第54回グラミー賞(2012)候補者発表

ADELE.jpg

2012年2月12日に授賞式が行われるグラミー賞の候補者が発表されました。これは、2010年10月1日から2011年9月30日にリリースされた音源が対象です。

目立っているのは、Record Of The Year、Album Of The Year、Song Of The Year、Best Pop Solo Performance、Best Pop Vocal AlbumなどにノミネートされているAdele、Song Of The Year、Best Rap Performance、Best Rap/Sung Collaboration、Best Rap Song、Best Rap AlbumなどにノミネートされているKanye West、Record Of The Year、Song Of The Year、Best New Artist、Best Alternative Music AlbumにノミネートされているBon Iverといったところでしょうか。

クラブ系では、Best New ArtistになんとSkrillexの名前がありますね。Best Dance Recordingにノミネートされているのは、Deadmau5 & Greta Svabo Bech、Duck Sauce、David Guetta & Avicii、Robyn、Skrillex、Swedish House Mafia。Best Dance/Electronica Albumには、Cut Copy、Deadmau5、David Guetta、Robyn、Skrillex、Best Remixed Recording, Non-Classicalには、Skrillex、Afrojack、Photek、Abel Aguilera & Ralphi Rosario、Deadmau5の名前がありますね。

全候補者は、グラミー賞のサイトをご覧ください。

Yacht「I Walked Alone」

DFAに所属する、ポートランドのユニット、Yachtが「I Walked Alone」のPVを公開しました。「I Walked Alone」は、Yachtが今夏リリースした5thアルバム『Shangri-La』からの最新シングルです。ビデオの監督はYouTubeで人気のMitchell Davis。

Hostess Club Weekender、第二弾ラインナップを発表/Atlas Sound、Toro Y Moiら来日決定(2012年2月)

HostessClubWeekender120218-2.jpg

2012年2/18(土)と2/19(日)の2日間、東京 恵比寿ガーデンホールで開催される<Hostess Club Weekender>が、第二弾来日ラインナップを発表しました。
その注目の出演陣は、Atlas Sound(アトラス・サウンド)、Toro Y Moi(トロ・イ・モワ)、Zulu Winter(ズールー・ウインター)、Anna Calvi(アンナ・カルヴィ)、Perfume Genius(パフューム・ジーニアス)の5組となっています。
出演陣の日割りも発表され、2/18(土)が The Horrors、WU LYF、Zulu Winter、Youth Lagoon and more、2/19(日)が Spiritualized、Atlas Sound、Toro Y Moi、Anna Calvi、Perfume Genius、となっています。

<Hostess Club Weekender>、新鋭アーティストから実力者まで、充実のメンツが揃ってきましたね。なお、本日12/1の10時より、チケットの先行販売も期間限定でスタートしております。各アーティストのプロフィールとイベントの詳細は、続きをご覧ください。

続きを読む

Neon Indian、初来日決定(2012年2月21日)

Neon_Indian.jpg

チルウェイブ・サウンドを生み出したオリジネイターの一組として知られるNeon Indian(ネオン・インディアン)が、東京で一夜限りの初来日公演を行うことが決定しました。
日程は、2012年2/21(火)東京代官山 UNIT、となっています。

Neon Indianは、’09年に『サイキック・キャズムス』でアルバム・デビューしたアラン・パロモのプロジェクトで、Washed OutやToro Y Moiと共にチルウェイブ・ムーブメントを巻き起こした重要アーティスト。今年9月には、ニュー・アルバム『エラ・エクストラーニャ』をリリースしています…なのですが、来日は実現していなかったのでした。
今回の初来日公演では、バンドを従えた編成でのパフォーマンスを行う予定とのことなので、注目ですね。

続きを読む

Howler、来日決定(2012年2月14日)

Howler.jpg

名門レーベル、ROUGH TRADEが一発契約し、夏に英NMEが“あなたがこれから愛してしまう新人バンド25”の1位に選出した、米ミネアポリス出身のロック・バンド、Howler(ハウラー)。2012年2/8にデビュー・アルバム『America Give Up(アメリカ・ギヴ・アップ)』をリリース予定の彼らが、TOWER RECORDSとSMASHが企画する、期待の新星をプッシュしていく新イベント<NEXT BREAKER>で来日することが決定しました。
日程は、2012年2/14(火)東京原宿 ASTRO HALL、となっています。

Howlerは、ザ・ストロークスやザ・リバティーンズを送り出したROUGH TRADEが契約に動いたことからも推察できる通り、’60年代のアメリカン・ロックや’80年代のパンクに影響を受けた音楽性が持ち味。11/8には、EP『This One’s Different』(本国では7月に発表されたもの)を限定リリースしています。そして目下は、ザ・ヴァクシーンズのサポート・アクトとしてUKツアー中。インディー・ロック・ファンは要チェックでしょう。

