2010年11/7-11/13の注目リリース

今週リリースのうち、アルバムのFRANCESCO TRISTANOとシングルのLily.は、11月30日発売予定のLOUD192号にてピックアップしております。そちらもよろしければチェックしてみてください。

ALBUMS

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FRANCESCO TRISTANO/ Idiosynkrasia
クラシック界で名高いだけでなく、テクノの名曲をピアノでカバーしたアルバム、『Not For Piano』を2007年にリリースし、クラブ・シーンでも注目を浴びるピアニスト。彼の最新アルバムは、Carl Craigとともに2年の歳月をかけて制作した作品で、ときに優美に、ときに緊張感に満ちた深遠なサウンドを、エレクトロニクス とアコースティックで表現。
11/10リリース(ELECTRIC)★★★★★★★☆☆☆

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PAUL SMITH/ Margins
2005年にWARPからデビューしたロック・バンド、Maximo Parkのフロントマンが、自主レーベルBillingham Recordsよりリリースした初のソロ・アルバム。スミス自身が、これまで制作した中で最高に美しく心動かされる楽曲と認める、パーソナルながらも、キャッチーでポップな作品。交流の深いField Musicのブルイス兄弟も参加。
11/10リリース(ROCK)★★★★★★☆☆☆☆

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MAGDA/ From The Fallen Page
Richie Hawtin率いるMinusレーベルの紅一点としてワールドワイドに活躍するDJによる、ファースト・アルバム。シンセのレイヤーとグリッチーなビートが奇妙な融合を見せるM4や、暗黒ディスコ・チューンのM6をはじめ、Minus印のシンプルで無駄をそぎ落とした、モノトーンな音楽性とは一線を画す、物語性を感じさせる楽曲群を収録。
11/10リリース(TECHNO)★★★★★★☆☆☆☆

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TIMO MAAS/ Balance 017
Paul Oakenfoldに見出され、’90~’00年代にかけてトランス/プログレッシブハウスシーンを席巻した、DJ/プロデューサーの最新ミックスCD。テック・ハウス~ミニマル・ハウスに接近しつつ、彼のメロディックでエモーショナルなサイドを代表するような構成のDISC1と、さらにフロアサイドに振れた構成のDISC2からなる2枚組。
11/10リリース(HOUSE/ TECHNO)★★★★★★☆☆☆☆

SINGLES

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Perfume/ ねぇ
今年結成10周年を迎え、それを記念するライブを東京ドームで成功させたテクノ・ポップ・ユニットによる、今年3枚目のシングル。今回もプロデュースは中田ヤスタカ(capsule)で、タイトル曲は、NATURAL BEAUTY BASICのCMタイアップ曲。初回盤は、結成10周年を記念した、10面じゃばらジャケット仕様で、DVDも付属。
11/10リリース(POP)★★★★★★★☆☆☆

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Lily./ 気づいてよ…I Love You
今年7月にデビューし、10~20代の女性を中心に話題を集める、新世代シンガーの2ndシングル。タイトル曲はせつない片想いを細やかにつづる、胸キュン・ソング。カップリング曲「With You」は、明るくダンサブルなポップ・ナンバー。lill’showyが手がける、センシティヴなメロディとアレンジが、同世代女子の支持を集めそうな注目作。
11/10リリース(POP)★★★★★★★☆☆☆

Deerhunterのスタジオ・ライブをThe Interfaceで

今年9月に、最新4thアルバム『Halcyon Digest』を日本発売した、アトランタのインディー・ロック・バンド、Deerhunterがスタジオライブを行いました。現在、その模様をThe Interfaceで見ることができます。曲目は「Desire Lines」「Fountain Stairs」「Memory Boy」「Helicopter/He Would Have Laughed 」で、全曲がニューアルバムからとなっております。来年1月の来日公演も楽しみですね。

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Here We Go Magicのスタジオ・ライブをKCRWで

