オーストラリアのメルボルンを拠点に活動するシンセ・ポップ・バンド、Clubfeet(クラブフィート)。メンバーは、Sebastian Cohen(Vo/G)、Yves Roberts(B)、Montgomery Cooper(keys, synths)、Bennington Le Bruce(programming, synths, perc)、Vivian Croft(Dr)の五名。2010年にファースト・アルバム『Gold On Gold』をリリースすると、カット・コピーやホット・チップといったバンドにも通じるような、メロウかつダンサブルな独特のエレクトロニック・ロック〜ポップ・サウンドが評判となり、着実に活躍の場を広げてきた注目株です。
そんなClubfeetが、日本を含めて実質上のワールド・デビューとなるニュー・アルバム『Heirs & Graces』(エアーズ&グレーシズ)をリリースしました。前作をリリースして以降、世界各地でライヴを重ねつつ、二年以上の時間を費やしレコーディングしてきたという意欲作です。その内容は、ニュージック・ビデオの映像でも話題をさらった「Everything You Wanted」や、女性ヴォーカルをフィーチャーした「Heartbreak (feat. Chela)」を筆頭に、シルキーで甘く切ないメロディーとサウンド、そして緻密に組み立てられたアレンジの光る楽曲群が詰ったものとなっています。
ここでは、本作『Heirs & Graces』の内容とバンドの音楽的背景について語った、Clubfeetのインタビューをご紹介しましょう。
続きを読む→