Hurtsが来日、2011年1月13日に大阪・心斎橋クラブクアトロ、1月14日・15日に東京・Duo music exchangeにてライブを行うことになりました。英BBCが期待の新人を選出する“Sound of 2010”に、The DrumsやDelphicらとともにノミネートされた、マンチェスターのニューウェイブ・バンド、Hurts。80’sニューウェイブ以降のエレクトロ・ポップ・サウンドを軸にした、耽美でダークな美意識に貫かれた音楽性で注目を浴び、デビュー・アルバム『Happiness』で、全英アルバム・チャートの4位を記録した、期待のニューフェイスです(アルバムの日本盤は11月3日リリース)。今年のSUMMER SONICで初来日を果たしたHurtsは、朝イチの出演にも関わらず多くのオーディエンスを集めたほか、TBSのTVドラマ「クローン ベイビー」の主題歌・挿入曲にも起用されるなど、ここ日本でも存在感を高めています。そんなHurtsの初となる単独公演をお見逃しなく。ライブの詳細は、続きからチェックしてみてください。
Brian Enoの『Small Craft On A Milk Sea』を全曲試聴
Brian Enoが、『Small Craft On A Milk Sea』の全曲試聴をnpr musicで開始しました。『Small Craft On A Milk Sea』は、Brian Enoが10/20に日本先行発売したニュー・アルバム。Jon Hopkins、Leo Abrahamsとともにつくり上げた本作は、ちょっと意外なことにWARP RECORDSからのリリースです。エレクトロニック・ミュージック・ファンからロック・ファンまで必聴の話題盤と言えましょう。
Kanye West『Runaway』
Kanye Westが、『Runaway』と題する35分のショートフィルムを公開しました。監督はカニエ本人で、脚本をHype Williamsが手がけています。映画中では、タイトルトラックの「Runaway」など、11/17に日本発売が予定されている5thアルバム『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』からの新曲が使われており、アルバムのサンプラーとしても楽しめますね。主演女優は、スーパーモデルのSelita Ebanks。撮影は、チェコのプラハで行われたそうです。
2010年10/24-10/30の注目リリース
今週リリースのうち、アルバムのMATTHEW HERBERTからGOOD CHARLOTTEまでは、10月29日発売予定のLOUD191号にてピックアップしておりますので、そちらもよろしければチェックしてみてください。
ALBUMS
MATTHEW HERBERT/ One Club
革新的かつ唯一無二の音楽性を展開している鬼才プロデューサーが送る、一人、一夜、一個など“1”をコンセプトにしたアルバム、“One”シリーズの第二弾。ある一夜のクラブで、オーディエンスが発した音を録音し、その素材で制作した作品。クラブ・ピープルが放つ様々なノイズが有機的に結びつき、音楽としてリズムやメロディーを奏で出す、ユニークな楽曲を収録。
10/27リリース(ELECTRIC)★★★★★★★☆☆☆
AVEY TARE/ Down There
実験性を重視した独自のポップ・サウンドで人気を博す、Animal Collectiveの主要メンバーによる、初のソロ・アルバム。自身の人生体験から得た様々なイメージをモチーフにした作品で、電子音やエフェクター音、そしてAvey Tareのボーカルが、時にメロディックに、時にアブストラクトに立ち現れては消えてゆく、まるで海中や地中にいるかのようなイマジネイティブな楽曲を収録。
10/27リリース(ROCK/ POP)★★★★★★★☆☆☆
GOOD CHARLOTTE/ Cardiology
累計1,000万枚以上のアルバム・セールスを誇り、今年でデビュー10周年を迎えた人気ポップ・パンク・バンドの5thアルバム。10年以上にわたる音楽活動の中で培ってきた、多種多様な音楽的要素と、そこから生み出された新境地のサウンドを満載し、これまで以上にメロディックな、彼らにしかつくり得ない極上のポップ・パンクを再発見できる充実作。
10/27リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆
WEEZER/ Hurley
パワー・ポップ・シーンを牽引してきたバンドの、Epitaph移籍第一弾となる8thアルバム。1stシングルのアップ・テンポなロック・ナンバー「Memories」をはじめ、アルバム全体を通し、彼らのルーツに戻った、“泣きのメロディー”満載のパワー・ポップ・サウンドを展開。ジャケは、人気海外ドラマ『LOST』のハーリー役の俳優、ホルゲ・ガルシア。
10/27リリース(ROCK)★★★★★★★☆☆☆
!!!「Jamie, My Intentions Are Bass」
!!!が、「Jamie, My Intentions Are Bass」のPVを公開しました。「Jamie, My Intentions Are Bass」は、!!!が6/23に日本発売した最新アルバム『Strange Weather, Isn’t It?』収録曲です。Pitchforkによると、この曲は、11/1にデジタル・リリースが予定されているリミックスEPのタイトルトラックにもなっているそうで、同EPには「Steady as the Sidewalk Cracks」のTim Goldsworthy Remixなど計6曲が収録されるということです。
Local Natives「Who Knows Who Cares」
カリフォルニアのインディー・ロック・バンド、Local Nativesが、「Who Knows Who Cares」のPVを公開しました。「Who Knows Who Cares」は、Local Nativesのデビュー・アルバム『Gorilla Manor』収録曲です。この曲では、美しいボーカル・ハーモニーが際立っていますね。
avengers in sci-fi 「Wonderpower」
avengers in sci-fiが、「Wonderpower」のPVを公開しました。「Wonderpower」は、avengers in sci-fiが10/20にリリースしたメジャー・デビュー・アルバム『dynamo』のリード・トラックです。ビデオの非現実感が音にピッタリですね。
入場年齢制限なしの野外ダンス・ミュージック・フェス<響音楽祭>に5組10名様をご招待!
