タブケと呼ばれる結婚式やパーティー等で演奏される中東の伝統的な音楽に、現代的なダンス~テクノ・ミュージックの要素を取り入れたサウンドを奏でる音楽家、Omar Souleyman(オマール・スレイマン)。シリア出身、1966年生まれの彼は、近年トム・ヨークやビョークが注目するなどして話題を集めてきた、異色のダンス・ミュージック・アーティストです。
そんなオマール・スレイマンが、プロデューサーにFor Tet(フォー・テット:キエラン・ヘブデン)を招き制作した正式デビュー・アルバム『Wenu Wenu』(ウェヌ・ウェヌ)を11/6にリリースします。ブルックリンのスタジオで、オマールが“ベストな方法”だと語るライヴ・レコーディングを軸に完成させた作品です。
ここでは、本作『Wenu Wenu』と音楽的背景について、オマール・スレイマンにメールで話を聞きました。なお、オマール・スレイマンは、11/30(土)と12/1(日)に東京 恵比寿ガーデンホールで開催される<Hostess Club Weekender>で、来日が決定しております(彼の出演日は12/1。Four Tetも同日に出演予定です)。