2011年1/23-1/29の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムのMIAMI HORRORまでは、1月31日発売のLOUD194号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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黒木メイサ/ MAGAZINE
女優やモデルとして多彩な活躍を見せている黒木メイサの1stフル・アルバム。国内外の気鋭プロデューサーを招き、R&Bやヒップホップ、エレクトロ、ロックなど、様々な要素を飲み込んだ、カラフルなハイブリッド・ポップを展開。これまでのタフでアグレッシヴな側面だけでなく、自身の内面を赤裸々にさらけ出した意欲作。本作の初回限定盤AとBは、撮りおろし写真や黒木メイサのインタビュー等を掲載した50Pのマガジン仕様。
1/26リリース(POP/ R&B)★★★★★★★☆☆☆

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MIAMI HORROR/ Illumination
オーストラリアはメルボルン出身のエレクトロ・インディー・バンドのデビュー・アルバム。チルウェイブを代表するアーティスト、アラン・パロモ(ネオン・インディアン/ヴェガ)らをゲストに招いた、とにかくポップでダンサブルでファンタジックなサウンドが目白押しな作品。
1/26リリース(ELECTRO)★★★★★★★☆☆☆

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DAVID LYNCH/ Good Day Today – I Know
数々の名作カルト映画を手がけてきた巨匠が、昨年11月に突如発表した初のソロ楽曲作品「Good Day Today / I Know」と、そのリミックスを収録したアルバム。リミキサーに、Underworld、Basement Jaxxのサイモン、Sasha、Boys Noize、Skreamらバラエティー豊かな面々が参加し、エレクトロニックなサウンドを展開した衝撃作。
1/26リリース(ELECTRONICA)★★★★★★★☆☆☆

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GLASSER/ Ring
ロサンゼルスを拠点に活動するアーティスト、キャメロン・メジローによるプロジェクトのデビュー作。弦楽、ウッドウィンド、パーカッション、シンセ、そして彼女の美しいボーカルが、ミニマルかつスローに浮遊する、神秘的な音世界が詰まったディープな内容で、’10年度のベスト・アルバムに数多く選出された話題作。
1/26リリース(POP)★★★★★★★☆☆☆

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SHANTI/ Romance with me
ジャズ・ミュージシャンとのセッションや、アコースティック・ライブ、CM音楽などで活躍しているバイリンガル・シンガーの2ndアルバム。冬の夜にぴったりの、スローでロマンティックなジャズが楽しめる本作。オリジナル曲のほか、ミニー・リパートン、忌野清志郎などの、名曲カバーも収録。
1/26リリース(JAZZ)★★★★★★☆☆☆☆

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quasimode/ Magic Ensemble
’09年に名門レーベルBLUE NOTEと契約し、ワールドワイドな活躍を見せる、国内を代表する若手クラブ・ジャズ・バンドの5thアルバム。AFRA、畠山美由紀、菊池成孔、タブゾンビ(SOIL & “PIMP” SESSIONS)ら、多彩なゲストを迎え、quasimodeの洗練された音楽性を、新しい形に発展させた意欲作。
1/26リリース(CLUB JAZZ)★★★★★★☆☆☆☆

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MUTRON/ Stratum
’02年にZombie NationのレーベルDekathlonからデビューした、日本人プロデューサー/ DJが自身のレーベルからアルバムを発表。ゲーム・ミュージックやシンセ・ミュージックの影響を感じさせる、ポップなサウンドを展開し、フロアライクながらも、DJツール的なミニマル・トラックとはひと味違う、リスニングでも楽しめる意欲作。
1/28リリース(TECHNO)★★★★★★☆☆☆☆

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Mr.V/ Mix The Vibe -king Street To The Future-
King Street SoundsのミックスCDシリーズシリーズ第20弾を、Masters At Workの二人も才能を認めるMr.Vが担当。jOHNNYDANGEROUs、Chris Brann (ananda project、P’taah)、DJ Roland Clarkといった往年のハウス・アーティストから、日本のJazztronik、Tomo Inoueまで、世界各国の気鋭プロデューサーによるリミックスを中心に収録。ニュースクールからオールドスクールへの愛と敬意のこもった、現在進行形の新たなハウスを楽しめる作品。
1/28リリース(HOUSE)★★★★★★☆☆☆☆

3OH!3「Touchin On My」

コロラド州出身のエレクトロ・ホップ/ポップ・デュオ、3OH!3が、「Touchin On My」のPVを公開しました。「Touchin On My」は、3OH!3が昨年リリースしたサード・アルバム『Streets Of Gold』収録曲です。この曲はメンバーのお気に入りで、ビデオは高校時代の相棒、Isaac Ravishankaraと制作したとのこと。

Lady Gagaが新曲のリミックスをMuglerのフィルムで公開

Lady Gagaが、5/23にリリースを予定しているサード・アルバム『Born This Way』から、新曲のリミックスを、Muglerのショート・フィルムで公開しました。これは、Muglerの11-12秋冬メンズコレクションにフィーチャーされているもの。リミックスなので、アルバムがその方向になっているかは分かりませんが、レイブ色が出ていますね。