10代にもっと音楽の幅を広げてほしいという願いから生まれた、野外ダンス・ミュージック・フェス、<響音楽祭 -HIBIKI MUSIC FESTIVAL->が2010年10月31日(日)に東京・お台場シーサイドコートにて開催されることになりました。当日は、国内のクラブ・シーンをリードするトップDJ陣が出演。入場年齢制限により、普段はクラブやフェスに行けない高校生や大学生はもちろん、耳の肥えた20代以降のクラブ好きも楽しめるラインナップとなっています。チケットも、高校生以下は前売り2000円、大学生以下は前売り2500円と低料金に設定されているのも嬉しいところです。
会場は3ステージに分かれ、ハウス・ステージの“舞(Mau)”には、SHINICHI OSAWAやTOMOYUKI TANAKA、中田ヤスタカ(capsule)らが出演。ヒップホップ / R&Bステージの“奏(Kanaderu)”には、ZEEBRA、Full Of Harmony、Emi Maria、DJ KOMORIらが出演。エレクトロ・ステージの“遊(Asobu)”では、学生のDJが中心にプレイする予定となっています。また、会場にはDJ機材を触れるブースや、クラブ・ミュージック専門メディアも参加し、DJをめざす次世代のリスナーをサポートする場も用意される予定とのことです。
そんな<響音楽祭 -HIBIKI MUSIC FESTIVAL->のチケットを、抽選で5組10名様にプレゼントします! 開催概要とプレゼントの応募方法は、続きをご覧ください。
※響音楽祭は、台風14号の接近により、中止となりました。
チケットの払い戻しに関しては、オフィシャル・サイトをご確認ください
Avey Tare『Down There』インタビュー
’00年にアルバム・デビューを果たして以来、実験性を重視したポップ・サウンドを武器に、作品を出すごとに支持層を広げてきたアニマル・コレクティヴ(Animal Collective)。ニューヨークを拠点に活動を続ける、現在のUSインディー・シーンに欠かせない重要バンドです。昨年初頭にリリースしたアルバム『メリウェザー・ポスト・パヴィリオン(Merriweather Post Pavilion)』は、いわゆるチャート音楽とは一線を画すユニークな音楽性を持っていたにも関わらず、全米チャート13位、全英チャート26位を記録し、名実共に世界的注目を集めるグループへと成長を遂げています。
そんなアニマル・コレクティヴの主要メンバーであるエイヴィ・テア(Avey Tare:デイヴ・ポートナー)が、彼らが運営するレーベル、PAW TRACKSから、初のソロ・アルバム『ダウン・ゼア(Down There)』を10月27日にリリースします。彼が人生体験から得た様々なイメージを音楽にしたという本作。その内容は、電子音やエフェクター音、そしてエイヴィ・テアのボーカルが、時にメロディックに、時にアブストラクトに立ち現れては消えてゆく、まるで海中や地中にいるかのようなイマジネイティブなものとなっています。
本作『ダウン・ゼア(Down There)』の内容について、エイヴィ・テアに話を聞きました。
『Kitsune Maison 10』
Kitsuneが、『Kitsune Maison 10』のティーザー・ビデオを公開しました。『Kitsune Maison 10』は、12/2に日本発売が予定されている、時代を先取りする選曲で定評あるコンピレーション・シリーズの10作目。おめでたい10作目ということで、2枚組30曲のボリュームとなっています。この作品は、クラブ・ミュージック/インディー・ポップ好きを、大満足させてくれることでしょう。
ちなみに、ビデオに使われているファッションは、すべて『Kitsuné Spring-Summer 2011 collection: “Reporter”』からのものだそうです。このへんは、アパレル・ラインも展開するKitsuneならではですね。