Alan Braxe(Stardust『Music Sounds Better with You』(’98)のメンバーとしても知られるアーティスト)のプロダクション・パートナーとして、2000年にVulture MusicからAlan Braxe & Fred Falke名義のシングル「Intro」でデビューして以来、Alan Braxeとの共同名義での作品はもちろん、ソロとしても数多くのフロア・ヒットを送り出してきたドイツ人プロデューサー(現在はフランス在住)、Fred Falke。ディスコやフュージョンをベースにした、彼独自のソフィスティケイトされたロマンティックなサウンドは、同業アーティスト筋でも信奉者が多く、ケシャ、ケイティ・ペリー、U2、ジャミロクワイといったメジャー系アーティストから、デジタリズム、ジャスティス、ラ・ルー、リトル・ブーツ、ゴシップ、アニー、メトロノミーといったアーティストまで、これまでに彼が依頼を受けたリミックス・ワークは枚挙にいとまがありません。
そんなFred Falkeが、初のアルバム作品『Part IV』を日本リリースしました。彼がこれまでにWork It Babyからリリースしてきた「Love Theme」や「808 PM At The Beach」、「Chicago」といったトラックを中心にまとめたもので、抒情的でありながらほど好くファンキーな、Stardust直系とも言えるストロングなフロア・バンガーを多数収録した好作品です。
ここでは、本作『Part IV』の内容とその音楽的背景について語った、Fred Falkeのインタビューをご紹介しましょう。