続きを読む

Fountains of Wayne「A Road Song」

ニューヨークを拠点に活動するUSロックバンド、Fountains Of Wayneが、「A Road Song」のPVを公開しました。「A Road Song」は、Fountains Of Wayneが7/20に日本発売した5th・アルバム『Sky Full Of Holes』収録曲です。Fountains Of Wayneは、来年3月の来日公演が決まっていますね。

Mickey Moonlight『And The Time Axis Manipulation Corporation』インタビュー

MM_jk.jpg

衝撃的なサン・ラーの脱力カバー・シングル「Interplanetary Music」から3年、ついにミッキー・ムーンライト(Mickey Moonlight)が初アルバム『アンド・ザ・タイム・アクシス・マニピュレーション・コーポレーション』(12/4リリース)を完成させました。
ミッキー・ムーンライトは、DJ、プロデューサーのマイク・シルバーによる、目下のところの最新プロジェクトです。マイクはかつて、自身のレーベル、Flesh Recordsを通じて、ゾンガミンのインターナショナル・デビューをセットアップした人物で、’90年代にはソノヴァックやソフト・ヴァージといったプロジェクトで、トレヴァー・ジャクソンが運営していたOutputにも作品を残しています。
2000年代に入ると、ミッドナイト・マイクという名義で活動。’07年にニューウェイヴやロカビリーの名曲をカバーした企画アルバム『Midnight Karaoke』を発表しています。’08年には、新たにミッキー・ムーンライトとしてEd Bangerとサインし、「Interplanetary Music」をシングル・カット、これがジャンルを越えてクロスオーバー・ヒットし、注目を集めました。
しかしその後は、いくつかのリミックス仕事を除いて、その名前を表舞台で目にすることはなく、’10年の春に2枚目のシングル(EP)作品となる『Love Pattern』をリリースするまで、しばらくのあいだ沈黙を続けます。そしてこの冬、ようやくアルバム本作のリリースへとたどり着いたのです。

ここでは、10年以上もの長きに渡ってコンスタントに、マイペースに活動を続けるマイクに、『アンド・ザ・タイム・アクシス・マニピュレーション・コーポレーション』について話を聞きました。なお、iLOUDでは、本作のリリースに合わせて制作された、プロモ・オンリーのミッキー・ムーンライト・リミックス・ワークス集『Some remixes by Mickey Moonlight』(CD)を、4名様にプレゼントいたします! 詳しくはページの最後をご覧ください。

続きを読む

Avicii「Levels」

スウェーデンのDJ/プロデューサー、Tim Berglingによるソロ・プロジェクトAviciiが、「Levels」 のPVを公開しました。「Levels」 は、Aviciiの最新シングルで、UKチャート4位の大ヒットとなっております。ボーカルのネタは、Etta Jamesの「Something’s Got a Hold on Me」(’62)。

The Rootsの『undun』を全曲試聴

TheRoots_Undun.jpg

The Rootsが、12/14に日本発売を予定しているニュー・アルバム『undun』の全曲試聴をnpr musicで開始しました。今作はザ・ルーツにとっての初のコンセプト・アルバム。実際に存在したレッドフォード・スティーブンス(1974‐1999)という、若くして亡くなった男性の短い生涯を遡る手法で作られています。

SURKIN『USA』インタビュー

SurkinUSA_jk.jpg

フランスはボルドー出身で、1985年生まれのダンス・ミュージック・クリエイター/DJ、SURKIN(サーキン)。本名、ベノワ・ハイツ。20歳の時に本格的に音楽活動をスタートさせた彼は、’06年にInstitubesからリリースした「Radio Fireworks」と「Ghetto Obsession」で、フレンチ・エレクトロの新星として一躍脚光を浴びたアーティストです。以降、エレクトロ・シーンを牽引する存在として活躍し、’08年には彼の代表曲として知られる「White Knight Two」「Next Of Kin」を発表。その人気を確実なものとしています。ここ日本でも高い人気を誇り、フジロックやGANBAN NIGHTなどで6回以上もの来日を果たしていますね。

そんな彼が、Para One、Bobmoと共にスタートさせた新レーベル、Marble経由で、待望のデビュー・アルバム『USA』をリリースしました。アルバムの構想に何年もの時間をかけ、ようやく完成させたという注目作です。その内容は、架空のラジオ番組、“Fireworks FM”に乗せて、SURKINならではのレイヴィーでハウシーでテッキーなダンス・トラックが次々と繰り出されるカラフルなもの。人気曲の「Silver Island」「Ultra Light」「White Knight Two」はもちろん、「Never Let Go feat. Kevin Irving」「Lose Yourself feat. Ann Saunderson」といったボーカル曲も収録した、楽しい作品となっています。

ここでは、本作『USA』の内容について、先週GAN-BAN NIGHT SPECIAL(11/18:京都、11/22:東京、11/25:名古屋)とWOMB ADVENTURE’11(11/26:幕張メッセ)でプレイするために来日していたSURKINに、話を聞いてみました。

続きを読む