
ロサンゼルスを拠点に活動するJonathan Bates(ジョナサン・ベイツ)のエレクトロニック・ロック・プロジェクト、Big Black Delta(ビッグ・ブラック・デルタ)。もともとはMellowdroneというインディー・バンドのボーカル&ベーシストとして活躍していた彼は、2010年にソロ活動を開始。ダフト・パンクが手がけたサウンドトラック『トロン:レガシー』のリミックス集『TRON: Legacy R3CONF1GUR3D』(’11)に、M83と共に手がけた「Fall」(M83 Vs. Big Black Delta名義)が収録されるなどして、その名を知られるようになった注目株です。M83との親交は厚く、「Midnight City」のリミックスも手がけています。
そんなBig Black Deltaが、デビュー・アルバム『Big Black Delta』の日本盤を今週6/19にリリースします。すでに海外では、英The Guardianがシングル曲「FUCKINGLOVEYOU」をもじり“WEFUCKINGLOVEHIM”と評したり、米Pitchforkがアルバムのリード曲「Side Of The Road」を“best new track”に選出するなど、好評を得ている本作。その内容は、“ELO meets Depeche Mode”とも形容されるような、ポップ性と実験性を両立させた絶妙のエレクロニック・サウンドが詰まったものとなっています。インディー・ロックのファンにもエレクトロのファンにもアピールする、ダンサブルでスケール感の大きい音世界が魅力的ですね。
以下に、ジョナサン自身がコミカルなダンスを披露し話題を集めた「Side Of The Road」、そして「Betamax」「IFUCKINGLOVEYOU」のビデオも貼ってありますので、チェックしてみてください。
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