京都在住のシンガー・ソングライターで、その囁くような歌声で支持を集めてきたゆーきゃんと、叙情的なサウンドで人気のエレクトロ・ダブ・ユニット、あらかじめ決められた恋人たちへ(あら恋)のトラックメイカー/鍵盤ハーモニカ奏者として活躍する池永正二の2名がスタートさせたプロジェクト、シグナレス。’09年初頭にシグナレスと改名する以前は、“ゆーきゃんmeetsあらかじめ決められた恋人たちへ”の名で活動を行っていた、話題のユニットです。
彼らが、待望の初アルバム『NO SIGNAL』を2/2にリリースします。その内容は、ストレートなダンス・ビートを配した「ローカルサーファー (Album ver.)」から、ダウンテンポの「星の歌」まで、どの楽曲も、エレクトロニックにしてオーガニックなサウンド、甘美でドリーミーなメロディーとノイズ、そしてゆーきゃんのエモーショナルなボーカルと詞が絶妙に融合したもの。時にチルウェイブ系のサウンドとリンクするような、独特のテイストも印象的です。
ここでは、そんな『NO SIGNAL』の音世界について、池永正二とゆーきゃんに話を聞きました。