Stylelist.comによると、このフィルム・コラボレーションは、Lady Gagaのファッション・ディレクターを務めるNicola Formichettiが、Thierry Muglerのクリエイティブ・ディレクターも務めていることから実現したそうです。

M.I.A.来日公演中止(2011年2月)

2011年2月11日@新木場スタジオコースト、2月12日@ZEPP東京で開催が予定されていた、M.I.A.来日公演が、アーティストの都合により中止となることが発表されました。チケットお持ちの方は、お買い求めのプレイガイドにて、1月22日(土)~2月12日(土)までの期間、払い戻しが可能となっています。払い戻し方法に関しては各プレイガイドまでお問合せください。

INFO: クリエイティブマン(03-3462-6969)

Godspeed You! Black Emperor、単独公演決定(2011年2月)

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2011年2月27日に新木場STUDIO COASTで開催される、<All Tomorrow’s Parties>(ATP)の日本上陸イベント、<I’ll Be Your Mirror>で、ヘッドライナーを務めるGodspeed You! Black Emperor。彼らの単独公演が、2月28日に渋谷duo music exchangeで行われることになりました。ダークかつエクスペリメンタルなインスト・サウンドで高い人気を博してきた、カナダ・モントリオール出身の9名からなるロック・バンド、Godspeed You! Black Emperor。2003年から活動休止状態にありましたが、昨年12月にUKで行われた<All Tomorrow’s Parties>の関連イベント、<The Nightmare Before Christmas>で復活を果たしました。今回の単独公演と、<I’ll Be Your Mirror>のために10年振りの来日を果たすということで、貴重なライブとなりそうです。ライブの詳細は、続きからチェックしてみてください。

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Matt And Kim「Cameras」

ブルックリンのインディー・ポップ・デュオ、Matt And Kimが、「Cameras」のPVを公開しました。「Cameras」は、Matt And Kimが昨年12月に日本発売したサード・アルバム『Sidewalks』収録曲です。2009年には路上ストリップ・ビデオで話題を振りまいた彼らですが、このビデオもかなりキてますね。。

Magnetic Man「Getting Nowhere」

Benga、Skream、Artworkからなるダブステップ・プロジェクト、Magnetic Manが、「Getting Nowhere」のPVを公開しました。「Getting Nowhere」は、Magnetic Manが昨年10/11にリリースしたデビュー・アルバム『Magnetic Man』からのシングルカットで、2/21にUKリリースされます。フィーチャーされているのは、なんとJohn Legend。

Esben And The Witch「Warpath」

BBCの“Sound of 2011”ロングリストに名前が挙がっていた、UKのインディー・ロック・バンド、Esben And The Witchが、「Warpath」のPVを公開しました。「Warpath」は、Esben And The Witchが2/23に日本発売を予定しているデビュー・アルバム『Violet Cries』収録曲です。彼らは、名門Matadorレーベル期待の新人ですね。

MIAMI HORROR『Illumination』特集

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オーストラリアはメルボルン出身のエレクトロ・インディー・バンド、マイアミ・ホラー。海外のミュージック・ブログ/サイトでは、数年前から注目を集め、これまでに大量の公式・非公式のリミックスやオリジナル曲がアップされてきた逸材です。そんな彼らのデビュー・アルバム『イルミネーション』が、日本でも1月26日にリリースされることになりました。

ここでは、その『イルミネーション』の内容を、バンドの中心人物であるベンジャミン・プラントのコメントとともにご紹介します。

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Beady Eye、来日決定(2011年5月)

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(4/1追記:公演延期となりました)

元オアシスのリアム・ギャラガー率いる新バンド、“Beady Eye(ビーディ・アイ)”が来日。2011年5月6日のZEPP OSAKAを皮切りに、東名阪三都市のZEPPをまわるジャパン・ツアーを開催することになりました。東京は、なんと5月9・10・12日の3days公演となります。

1991年にイギリス・マンチェスターにて結成された、ビートルズ以来の英国史上最強ロック・グループ、オアシス。これまでに発表したアルバム全7作が、全英チャートで1位を記録し、ワールドワイドで5000万枚以上のセールスを記録するなど、数々の歴史を塗り替えてきました。2009年8月、ノエル・ギャラガーの脱退により、惜しまれつつもその軌跡にピリオドを打ちましたが、リアムがアンディ・ベル&ゲムのオアシス・メンバーとともに、Beady Eyeを結成。2月23日にアルバム『Different Gear, Still Speeding』をリリースし、ここ日本でもデビューを果たすことが決定しています。オアシスといえば、近年の来日公演はスタジアム・クラスの会場でしか行われなかったので、ライブハウスで行われるBeady Eyeのツアーは貴重な機会となりそうです。前売りチケットは、2月19日より一般発売開始。そのほか、ツアーの詳細は、続きからチェックしてみてください。

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