
米ヴァージニア出身のジャック・テイタムが始めたワンマン・インディー・バンド、ワイルド・ナッシング(Wild Nothing)。’09年にリリースしたシングル「Cloudbusting」「Summer Holiday」、そしてケイト・ブッシュのカバー「Cloudbusting」がインディー・シーンを中心に話題をさらうと、2010年の春にデビュー・アルバム『Gemini』を発表。シューゲイズ〜ドリーム・ポップ系譜のサウンドを受け継ぐ、その彼独自の音世界で高い評価を獲得したアーティストです。
そんなワイルド・ナッシングが、待望のニュー・アルバム『Nocturne』(ノクターン)を9/12にリリースします。ジャック・テイタムが、“僕がポップ・ミュージック好きであるということを皆に伝えるアルバムではないと思う。それよりは、僕の理想世界の中でポップ・ミュージックは何だったのか、またどうあるべきなのか、といった感覚を表現したアルバムだ”と語る本作。その内容は、前作以上に美しく繊細なメロディーとハーモニーが響き合う、音楽性、サウンド・プロダクション共に大きく成長したものとなっています。
ここでは、本作『Nocturne』の内容について語った、ジャック・テイタムのインタビューをご紹介しましょう。なお本作の日本盤には、’Golden Haze EP』(’10)やシングル「Nowhere」(’12)など、ボーナス・トラック9曲が収録されております。
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