krushers”のイメージキャラクターを務めているので、パーティー・シーン以外での彼女の活動も要チェックです。『Xxx Dance Wiv Me』のトラックリストは続きからチェックしてみてください。

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LOUD175号発売!

LOUD175号が発売となりました。

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175号で表紙を飾っているのはLITTLE BOOTS。YouTube上にアップした映像でブレイクのきっかけをつかみ、英BBCによる“期待のニューカマー・ランキング”で’09年度の1位に輝いた、注目のエレクトロポップ・ガールです。彼女が、デビュー・アルバム『ハンズ』をリリースします。きらびやかなエレクトロ・サウンドがつまったこのデビュー作について、マドンナやカイリー・ミノーグに通じるポテンシャルを秘めた次世代のミューズに、直撃取材を試みました。

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AA面表紙は、ロックとエレクトロニック・サウンドを自在に行き来する音楽性をいち早く打ち出したユニット、ブンブンサテライツ。彼らが、約一年半の充電期間を経て、最新マキシ・シングル『BACK ON MY FEET』をリリースします。従来のロック路線を継承しつつ、繊細なアンサンブルを追求した新作の制作背景について、メンバーの中野雅之と川島道行がじっくりと語ってくれています。
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ほかにも、CHASE & STATUSやVOLA & THE ORIENTAL MACHINE、ENTER SHIKARI、MAJOR LAZERら国内外の個性豊かなラインナップが顔を揃えたLOUD175号、お手にとっていただければ幸いです。

LOUD175号をHMVでチェック

LOUD175号を紀伊国屋書店bookwebでチェック

LOUD175号をセブンアンドワイでチェック

LOUD175号をbk1でチェック

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