ノルウェーのベルゲンを拠点に活動するインディー・ポップ集団、Kakkmaddafakka(カックマダファッカ)。中心バンド・メンバーは、Axel ‘Manhattan’ Vindenes(G/Vo)、Pål Vindenes(Cello/Vo)の兄弟と、Stian Sævig(B/Vo)、Jonas Nielsen(Piano/Vo)、Kristoffer Van Der Pas(Dr)の5名。2007年にファースト・アルバム『Down To Earth』をリリースすると、2008年にはMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードで最優秀ノルウェー・アーティストにノミネートされるなどして、活躍の場を広げてきた注目株です。2011年には、同郷のアーティスト、Erlend Øye(アーランド・オイエ:Kings of Convenience)がプロデュースしたセカンド・アルバム『Hest』を、彼のBubblesレーベルからリリースしています。
そんなKakkmaddafakkaが、日本デビュー作となるサード・アルバム『Six months is a long time』(シックス・マンス・イズ・ア・ロング・タイム)をリリースしました。前作『Hest』同様、Erlend Øyeをプロデューサーに招き制作した本作。その内容は「Young」「Someone New」「Forever Alone」「No Song」「Lie」といった楽曲を筆頭に、往年のUKインディー・ポップ・バンドやヴァンパイア・ウィークエンドらに通じる、キャッチーかつダンサブルなサウンドとメロディーが詰ったものとなっています。
ここでは、本作『Six months is a long time』の内容とバンドの音楽性について、Kakkmaddafakkaのフロントマン、Axel ‘Manhattan’ Vindenesに話を聞きました。