2011年1/16-1/22の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムのTINIE TEMPAHまでと、シングルのMAY’Sは、1月31日発売のLOUD194号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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DOPING PANDA/ BEST OF DOPING PANDA
’05年にメジャー・デビューして以来、メロディックかつダンサブルな音楽性で人気を獲得してきた3ピース・ロック・バンドのフルタイム・ベスト・アルバム。インディーズ〜メジャー期のシングル曲/人気曲はもちろん、ディズニー・コンピに提供した「Go The Distance」、m-floとコラボレートした「She loves the cream」、新曲「after dawn」まで、全28曲を収録した2枚組の作品。
1/19リリース(ROCK)★★★★★★★★☆☆

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LAST DAYS OF APRIL/ Gooey
’00年の3rdアルバム『Angel Youth』で世界的に注目を浴びて以来、エモ・シーンを中心に、幅広いリスナー層から支持を集めてきた、スウェーデン出身のロック・バンド。その7thアルバムは、シングル曲「America」を筆頭に、ペダル・スティールやバンジョー、さらにピアノやオルガンのサウンドを効果的に配した、透明感あふれる美しいメロディー・センスを堪能できる作品。
1/19リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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TINIE TEMPAH/ DISC-OVERY
’10年3月にリリースしたデビュー・シングル「Pass Out」で全英チャート1位を記録した、サウス・ロンドン出身の新星ラッパー / MCによるデビュー・アルバム。本国では、既にアルバム・チャート1位を獲得し、現在までに30万枚を超えるセールスを記録。グライムやUKガラージをベースにした多彩なリズムに、キャッチーで壮大なエレクトロ・サウンドを導入した、斬新な楽曲を収録。
1/19リリース(GRIME/ ELECTRO)★★★★★★★☆☆☆

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UNDERWORLD/ Live From The Roundhouse
世界屈指のダンス・アクトが、’10年7月にロンドンのThe Round Houseで行った、<iTunes Festival>でのパフォーマンスを収録した、ライブCD+DVD作品。「Scribbre」から「Born Slippy Nuxx」まで新旧の人気曲と、LEDを駆使したステージ演出を、現場の熱気ごと楽しめる作品。
1/17リリース(ELECTRIC)★★★★★★★★☆☆

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TWO DOOR CINEMA CLUB/ Live In Sydney
’10年初頭にKITUSNEからデビューした、ダンサブルでポップなUKインディー・バンドが、2月の来日公演を記念して、ライブ盤をリリース。昨年訪れた、豪州シドニーの人気ラジオ局、FBi でのスタジオ・ライブ音源を収めた内容で、スタジオ・ライブならではの、ワイルドで迫力ある音を楽しめる作品。「I Can Talk」や「Something Good Can Work」など、人気曲は全て収録。
1/19リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

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WHITE LIES/ Ritual
’09年の1stアルバムを全英チャートの1位に送り込み一躍注目を浴びた、UKのポスト・パンク・バンドの2ndアルバム。Nine Inch Nailsらを手がける、アラン・モウルダーをプロデューサーに迎え、人生における、さまざまな儀式(=Ritual)をテーマに制作した作品で、先行シングルの「Bigger Than Us」を筆頭に、前作以上に壮大な音世界を描き出した成長作。
1/19リリース(ROCK)★★★★★★☆☆☆☆

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ASIAN DUB FOUNDATION/ History Of Now
UKのダブ / ロック・バンドによる、3年ぶり通算7作目のオリジナル・アルバム。本作で彼らは、ロック、ダブ、パンク、バングラ・ビートを横断する、カラフルで骨太なサウンドに乗せて、スマートフォンやSNSの流行で、いっそうネット依存が強まった社会に対して、警告を発している。スマホ風なジャケもユニーク。
1/19リリース(ROCK/ DUB)★★★★★★☆☆☆☆
 

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ADELE/ 21
デビュー作『19』(’08)が、全英1位/全米10位を記録したシンガー・ソングライターの2ndアルバム。リック・ルービン、ポール・エプワースと共に仕上げたという力作で、彼女のブルージーでソウルフルな歌声と、弾き語りを軸にした生音のアンサンブルを全面に押し出した、ドラマチックな楽曲群を収録。
1/19リリース(POP)★★★★★★☆☆☆☆

