ALL TIME LOW 来日決定(2011年9月)

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 ポップ・パンク・シーンで最大級の人気を誇るALL TIME LOWが遂にメジャー・デビュー。待望のニュー・アルバム『Dirty Work』を引っ提げての来日、ジャパン・ツアーを行うことが決定しました。ギグはシンガロングの嵐となりそうですね。

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坂本美雨 『HATSUKOI』インタビュー

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 ‘97年に、Ryuichi Sakamoto featuring Sister M名義の「The Other Side of Love」でデビュー、その後はソロとして活躍を見せている、坂本美雨。これまでに5作のフル・アルバムを発表し、透き通るような、さまざまな表情を見せる歌声で、多くのリスナーを魅了してきた存在です。

 ここにご紹介する『HATSUKOI』は、そんな坂本美雨が、1年ぶりにリリースしたニュー・アルバム。前作同様、ニューヨークを拠点とする、ザ・シャンハイ・レストレーション・プロジェクトのデイブ・リアンと組んで制作した進展作です。リード・シングルの「Precious」は、すでにiTunes Storeエレクトロニック・チャートで1位を獲得、大きな注目を集めていますね。小室哲哉の作曲による「True Voice」が収録されているのも話題でしょう。

 はたして新作『HATSUKOI』は、どんな背景から生まれたのか? 坂本美雨に対面で聞いてみました。

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yaneka『All in the air』インタビュー

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’05年に、姉弟であるChiyako(Vo/Words)とYuichiro(G/Programming/Engineering)がロンドンでスタートさせた音楽ユニット、yaneka。前身のバンドが解散したことをきっかけに、特にアテもないまま渡英を決断し、ロンドン各地のバプやバーで行われているオープンマイク(即席オーディション)に連日出演しながら、活動の輪を広げていったという実力派です。アルバム『ROOTS』(’06)と『You’re Free』(’08)は、フランスやスウェーデンでも評価され、現在はパリを拠点に活動中。ちなみに“yaneka”という名前の由来は、彼らの家系が、十七代に渡って神社仏閣、能楽堂の屋根を造ってきた屋根宮大工で、その屋号である“屋根嘉”にちなんだものだそうです。

そんなyanekaが、最新作『All in the air』を5/18にリリースします。奇しくも、東北関東大震災を予期していたかような曲名が多かったことに、彼ら自身が驚いたというその内容は、ポスト・ロックや実験的なサイケデリック・ロックが持つメンタルな音世界を、yaneka独自のセンスで発展させた、ディープで、スローで、アトモスフェリックなものとなっています。

聴く者の想像力を刺激する、オーガニックで映像的な楽曲群が詰まった『All in the air』。本作の内容と彼らの音楽性ついて、yanekaに話を聞きました。

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Bjørn Torske『Kokning』インタビュー

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’80年代後半に、ハウス/テクノ・ミュージックの洗礼を受けて音楽活動を開始し、’90年代を通じて様々な名義で作品をリリースしてきた、ノルウェー出身のダンス・ミュージック・クリエイター、ビョーン・トシュケ。Telléからリリースした『Trøbbel 』(’02)を経て、’08年にSmalltown Supersoundから発表したアルバム『Feil Knapp』で、新境地のオーガニックで、アンビエントで、ダビーなディスコ~エレクトロニック・サウンドを披露し、新たな人気を獲得しているベテランです。

そんな彼が、待望の最新作『コックニング』を5/18にリリースします。その内容は、ハウス、ディスコ、テクノ、ダブ、クラウトロック、民族音楽…などなど、様々な要素が有機的に結合さした彼の音世界を、さらに押し進めたもの。前作以上にバラエティー豊かなサウンド、メロディー、リズムが印象的な作品となっています。

ここでは、彼ならではの心地よいサウンドスケープを楽しめる『コックニング』の内容について、ビョーン・トシュケ本人に話を聞いてみました。

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Thurston Mooreの『Demolished Thoughts』を全曲試聴

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Thurston Mooreが、『Demolished Thoughts』の全曲試聴をnpr musicで開始しました。『Demolished Thoughts』は、Thurston Mooreが5/18にリリースするサード・ソロ・アルバム。盟友ベックが、プロデュース&アレンジを担当するだけでなく、ボーカル、ギター、ベース、シンセで全面バックアップした会心作です。ミックスは、ベックやレディオヘッドの作品も手掛けたダレル・ソープ。

Africa Hitech『93 Million Miles』インタビュー

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グローバル・コミュニケーションやハーモニック313といったプロジェクトを通じて、’90年代初頭から音楽活動を続けるベテラン・テクノ・クリエイター、マーク・プリチャード。『Curvatia』(’01)で一躍注目を集めたダウンテンポ・グループ、スペイセックの中心メンバーとして知られるクリエイター/シンガー、スティーヴ・スペイセック。ここにご紹介するアフリカ・ハイテックは、この実力派アーティスト二名がスタートさせた新プロジェクトです。ファンを中心に、数年前からから話題を呼んでいたこのユニット。昨年、WARPからようやくシングル「Blen」と「Hitecherous EP」をリリースし、活動を本格化させています。

そんな彼らが、いよいよ初のアルバム作品『93ミリオン・マイルズ』を5/18にリリースします。“ただただ素晴らしいベースライン・ミュージックをつくりたかった”という本作。その内容は、テクノ、ダンスホール、ダブステップといった音楽的要素を、彼ら独自のセンスで融合した、ディープかつエクスペリメンタルなものとなっています。

ヘビーでストイックなベース・サウンドが詰まった『93ミリオン・マイルズ』。本作の内容について、スティーヴ・スペイセックに話を聞きました。

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Thurston Moore「Benediction」

ソニック・ユースの フロントマン、Thurston Mooreが、「Benediction」のPVを公開しました。「Benediction」は、Thurston Mooreが5/18に日本先行発売する、約4年振りのサード・アルバム『Demolished Thoughts』からのシングル曲です。この曲は、現在Matador RecordsのBlogからフリーダウンロード可能。

盟友ベックをプロデューサーに迎えた『Demolished Thoughts』は、パーソナルで繊細なタッチが印象的な9曲(日本盤10曲)入り。全国のタワーレコードでは、同作品の日本盤を購入した方にサーストン・ムーアのオリジナルTシャツが当たるプレゼント・キャンペーンを実施中です。

Asian Dub Foundation「A New London Eye」

Asian Dub Foundationが、「A New London Eye」のPVを公開しました。「A New London Eye」は、Asian Dub Foundationが1/19に日本発売した7thアルバム『A History Of Now』収録曲。物議をかもし出しそうな映像の監督は、なんとTHE KLFのジミー・コーティ。

Asian Dub Foundationは、7/30(土)、フジロック出演が決定しております。