ルーバン・ニールセン(元ミント・チックス)を中心にした、米オレゴン州ポートランドの3人組サイケデリック・バンド、Unknown Mortal Orchestra(アンノウン・モータル・オーケストラ:UMO)。当初は、バンド活動から距離を置いていたルーバンの自宅地下室での宅録プロジェクトとしてスタートするも、『Ffunny Ffrends』をBand Campに投稿すると、ブロガーを中心に一気に話題に。そして、バンドを結成し2011年にFat Possumからデビュー・アルバムをリリースすると、そのローファイでウォームな独特のサイケデリック〜ソウル・サウンドが評判を呼び、インディー・シーンを中心に高い評価を得た注目株です。
そんなUnknown Mortal Orchestraが、セカンド・アルバム『II』をリリースしました。本国ではJagjaguwarからリリースされた本作。ルーバンが、“アルバムをつくっていた時は、フェミニンなエネルギーに支配されている気分だった”と語るその内容は、ブレイクビーツと多様なサウンドが入り交じるUMOならではの音世界をさらに追求した、ディープで、ダークなものとなっています。
ここでは、本作『II』の内容と制作背景について、バンドの中心人物、ルーバン・ニールセンに話を聞きました。なお、Unknown Mortal Orchestraは、今週末の2/2(土)に<Hostess Club Weekender>で来日することが決定しております。