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RIHANNA/ Loud
’05年にデビューしたシンガーの5thアルバム。 Ne-Yo作品を手がけるStargateと、フレンチ・ハウス・シーンのプロデューサー、Sandy Veeによるリード・シングル「Only Girl (In the World)」を筆頭に、ビートが効いたエレクトロ・ポップ/ トランスを取り入れたサウンドに、リアーナの声が融合した、斬新な音楽性を展開。 Eminemとコラボした「Love The Way You Lie」も収録。
1/19リリース(R&B/ POP)★★★★★★☆☆☆☆

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ABOVE & BEYOND/ 10 Years Of Anjunabeats
トランス・シーンで高い人気を誇るプロデューサー・ユニット、Above & Beyondによるレーベル、Anjunabeatsの設立10周年を記念したコンピレーション・アルバム。’10年のダンス・フロアを騒がせた、プログレッシヴ、トランス、メロディック・ハウスのオリジナル・バージョンとリミックスを、CD2枚に収録。Nitrous OxideやMat Zoなど注目アーティストも多数ピックアップ。
1/17リリース(TRANCE)★★★★★★☆☆☆☆

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BREMEN/ Skin
’04年の結成以来、国内のクラブ・シーンで活躍してきた3ピース・ユニットによる、約2年ぶりのフル・アルバム。ロック、ドラムン・ベース、エレクトロニカ、テクノの要素を飲み込みつつも、高い音楽性を追求した本作。ダンス・ロック・バンドへと進化を遂げた、彼らの新たなフェイズがうかがえる一枚。
1/19リリース(TECHNO/ ROCK)★★★★★★☆☆☆☆

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INNER SCIENCE/ Elegant Confections
日本科学未来館で上映中のプラネタリウム、『BIRTHDAY』の楽曲も手がける、西村尚美のソロ・ユニットによる、4年ぶりの新作。オリジナル盤とアンビエント盤の2枚からなる本作。そのオリジナル盤では、四つ打ちをベースにしながらも、フロアライクなサウンドとはまた違う、繊細で透明感あふれる音響世界が繰り広げられている。
1/19リリース(ELECTRONICA)★★★★★★☆☆☆☆

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VARIOUS ARTISTS/ 36.5℃
年間約200本近くのライブに通う、ライブ好きの女性音楽関係者が、企画プロデュースしたコンピレーション・アルバム。作品のコンセプトにもなっている、“平熱”感を感じさせる楽曲をテーマに、物語性の高い歌詞で注目を集めるamazarashi、シュールかつ毒気のある世界観が魅力の踊ってばかりの国など、個性的な新世代バンドをピックアップ。
1/19リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆

SINGLES

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MAY’S/ 君に届け… / WONDERLAND
片桐舞子(Vo.)と、トラック・メイカー、NAUGHTY BO-Zからなる人気R&Bユニットによる通算8枚目となる両A面シングル。「君に届け…」は、同タイトルの人気TVアニメの主題歌で、ピアノ、ストリングス、ホーン、ハープなど、生楽器でのレコーディングにこだわった、温かみあるバラード。もう一方の「WONDERLAND」は、ファンキーなグルーヴとパワフルなメロディーが印象的な、MAY’Sの本来的な魅力が詰まった、ウィンター・ソングとなっている。
1/19リリース(POP/ R&B)★★★★★★★☆☆☆

Snoop Dogg「Wet」

Snoop Doggが、「Wet」のPVを公開しました。「Wet」は、Snoop Doggが3/16に日本発売を予定している11thアルバム『Doggumentary Music』からのシングルカットです。同アルバムには、先行リリースしていた「New Year’s Eve」も収録されるようですね。

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The Shoes「Stay The Same」

フランスのエレクトロ / インディー・ポップ・デュオ、The Shoesが「Stay The Same」のPVを公開しました。日本でも人気のThe Shoesは、3/7にニュー・アルバム『Crack My Bones』のリリースを予定しているそうです。UKでは、ノーマン・クックのSouthern Friedと契約したので、さらなる活躍が期待できそうですね。