ブルックリンの5人組インディー・ロック・バンド、Here We Go Magicが、LAのFMラジオ局、KCRWでスタジオ・ライブを行いました。現在その模様を、上のウィジェット(またはKCRWのサイト)で見ることができます。今年セカンド・アルバム『Pigeons』をリリースした彼ら、Pitchforkなどインディー系メディアから注目されています。

CocoRosie「Gallows」

フランスを拠点とするフリーク・フォーク・ユニット、CocoRosieが「Gallows」のPVを公開しました。「Gallows」は、CocoRosieの最新4thアルバム『Grey Oceans』収録曲です。同アルバムは、古巣のTouch and Go Recordsを離れて、名門Sub Pop Recordsからのリリースとなっております。

Digitalism「Blitz」

Digitalismが、「Blitz」のPVを公開しました。「Blitz」は、Digitalismが11/8に配信限定リリースする、2年ぶりの新曲。変わらぬコズミック感が魅力ですね。ニューアルバムも来春には出そうです。

N*E*R*D「Hypnotize U」

N*E*R*Dが、「Hypnotize U」のPVを公開しました。「Hypnotize U」は、N*E*R*Dが11/10に日本発売を予定している4th・アルバム『Nothing』収録曲です。プロデュースはDaft Punk、ビデオの監督はMichael Jackson、Mariah Careyらも手がけるPaul Hunter。

of Montreal「Famine Affair」

MGMTとも交流あるインディー・ロック・バンド、of Montrealが、「Famine Affair」のPVを公開しました。「Famine Affair」は、of Montrealが9月にリリースした10thアルバム『False Priest』収録曲です。同アルバムに関するof Montrealのインタビューは、iLOUDに載っておりますので、ぜひチェックしてみてください。

Diddy – Dirty Money「Loving You No More」

Diddyとシンガーからなるプロジェクト、Diddy – Dirty Moneyが「Loving You No More」のPVを公開しました。Drake をフィーチャーした「Loving You No More」は、Diddyの5thアルバム『Last Train To Paris』(12/15日本発売予定)からのフォース・シングルです。発延となっていたニューアルバム、ついに出そうですね。

アイアン・メイデン、来日決定(2011年3月)

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メタル界の巨人アイアン・メイデンが来日、さいたまスーパーアリーナで二公演を行うことが決定しました。

今年8月に15thアルバム『Final Frontier』を発表、東はアラビア、インド、西はカナダ、南はニュージーランド、さらにイギリス、ヨーロッパ、ラテン・アメリカでセールス・チャー トの1位を、アメリカでも自己最高の4位を獲得したアイアン・メイデン。今回の来日は、ファイナル・フロンティア・ワールド・ツアーの一環として、パイロット免許を持つリード・シンガー、ブルース・ディッキンソン操縦の特注ボーイング757機エド・フォース・ワンに、クルーと何トンもの機材を積んで実現させるとのこと。ちなみにこのツアー、5万マイル(約80,465km)の行程を飛んで地球を回る壮大なものとなっております。

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約2年ぶりに復活! 森田昌典(STUDIO APARTMENT)のレジデント・パーティー、MUSeUMのチケットをプレゼント

森田昌典(STUDIO APARTMENT)がレジデントをつとめ、西麻布Yellowにて開催されていた人気レギュラー・パーティー、<MUSeUM>。Yellowの閉店に伴い、一時休止となっていた本パーティーが、11月12日(金)に、西麻布elevenにて、約2年ぶりに復活することとなりました!

記念すべきこの日には、森田昌典(STUDIO APARTMENT)に加え、ハウス・シーンをリードするTomoyuki Tanaka(FPM)、そしてR&Bシーンのホープ、DJ KOMORIが出演。ジャンルを越えた共演が楽しめる、スペシャルな一夜となりそうですね。

そんな<MUSeUM>のチケットを、2組4名様にプレゼント! イベントの開催概要と応募詳細は、続きをご覧ください。

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