2009年4/26-5/2の注目リリース

今週は各方面で話題になっているravexが最注目ですね。ロック・ファンにはMaximo Parkがマストでしょうか。FISCHERSPOONER、HELL、AKRON/FAMILYといったく玄人受け軍団も見逃せないです。

ALBUMS

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ravex/trax
大沢伸一、田中知之(Fantastic Plastic Machine)、☆Taku Takahashiからなる、avexの創立20周年記念プロジェクト。安室奈美恵、BoA、DJ OZMAら12組のアーティストをフィーチャーし、エッジーなクラブ・ミュージックとJ-POPを融合。DVD付属盤には手塚プロダクションが制作したPVやオリジナル・アニメを収録。4/29リリース。(CLUB/POP)

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MAXIMO PARK/Quicken The Heart
UKの国民的バンドへと成長した、WARP初のロック・バンド。その3rdアルバムでは、プロデューサーにニック・ローネイを招き、キャッチーなメロディーやリリカルな歌、ダンサブルなサウンドを進化させた楽曲を展開。5/2リリース。(ROCK)

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FISCHERSPOONER/Entertainment
’00年代初頭にエレクトロクラッシュ・ブームを巻き起こした、NYの音楽パフォーマンス集団。その3rdアルバムでは、ダンス・ビートに限らず多彩なフォーマットを用い、明るくポップなサウンドに傾倒。5/2リリース。(ELECTRO/POP)

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HELL/Teufelswerk
ジャーマン・テクノ・シーンの重鎮による5年ぶりの4thアルバム。“Day”と“Night”のテーマに沿った2枚組で、フロア・ライクなトラックからアンビエント、アバンギャルドなど多彩な楽曲を収録。4/29リリース。(TECHNO/ELECTRO)

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AKRON/FAMILY/Set’em Wild, Set’em Free
アンダーグラウンド・シーンで熱狂的に支持されている、NYのフリーク〜アシッド・フォーク・グループによる最新作。アフリカ音楽などが影響源となった、スピリチュアルでサイケデリックな楽曲を収録。5/2リリース。(FOLK)

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DJ BAKU/Japadapta
DJ BAKU初のオフィシャル・ミックスCD。“TVやラジオで聴けない日本人の楽曲を使用”というコンセプトのもと、THA BLUE HERBやZAZEN BOYS、GOTH-TRADなど多彩なジャンルから個性派アーティストをピックアップ。(HIP HOP)

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KRAZY BALDHEAD/The B-suite
BIG-Oやマドモアゼル・ユリアも参加した、ED BANGERの新人プロデューサーによる1stアルバム。エレクトロとブレイクビーツの要素をあわせ持ったサウンドと、クレイジーで奇妙な世界観を表現。5/2リリース。(BREAKBEATS/ELECTRO)

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bird/Covers
今年デビュー10周年を迎える女性シンガーが、これまでに発表したカバー曲を一枚のアルバムに。国内外の名曲をアコースティックにカバーした全11曲に加え、「Batucada」のラスマス・フェイバー・リミックスも収録。4/29リリース。(HOUSE)

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THE SAN PAULO/People Get Ready
Theatre Brookの佐藤タイジとプロデューサーの森俊之からなるユニット。その3rdアルバムでは、ダウンビートなエレポップから、ギターをフィーチャーしたフロアライク・トラックまで幅広い楽曲を収録。4/29リリース。(ELECTRIC/POP)

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MIDICRONICA/.co.lab
イラストレーターのsteroidによって描かれたキャラクターからなる、異色の覆面ヒップホップ・ユニット。その最新作は、国内のそうそうたるヒップホップ・アーティストが参加した、コラボ・アルバム。4/29リリース。(HIP HOP)

LOUD173号発売!

LOUD173号が発売となりました。

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© TEZUKA PRODUCTION

173号で表紙を飾っているのはravex。avexの設立20周年を記念し、大沢伸一、田中知之(Fantastic Plastic Machine)、☆Taku Takahashiという日本のクラブ・シーンを牽引するトップ・クリエイター三人がタッグを組み、アルバム『trax』を完成させました。レイヴとエレクトロを融合させたパーティー・チューン「I RAVE YOU」を筆頭に、J-POPアーティストをフィーチャーした驚きのコラボ曲を続々と展開中の三人に、プロジェクトの真意を語ってもらいました。表紙になっている、手塚プロダクションが手がけたアートワークにも注目です!

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AA面表紙は、’00年のデビュー作で、ロックとエレクトロの融合をいち早く成し遂げたPEACHES。センセーショナルな言動や、エロティックなパフォーマンスでも知られる彼女が、4thアルバム『I Feel Cream』を発表しました。SOULWAX、DIGITALISM、SIMIAN MOBILE DISCOら豪華アーティストが参加した新作の世界観を、大胆かつ赤裸々に語ってくれています。

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ほかにも、凛として時雨やmonobrightといった国内の新世代バンドや、MAXIMO PARK、THE ENEMYら人気UKロック・バンドのインタビューを掲載。immiや加賀美セイラといったキュートな女性シンガーもフィーチャーしていますよ。ロック / エレクトロ / テクノ / ポップの注目アーティストを網羅したLOUD173号、お手にとっていただければ幸いです。

アマゾンでチェック

LOUD173号デジタル版はこちらです。

CAGED BABYが「Forced」のビデオを公開

CAGED BABYが「Forced」のビデオを公開しました。「Forced」はUKでSouthern Friedから4/27にシングル・リリースされる曲です。FATBOY SLIMがかわいがっているCAGED BABYの新作ということで、注目度も高いですね。作風もロックっぽくなったので、ファン層が広がりそうです。