Taylor Swift「Back to December」

Taylor Swiftが、「Back to December」のPVを公開しました。「Back to December」は、Taylor Swiftが昨年11/10に日本発売したサード・アルバム『Speak Now』からのセカンド・シングルです。すでに全米6位の大ヒットとなっており、彼女の勢いはとどまるところを知りませんね。

Two Door Cinema Club「What You Know」

Two Door Cinema Clubが、「What You Know」のPVを公開しました。「What You Know」は、Two Door Cinema Clubが昨年リリースして高評価を獲得したデビュー・アルバム『Tourist History』から、5枚目のシングルカットで、2/7の海外リリースが予定されています。

Two Door Cinema Clubは、1/19にライブ盤『Live In Sydney』をリリースするので、こちらのほうもチェックしてみてはいかがでしょうか。オーストラリアの人気ラジオ局FBiで収録されたスタジオ・ライブから、9曲聴くことができます。

Hadouken!「Oxygen」

Hadouken!が、「Oxygen」のPVを公開しました。「Oxygen」は、Hadouken!が2/14にリリースする『Oxygen EP』のリード・トラックです。EPは6曲入りで、他には「Mecha Love」やりミックスが収録されます。

Tiësto vs. Diplo ft. Busta Rhymes「C’mon (Catch ‘Em By Surprise) 」

Tiësto vs. Diploが「C’mon (Catch ‘Em By Surprise) 」のPVを公開しました。「C’mon (Catch ‘Em By Surprise) 」は、昨年のクラブ・ヒット「C’mon」に、Busta Rhymesのラップを乗せたニュー・バージョンですね。Tiëstoは、Three 6 Mafiaの「Feel It」にフィーチャーされていましたから、こういう組み合わせは想定内かもしれません。

The Go! Team、来日決定(2011年5月)

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The Go! Teamが来日、2011年5月17日の名古屋CLUB QUATTRO公演を皮切りに、東名阪をまわるジャパン・ツアーを開催することになりました。

2004年のデビュー・アルバム『The Power Is On』が英米のメディアで絶賛され注目を浴びた、UKを拠点に活動する、男女6人組の多国籍バンド、The Go! Team。今年1月12日に、4年ぶりとなる待望の新作、『Rolling Blackouts』を日本先行でリリースしました。2年に渡って制作された本作は、Deerhoofのサトミや、Best Coastのベサニー・コセンティーノも参加し、今まで以上にジャンル、国境を軽く乗り超える、痛快さ満載の内容となっています。本作を引っさげ、楽しさ満載のライブを披露してくれることでしょう。ライブ詳細は、続きからチェックしてみてください。

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Hellogoodbye、来日決定(2011年4月)

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Hellogoodbyeが来日、2011年4月11日の心斎橋CLUB QUATTRO公演を皮切りに、東名阪をまわるジャパン・ツアーを開催することになりました。

2001年、カリフォルニアで結成された、シンセ・パワー・ポップなディスコ・パンク/エレクトリック・エモ・バンド、Hellogoodbye。2006年にリリースしたファースト・アルバム『Zombies! Aliens! Vampires! Dinosaurs!』で、いきなり全米アルバム・チャートの13位を記録し、注目を浴びた存在です。2007年にはフジロック、2008年にはAsian Kung-Fu Generation主催のNano-Mugen Fesに出演し、ここ日本でも高評価を獲得しています。今年は、最新アルバム『Would It Kill You』の日本盤もリリースされる予定なので、ライブでは、新曲をたっぷりと披露してくれることでしょう!そのほか、ツアーの詳細は、続きからチェックしてみてください。

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Clare Maguire「The Last Dance」

UKのバーミンガムを拠点とするシンガー、Clare Maguireが「The Last Dance」のPVを公開しました。「The Last Dance」は、Clare Maguireが2/28にUKリリースするデビュー・アルバム『Light After Dark』からのシングルカットです。

BBCの“Sound of 2011”で5位となったClare Maguire、はたしてブレイクすることができるでしょうか。注目ですね。