リミックスはDave Spoon,、Don Diablo,、Idiotproof、Foamo、Streetlife Dj’sのものが存在するそうなので、DJの方々はbeatportをチェックしてみてください。

METAMORPHOSE 09、出演アーティスト第一弾を発表

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METAMORPHOSE 09の出演アーティスト第一弾が発表されました。発表されたラインナップは以下の通りです。

TANGERINE DREAM / Richie Hawtin (MINUS, Berlin) visuals by Ali Demirel / Smith & Mighty / STS9 / LOS HERMANOS / LOCO DICE / GAISER / ゆらゆら帝国 / レイ・ハラカミ / Q’HEY / DJ WADA / CALM / FUMIYA TANAKA / KIHIRA NAOKI

’70年代から活動しミニマル・ミュージックと電子楽器の融合を世界に波及させたTANGERINE DREAMは、何と25年ぶり2度目の来日。彼らを筆頭に、ブリストル・ミュージックの雄Smith & Mightyや、インプロビゼーション・ジャム・バンドのSTS9、ジェラルド・ミッチェル率いるデトロイト・テクノ・ユニットLOS HERMANOSら、METAMORPHOSEならではのライブ・アクトが名を連ねています。

そのほか、2年前のMETAMORPHOSE出演時にメイン・フロアを大熱狂させたRichie Hawtinや、COCOON、MINUSからリリースを重ね、自身のレーベルDESOLATも運営するLOCO DICEらヨーロッパのDJ陣にも注目です。その他の詳細は続きをチェックしてみてください。

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SUMMER SONIC 09、出演アーティスト第五弾を発表

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SUMMER SONIC 09の出演アーティスト第五弾が発表されました。今回追加されたラインナップは以下の6組です。

Jenny Lewis/AA=/The Durango Riot/The Horrors/Keane/Hockey

注目は、5月にニュー・アルバム『Primary Colours』をリリースするUKの新世代ゴス・バンドThe Horrorsと、THE MAD CAPSULE MARKETSのVo&Ba、上田剛士が新たに始動したソロ・プロジェクトのAA=でしょうか。ほかにもThe Durango RiotやHockeyといったインディー・バンド、子役出身のシンガー・ソングライターJenny LewisからKeaneといったビッグ・ネームまで、バラエティー豊かなラインナップが追加されました。

その他の出演者やフェスの詳細は、続きをチェックしてみてください。

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Mice ParadeやEGO-WRAPPIN’が出演するライブ・イベント、開催決定(’09年7月)

ニュートラルでボーダレスな音楽的創造の確立を目指す新たな音楽イベント、<NEUTRAL NATION>が東京と大阪で開催決定。その第一回目に、Mice Parade、EGO-WRAPPIN’、SLY MONGOOSE、SOURの四組が出演することになりました。

ポスト・ロック / エレクトロニカ / ジャズ / ワールド・ミュージックなど、あらゆる音楽要素を取り込み、ここ日本でもフジロックを始め幾度と来日公演を行っているNYのMice Paradeを筆頭に、日本からはジャズやロックなどのジャンルの壁を飛び越え独自の世界観を築き上げたEGO-WRAPPIN’、あらゆるリズムミュージックを雑食的に取り入れたインストバンドSLY MONGOOSE、新世代ポスト・ロック・バンドの呼び声が高いSOURなど多彩なメンツが一堂に会する、注目イベントとなりそうです。また、今後もライブ・アクトとDJが追加出演する予定とのことです。イベント詳細は、続きをチェックしてみてください。

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MAGISTRATES「HEARTBREAK」のビデオ

注目のMAGISTRATESが、UKで5/25にシングル・カットする「HEARTBREAK」のビデオです。ちょいとソウルフルでポップで良い曲ですね!「Heartbreak」は彼らのデビュー・アルバムからの先行シングルになるようです。

凛として時雨 インタビュー

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鋭くシリアスな音楽性と歌詞の世界観、迫力のライブ・パフォーマンスで熱い注目を浴びている3ピース・ロック・バンド、凛として時雨。

5月13日に待望のニュー・アルバム『just A moment』のリリースを控える彼らに、取材を試みました。作品を発表するごとに飛躍を遂げる彼らのインタビューをお楽しみください!

凛として時雨 インタビュー

autoKratzがデビュー・アルバムをリリース

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autoKratzが、デビュー・アルバム『ANIMAL』を6月3日にリリースすることになりました。autoKratzは、ラッセルとデヴィッドからなるロッキン・エレクトロ・ユニット。これまでにフレンチ・レーベルのKitsunéから4枚のシングルをリリースし、クラブ・シーンを中心に注目を集めています。『ANIMAL』の国内盤は、PRIMAL SCREAM「Swastika Eyes」のカバーと「Stay The Same」の80Kidzリミックスを収録しているので、アルバム本編と合わせて要チェックです!

autoKratz『ANIMAL』トラックリスト
1. Always More
2. Stay The Same
3. The Idiots Are Winning
4. Speak In Silence
5. Can’t Stand Without
6. What You Want,What You Got
7. Can’t Get Enough
8. Gone Gone Gone
9. Past Your Heart
10. Human Highway
11. Last Show
12. Stalker*
13. Swastika Eyes*
14. Stay The Same(80kidz Remix)*
*ボーナス・トラック

autoKratz JAPAN OFFICIAL SITE